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【鳴き読み】⑤ヘッドレスは単騎コロコロに注意【チーテンを攻略する】

今回はヘッドレスだったときについて書きます。

「ヘッドレス」は大きく分けて2パターンに分類されます。
A,亜両面や孤立牌がある手

69pから鳴けたら単騎待ち

B,ターツ×2の雀頭なし

どっちで鳴いても単騎待ち

2パターンと書きましたが、一応こんなのもあります。ただ、今回はややこしいのでこれは除外して考えます。
(C,くっつきイーシャンテンとの複合)

334mを鳴いたら単騎待ちだけど
4mと4567p部分のくっつきともいえる

これらの形を否定できる要素としては
「対子落とし、もしくは両面固定やカンチャン固定が入っていたらヘッドレスではない」
ということでしょうか。
ヘッドレスなので対子落としが入っていたらおかしいのは当然として、両面対子やカンチャン対子から雀頭をなくすような選択にはならないよね、と考えればしっくりくると思います。

冒頭で挙げた手牌で確認すると

7pや8pを持っていたら3mか6sを切りそう。
36mや69sチーのときもその晒されたターツで
両面固定(45mや78sを先に切ってる)が入っていたらおかしい。
7pや8pがあればカン2m待ちになっている。
また、1mや3mでカンチャン固定している場合も69p待ちに取れている。

チーしたときの待ちに関して

AとBの牌姿で、チーしたときの共通事項としては
「チーして晒されたターツとは別色の数牌が切られる」ということでしょうか。

逆に、AとBで異なる点としては
「Aはチー出しの数牌とは違うブロックの待ちになっているが、Bはチー出しのソバテンになっている」
という感じです。

なので、「ヘッドレス」という括りではどのあたりが危ないですよ、と断定するのは難しいです。共通して言えることとしては、単騎聴牌(ノベタン亜両面を含む)なのでこの後待ちが変わる可能性がある、ということでしょうか。

特にターツ×2の雀頭なしの方に関してはターツが連続形でない限り純粋な単騎聴牌になるので、待ち頃の牌が来るまで手だしが続いて単騎待ちが変わっていくことになります。
(これを俗に「単騎コロコロ」と言います。名前かわいい)

69pチーしたら一旦1m単騎(3m単騎)を経由して別の待ちになる可能性が高い。
チーテンが入っていそうなところからターツ落としが入ったらだいたいコレ

なので、チーした瞬間は分からないですが、次の手出しでターツ落としが見えた時にはヘッドレスのイーシャンテン→チーして単騎テンパイだったのかな?と読むことができるので、その後は単騎待ちを疑うことができます。

(もしくは2枚目の手出しが空切りだったり、鳴く前はターツオーバーのリャンシャンテンで純粋にターツ落としをしただけだった、ということもありますが、そのあたりはまた別の機会で書きます。)

単騎待ちということは河的には通りそうな、思いもよらぬ牌でロンと言われることがあるわけで、その可能性を踏まえた上で打牌選択が出来るのは大きいですね。

これまでにやった内容もふまえて、副露時の対子落としや両面固定というのは情報として大きいのだなぁということが分かると思います。

●チー出し数牌
1,複合ターツのフォロー牌
2,食い伸ばし
3,ヘッドレス
4,愚形解消用
5,ヘッドレス+暗刻

●チー出し安牌
6,ターツ×2+安牌

チーテンのパターンのうち、両面固定や対子落としが入っていたら2,3,5が否定できるので、重要な情報です。


内容薄いですが、今回はここまでで勘弁してください。

過去記事はこちら


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