【三麻】役牌バックってポンテン取るの?【実践編】
昨日の記事の続きを書いていくよぉぉぉ('ω')
サンマにおける役牌バックについて
(画像引用:麻雀プロ団体LINEチャンネル/Ⓒ株式会社スリーアローズコミュニケーションズ)
昨日のこの牌姿。
9mと西と東の対子3つのやや受け入れ苦しめのイーシャンテン。
ダブ東の役牌バックのテンパイを取るか、取らないか。
答えを先に言うと
9mは1枚目も2枚目も鳴きません。
西は1枚目はとりあえずスルーするつもりで、2枚目は鳴くかもしれません。
その違いはどこにあるか。
9mをポンすると、東という部分役と1s引きでのチャンタに依存する形になり、そのあとの変化は望めません。
西をポンした後は、場合によってはテンパイを外してホンイツに移行する手順も残ります。ここに違いがありますね。
ここからソーズを1枚引いた場合は
テンパイ外しでホンイツ移行という手順もあります。
元々、東を引かないとあがれなかった手ですが、ソーズを1枚引くことでホンイツのイーシャンテンにも取れます。
引く牌次第ですが、上の牌姿であればソーズの1~7でテンパイなので、すぐにテンパイ復活しそうで、東引きも一旦アガリ逃しの形にはなりますが、打点がアガった状態でテンパイを組みなおせたので、まぁ良いでしょうという感じですね。
それではホンイツ移行の手順が残らないような、ピンズとソーズを均等に持ってる手牌ではどうでしょうか?
例えば、この牌姿で9mが切られて、余剰牌(以降「X」とします)を切れば東バックのテンパイだとします。
昨日の記事にも書いたように『テンパイ』と『イーシャンテン』では、
余剰牌を1枚持てるか持てないか、というところに差がありました。
このXの牌の質次第で、ポンテンを取るか取らないかが変わってくるのかな?
試しに、Xに牌を入れてチェックしてみましょう。
1,手牌に関連していない端牌
うーん。なんかどうせ東がないとアガれなさそうだし、取っても良いんか?
2,両面の補助牌
9mをスルーしたとしたら、9mは1枚枯れ。
2-5pの両面が埋まっても東と1枚切れの9m待ち。であるならば東バックのテンパイを取っても良いんか?
3,良形を作りやすい孤立牌(連続形)
ソーズで両面や三面張が出来たら1枚切れの9mを切って変化を見ても良いなぁ。これは東に依存しなくても両面リーチが打てそうだ。
こういう変化とかね!
東の相方として、横の変化がない9mという端牌が含まれている場合は、真ん中のシュンツに1枚引いた連続形があればそこに変化を求められそうです。
次に、9mの部分が中張牌の対子だったらどうでしょうか?
中張牌の対子×2組と東に余剰牌が1枚あるイーシャンテン。
これはXが端牌だったとしても、良い形になる変化がめちゃくちゃありますね。
3対子の部分が中張牌の場合は、変化するための有効牌が多いので、わざわざ東頼みの役牌バックにしなくても、両面リーチまでたどり着けそうです。
じゃあ対子が端牌+端牌で、連続形も作りづらい牌姿なら?
これはXの牌がなんであれ、両面リーチになるのは難しそう…。
結局東がないとアガれなさそうだし、これは渋々東バックにしますか。
まとめ
〇ホンイツやトイトイという役牌以外の手役に移行できる可能性の有無
〇余剰牌の質
〇役牌以外の対子2つの部分が端牌か中張牌か
これによって判断を変えましょう、という感じです。
ヨンマとの違いとしては・・・
●ヨンマに比べてサンマのほうが有効牌が多いので、Xが不要牌でもすぐに有効牌を引けることが多い
●めくり合いになったとき役牌バックという愚形テンパイでは押しづらい
●流局率が少なく、流局時の罰符による点棒移動は微々たるものなので、「テンパイをしていること」の価値がヨンマよりも低い
サンマは「あがりが見込めるテンパイ」に価値がある。
なので、ヨンマと比べると、はるかに役牌バックのテンパイを取る機会は少ないと思います。
だからこそ使いどころが難しい・・・!!
今日はここまで!
それではさらばじゃ!!
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