降格制度が与えた影響とJリーグに物申す


先日、J3でもJFLとの入れ替えを行うとJリーグ公式よりリリースがあった。
私は以前からこれについて言及しており、これからJ3は厳しい戦いになると警鐘を鳴らし、警戒していた

実際に各J3クラブも降格しないために今オフはかなり補強に力を入れている。
セランテスやドゥドゥを獲得した今治やJ3有力者を大量に獲得した鹿児島等の上位陣は言わずもがな、昨年J3下位に終わったクラブでも例年に比べ本気度の見える補強が行われている。
恐らくこの本気の補強には降格によるライセンス剥奪が大きく影響しているのではと考えられる。(この記事を読んでいる大半の方は同じ考察をされいると思うが。)
例えばJ1ライセンスを持っている松本山雅FCやFC岐阜、いわてグルージャ盛岡は今年降格してしまえばJ1ライセンスすら失ってしまう。ライセンスを失ってしまえばスポンサーやファンは減って最悪クラブ消滅すら有り得てくる。
少しでも長くJリーグに入るために、上へ行く為にと言う気概が各クラブから見えてくる。

そして私はこの記事で1番言いたいことがある

それは

本当にその方式でJ3↔JFLの入れ替えを行ってもいいのか

残留出来ずに降格や入替戦で敗れ降格した場合、先述しているJリーグのライセンスを失う
すなわちJFLに落ちた場合、通常降格チームに与えられるはずの降格救済金すら無くなってしまう。
JFLに落ちてしまった場合、先に書いてある、スポンサーやファンが減っていく可能性は高く資金的にも非常に苦しいものになる。
そして近年のJFLは非常にレベルが高い。一度落ちてしまえば簡単に戻ることは厳しいと容易に考えられる。

これは多くの方々が述べていると思われるが、私はJ3は東西制にすべきだと思う。

現状、J3は北は八戸、南は琉球とかなりの移動距離を強いられる。J3クラブの大半は資金力的にも脆弱であり、この遠征費用が財政面をかなり圧迫していると思われる。
そして、選手にとってもこの大移動は大きな負担になっているのも事実。

J3クラブの環境整備がなかなか進まない、怪我人が多数出てしまうのはこれらの要因がかなり大きいのではないかと私は感じている。

J3リーグ東西制、東西の上位2チームによるプレーオフを行ってJ2との入替えを行えば、移動距離によるチームや選手への負担の軽減、試合数が増えることによって興行面での増収、オフシーズンが静かなJ3が更に盛り上がる事にも繋がると思うのは私だけだろうか…

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