推しの幸せ

ってなんだと思いますか?

10年も地下アイドルなんて追いかけていると色々考えます。

人気が出ること。
でかい場所を満員でライブが出来ること。
テレビに出ること。
楽曲が売れること。

色々あると思うんですけど、
僕は、ゆくゆくはしあわせになってほしいです。
出来れば誰が見ても、の方w

やめて(やめなくても)パートナーに愛されるでもいいですし。
ファンが増えて承認欲求が満たされるでもいいんです。
お金が儲かるっていうパターンもありますね。

とにかく余生(大げさ)は幸せを願います。
出来れば、変な相手には引っかかってほしくないかな?w心がつらいです(苦笑)

お金が全てではないですが、、、
誤解を恐れずに言うと、地下アイドルで儲かることはなかなか難しいです。(もちろん例外もいらっしゃいます。)

ここからは素人の算数なので、皆さん真に受けないように。憶測が含まれるどころか、憶測しか存在しません。もう完全に妄想です。それをわかったうえで読んでくださいね。


ライブのチケットは無銭~5000円程度でしょうか、中にはものすごく高いチケットを売っているグループもありますが、まぁまれです。

チェキ
主に、ここが収入源だと思います。500円~3000円くらいの格差かな、中央値でまぁ1500円とかでしょうか。

運営は一人、もしくは二人、グループにメンバーが5人いたとして、チケットバックがあるのかないのかも結構わかれるところではありますが、まぁ、あると仮定して、人気もそこそこあるとして、一回50人呼べた場合(多めに見積もっています)

チケットが2000円だとすると、50人で10万円です。半分がバックされるとしたら、5万円。

チェキ1500円メンバー5人。平等にファンがいて、それぞれ推しと1枚チェキを取ったとします。50人1500円なので7万5千円

1回のライブで上りは12万5千円、週末ごとにライブをやったとして、月4回、49万円。

スタッフ2人、メンバー5人、7人で平等に割っても7万円です。とても大人が生活できる金額ではありません。なので、兼業になることが多いと思います。バイトとかでしょうか。

実際は、月にライブは4回ではないでしょうし、チェキだって10枚売れない人もいるでしょうし、もっと売れる人もきっといます。

なにより、チケットバックがあるイベントでライブが出来るかわかりません。なんなら、ライブのために金払うまであります。

運営する以上、音源の制作や、ステージを作るための練習等もあり、それらは無料ではできません。

月のすべてのライブに来るファンが必ず50人いるグループで物販でお金を落としても、これです。

もうちょいと、現実的にすると
実際には、チェキは一枚では済まないと思いますし、ファンも50人なんて呼べるところは凄い方で、箱のチケットバックもあやしいもんですし、何より、フェス形式などの対バンではほぼほぼバックは期待できないでしょう。あくまでもワンマンという前提。

で、ここでリアルな計算。
スタッフ2名
チケット2000円
チェキ1500円
メンバー6人
月にそうですね、15回はライブするグループがあったとします。ファンは平均30人コンスタントに集客できるとします。

その全てにファンが来たとして仮定します。

30人x2000円x15回=900000(ワンマンなのでイベンターに持ってかれない、はずw)

チェキはファン一人2枚は撮ってくれるとします。毎回購入。

30人x1500円x2枚x15回=1350000

2250000÷8人=281250

ここまでくると大人が生活していくのに現実的な数字になってきますが、ここには必要経費は計上していませんし、ランニングコストも考慮していないので実際にはもっと少ないと思います。何より製作費も取っていない状態。継続するには何かとお金がかかります。

ファンは1回のライブ参加で、チケット代と、チェキ2枚で5000円の出費、ですが、同じ人間が月15回のライブにもしも全通したとすると、交通費などを除いた状態で、75000円になりますので、趣味としてはなかなかの値段になります。ここに交通費や食事など含めば10万円は軽く超えると思いますので、まぁ全通する人はエラバレシ民と言うことになりますね。

実際には、週1回月4回行っていればなかなかの参加率ではないでしょうか?かかる経費も2万円なのでギャンブルなどの趣味に比べればとてもリーズナブル。

全通がエラバレシと書きましたが、実際にしている人もいるし、なんならもっと突っ込んでいる人もいるでしょう。ライブに行くだけでこれです。ここにリリースや、オリジナルグッズ、オンラインイベントなども入れていくとやっぱり結構な額に。

他に趣味持つのはむずかしいでしょうね。あと妻帯者も厳しいかと思います。実際、ライブハウスに来るオタクで妻帯者の割合は低い気がします、何より、家族の理解がないと内緒にするしかないですしねw

各言う僕は平均ギリ4回くらいの一般人でした。独身かつ貧乏w

昔はねー、引くほど行ってましたけどね。最近は無理になっちゃいました、理由はいろいろです(苦笑)

だから多分やりがい搾取なんて言葉は使いたくないですが、そんな側面も大いに含んでいる文化です。個人的には地上のメジャーアイドルとは違い、地下アイドルは物語を嗜むものだと思ってます。もちろんメジャーでも同じような場面はあると思いますが、地下は楽曲を含めても、物語性はとても高いです。規模は小さいものだとしてもそこには人生の何かが詰まっています。

「いいことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもない」とか昔誰か言ってませんでしたっけ?w

で、幸せの話。

こんな感じなので長く続かない場合や、挫折してしまう場合、なども多々あります。推しとの別れは寂しいものですが、だからせめてやめた後は幸せになってほしいのです。そこに僕はかかわれないのだとしても。

推しは推せるときに推せなんて、もっともらしいことを言うつもりはないですが、でも真理でもあります。

だから病んでる暇があったら応援しようぜ?

っていう話w


別に病んでないよ!!

















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