作曲 taulin
作詞 シンスケサイザー
擦り切れた
ゴム紐
空のまま
置かれてる
白が煤けた
佇まい
君は 居ない 今は
ありふれている
毎日の
中に
絡まる
心の鎖に
何度も
立ち尽くす
時
名前を呼べば
足元へと
駆けて来る
他愛のない
あの頃が
愛しい
狂おしくて
声に出して
見上げたら
茜が
燃え尽きる
情熱が
夢からさめて
少しずつ
心 乾いて逝く
草原の
ゆりかご
ベッドにして
雨上がり
白い雲間に
鮮やかな
虹を 見つけていた
何気ない日々の
ありふれた
事が
いつしか
姿を消してく
この手に
届かなく
なる
名前を呼べば
胸元へと
駆けて来る
他愛のない
あの頃が
恋しい
愛は焦がれ
求めている
行き場ない
心は
俯いて
情熱は
冷まされて行く
窓辺には
雨を求める花
まるでアカネの
花言葉
「不死」は
いつしか
永遠の絆へと
何度も
絡みつく
傷
連れてかないで
虹の橋へ
駆けて行く
甘え媚びる
無邪気さが
しだいに
薄れて逝く
遥か遠く
遣る瀬ない
わたしの
やり切れぬ
矛先に
よどみだしてる
空模様
雫が 迎えに来る