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デザインで迷った時 「そもそも」を考えれば8割クリアできる説。

よく仕事でデザインをしてて
迷う事ってあるんじゃないでしょうか。

「レイアウトは1カラムで行くか、無難に2カラムにするか」
「コーラルピンクだとオシャレだけど弱い、ただ普通のピンクだと強い」
「この要素はどれだけ大きく配置すべきか」

僕はあります。80代のジジイの頻尿並みにあります。

そんな時、大概の場合は今から説明する
「そもそも論」に則って、考えれば8割は解決できるように思うので
ご紹介できればと思います。


1.そもそも誰に伝えたいのか

アートボード 1 のコピー 4

今、自分が作ってるデザインって最終的に誰に伝えたいのか?
重要ですね。

「20代の就職活動中の大学生向け」
「幼稚園の子どもを持つママ向け」
「70代以上の老人ホームを考えているシニア向け」

ターゲットによって、作るべきデザインはもちろん変わる。
例えば、
10代の大学生が思う「可愛い」と
30代の大人が思う「可愛い」
70代のシニアが思う「可愛い」
は共通では無い。

さらに深掘りすると
10代の大学生にも
ギャルが居たり、サブカルな女子が居たり様々で
それぞれの思う「可愛い」もまた異なる。


「誰に向けて」のデザインなのか、ターゲットがハッキリしていれば
方向性を大きく絞る事ができて対策が打ちやすいはず。


2.そもそも何を伝えたいのか

アートボード 1 のコピー

デザインする上で、1番伝えたいことは何か。

例えば、
「期間限定でナイキのスニーカーが30%OFFになる」
事を伝える告知バナーを作るとなった時に

1番伝えたいのは
「期間限定」
「ナイキのスニーカー」
「30%OFF」
のどれなのかで要素の大きさ、配置、レイアウトが
自ずと決まってくるんじゃ無いでしょうか。


「経験不足なので、うまくレイアウトできない」
っていう不安もあるかもしれませんが
基本的に、情報の優先順位を間違えていなければ
大外しすることはないように思います。


3.そもそもどのように伝えるのか

アートボード 1 のコピー 2

これは案外抜けがちなのですが

例えば、先ほどのバナーを例に出すと
「Webサイトのメインビジュアルで使用したい」
「Google広告で使いたい」
「LINE画像で使いたい」
で、それぞれ用途が違うため
それぞれのフォーマットに則る必要がある。

また、
「Webサイトで補足テキストと一緒に設置したい」
「Webサイトでバナー単体で設置したい」
「Webサイトでカルーセルスライダー中で設置したい」
「WebサイトでバナーAとバナーBの間に設置したい」

など、詳細な条件もあるので
それによって必然的に条件は絞れてくる。


4.そもそもこれは必要なのか

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何気に、これが1番大事な気がします。

例えば、新しくオープンするパン屋さんが
同じ町内に住むひとたちに向けて、開店告知をしたいので
「WEBサイトのランディングページ」を作って欲しい
と依頼したとする。

町内っていう割と狭い範囲に向けてなら
ランディングページを作るより
フライヤーを作って告知した方が効果的じゃないかなと。


主題と少しそれますが、ここで気をつけたいのが
「ランディングページの方がフライヤーより単価が高いので、依頼を取り下げるのは損」
みたいな考え方で
この場合、短期的に見たら依頼されたままランディングページを作ったほうが良いのかもしれませんが
それで効果が出なかった場合、次回以降の依頼はなくなる可能性が大きいので
もし、クライアントがずれた依頼をしてきたと感じたら、プロ目線でしっかり提案してあげるのが良いでしょう。


まとめ

アートボード 1 のコピー 5

デザインしていると初めのうちは
「なんか違う、、、でもなんだろう?」
みたいな事で悩んで泥沼にはまっていく事が多いように思いますが

そもそも論に則って、根っこから見直し
「○○だからこうデザインしよう!」みたいな考え方を習慣づけられたら
デザインの説明を求められた際にも紐付けやすいのでオススメです〜。

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