誕生日にLeica M3を迎えた話
今年の自身の誕生日のご褒美を何にしようかと物色していたところ、良さげなM3を見つけてしまいお迎えしてしまった話。
カメラを探し出す 「私の誕生日、カメラの日じゃん!」
私の誕生日は11月30日
この日はなんの記念日かと調べてみると「カメラの日」
これはカメラを買うしかないじゃん!仕方ないよねと自分に言い聞かせて色々物色していました。
時刻はすでに0時を回った後、あれこれ漁っていると良い感じの状態のM3を見つけてしまい、深夜テンションでクレジットカードの番号を入力していました。
買ったカメラの詳細 「Leica M3ってなによ?」
詳しい話はネットの海にいくらでも転がっているのでざっくりと
ドイツのLeica社製のカメラ(当時はエルンスト・ライツ社)
1954年に発売されたフィルムカメラ
一部の人からは最高のフィルムカメラと言われることもあるカメラ
私の入手した個体は、1957年製のDS(ダブルストローク)の個体です。
製造から60年以上経っていますが、ファインダーもカビ跡など特に無く、実用上問題のない状態でした。シャッタースピードも問題なさそう。
試し撮り 「どうでもいいから写真見せろよ」
フィルムカメラなので、各部の動作が問題ないか確認するためには、写真を撮ったフィルムを現像するしかありません。
とりあえず、動作確認も兼ねて1本分撮影をしてみたのでその写真をどうぞ。
使用した機材
カメラ : Leica M3
レンズ : Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Aspherical
フィルム : Kodak UltraMAX400
(M3は40mmの画角を撮るのには向かないんだけど、Mマウントレンズがこれしかない。集めなきゃ。)
まとめ 「わかっていたけど金がかかる!」
写真の写りとしては、基本的にレンズとフィルムによって変化するので、Leica M3自体は関係ないのですが、レンジファインダーという独特な操作感と、電子制御無くすべてが機械的に動作している感触は操作していて気持ちいいです。
骨董品なので扱いには多少気を使わないといけませんが・・・
わかってはいたことですが、フィルムは高いです。
1本で当たり前に¥1,000を超えてきます。
それに加えて、現像・データ化で更に費用が・・・
デジタルほどパシパシ好き勝手撮っているとすぐ破産します。
その重みの分、ゆっくりと考えて撮れると考えれば良いと言い訳しても、やっぱり安いに越したことはないよね。
実用品ではなく完全に趣味の世界なので仕方ないですが、お財布と相談しながら使っていくことにします。
Leica M3のファインダーには50mm、90mm、135mmの3つのフレームが表示可能で今回使用したレンズの40mmは確認することができません。
50mmののフレームを頼りに大体で合わせていますが、ちょっと難しいですね。
そもそも、レンジファインダーで構図を厳密に合わせようというのが間違っているのかもしれませんが。
とりあえず、次は50mmのレンズかな・・・
でも90mmも楽しそうだよね。