MFB SYNTH PRO REVIEW
なんだかやたらと僕のツボにハマるシンセメーカーベルリンのMFB から去年発売されたSYNTH PROのレビュー。
なんだかんだ40年近くやっているらしい。最近だとDominion oneやDominion club などのシンセを使って遊んだりしていたのだが、去年ポリシンセを発売した。
値段も割とする(アナログポリシンセでこの値段は安いけど)のでリサーチを重ねた所、どうやら初期のロットは欠陥(バグ)があるものがあるとかの噂で、ちょっと買うのをためらっていた。
2020年11月の時点で最新はバージョン4となっており、どうやらたくさんある問題もかなり解決されているらしい(まだあるけど)
で肝心の出音は個人的にとても良い。特に70’s80'sのアナログシンセ好きにはハマる音かと思う。juno 60,106とヤマハのcs 80ぽい感じ。black corpolation から出てるcsのクローンシンセにも音が近いかも。
操作の感じに若干トリッキーなところがあるのと、設定次第でLCDからのノイズが出てしまう。普段からドイツのブティックメーカーなどのシンセやドラムマシンを触ってるならそこまで気にならないとは思うけれど。
パッチメモリー可能なシンセに良くあるんだけど、読み込んだメモリーとノブの位置が違うから、違うパッチをロードしてノブを動かしたときに設定値まで数値が飛んでしまうのだけど、これがやや面倒。せっかく小型で持ち運び楽なのに、ライブで使いづらいというか。
細かい問題点はあるけど、値段や音、サイズ感なんかのバランスが気に入ってます。日本に住んでたらjunoとか買うだろうけど。