作曲 いつリリースするの? 今でも良いでしょ!
あなたがもし、完璧主義者で、
決してミスのない作品のみをリリースしなければならない音楽家であれば、
この完璧ではない記事を読むのは、かなりのミスに値します。
このお話は、お金をいただくような音楽配信のリリースの事ではりません。
僕は思うんです。
20数年前に、アマチュアが使わせてもらえなかった、
音楽プラットフォームの時代を知っているから。
物凄いクオリティーの高い音楽が、
プロもアマも問わずにカオスとなっている、
例えばSound CloudやAudius。
みなさんは一度くらいは、Sound Cloudを見た事あるかなと思います。
凄く完成されている作品だらけです。
僕のような強心臓だが、家族がいて時間のない音楽家は、
はっきりいって、
次また自分の同じ作品について、
再度着手するまとまった時間が取れるかわからない。
思うんですけど、
今制作中の音楽をそのままアップロードしてみるのも、
悪くないんですよ。
Audiusは、僕の感覚ではまだほとんどのユーザーが音楽家、あるいはレーベルか音楽に造詣の深い人です。
聴く側がかなりのプロなんですよね。
世界には、Submit_hubという評価を受けるサービスもありますが、
それは完成作や配信中の音楽をキュレーションしてもらう布石の物です。
未完成作品とは言っても、自分が出来る範囲の、
可能な限りの、現時点での完成版をアップロードしてみるのです。
僕は実際、今でもそれが未完成版であるとタイトルにつけて、
AudiusやSound Coludにアップロードしています。
いくつか理由があります。
そのうち、今日はたった一つ、あなたに伝えたいと思います。
自分が今作っている音楽が、
他の人に聴かれているって意識する事が良いのです。
親切な人は少ないですが、たまに意見をくれたりもします。
どういうわけか、試作品レベルなのに数百回聴かれて、
いいネ!
されたりします。
嬉しいのもあるし、(めっちゃ恥ずかしい)って思います。
めっちゃ恥ずかしい。は、どうしてそう思うのか。
客観的に音楽を聴く人の側の意識になるからです。
そういう訓練を繰り返すと、
マイナス面では、強心臓になって質が悪くても、とりあえずアップしちゃったりできちゃいます。
プラス面では、より良い音色、フレーズ、展開、ボリューム、コード進行でも良いですね、EQ、エフェクター、新しいアイデアが浮かびます。そして、あなたを好きな人が、いち早く聴いてくれます。
僕が感じる、一番のプラス面は、自分がどのクオリティで一区切りにするかを鍛錬出来ることにあります。どこかに落としどころが無ければ、一生リリース出来ません。DAWソフトのcalkwalkでも、そう言ってたでしょ★
そうやって悩む人が一定数居ると思います。
だって、あなたは完璧主義者だからでしょ?
素晴らしい悩みですが、
僕には気の毒に思えて仕方ありません。
僕には、音楽を作る事自体で悩むことはありません。
聴かれない、売れない。
といった平凡な悩みを持てる幸せな毎日です。
僕が伝えたい要点は、
一度誰かに聴いてもらうっていう解決策もあるんですよ。
聴いて貰ったとして、
どう聴こえるんだろう、
どうやって伝えられるんだろうって感じる事で、
自分が磨かれるって思うって事。
これは音楽じゃなくても、創作一般に通用する話だと僕は信じています。
僕は例えばこんな風に、
バージョンの代わりにK. 1、K. 6みたいに、
ケッヘル番号の表記を使っているよ。
最初のバージョン
https://audiostock.jp/audio/249898
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