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【就活登山vol.3】グルディス、得意ですか?苦手ですか?


第3回≪就活登山≫のテーマ


こんにちは!
シナジーマーケティングの福尾です。

さて、vol.3となりますが是非最後までお付き合いください!!
今回のテーマは

『グループディスカッション』です!!
(以下GD)

インターンの選考やイベント、本選考などで経験されることが多いでしょう。
今回はこのGDについてのお役立ち情報を展開していこうと思います。

GDが始まると恐らく「進行やります!」「タイムキーパーします!」のように、
役割分担をすることから取り組むのが多いと思います。
でもこれって何のためにするんでしょうか?

■就活におけるGDの目的


そもそも、ディスカッションは「議論・討論」と訳されます。
議論を交わし、1つの結論を出すことですね。
似たような単語でディベートがありますが、ざっくり言うとこちらはルールに沿って相手を言い負かすことが目的なので意味が異なります。

つまり、就活におけるGDの目的は

「与えられたテーマについて議論を交わし、チームで1つの結論を出すこと(時間内に)」

なのです。
(今回の最重要ポイント!)

大事なのでもう1回言いますが、誰かを言い負かすことではなく、チームで議論し合意形成を取りながら限られた時間の中で結論を出す、ということを忘れないでください。

逆に言うと、時間内に全員の合意がある結論を出せないと、目的を果たしたことにはなりません。
つまり、冒頭に記載した、役割分担はこの目的を果たすために行っているのです。

これを念頭に置いた上で次に移ります。

■リーダーは評価されやすい?

今度はこの役割分担において、リーダー(進行役)は評価されやすい。
書記やタイムキーパーは評価されにくい。
ということをよく聞きます。(ネットにそんなこと書かれていることも)

ですが、多くの場合、役割によって評価が変わるということはないと思います。
一方で、上記の書記やタイムキーパーが評価されにくいと思われているのは、役割自体の問題ではなく、その一歩前の前提が抜けているからだと思います。

GDの目的、覚えていますか?
「与えられたテーマについて議論を交わし、チームで1つの結論を出すこと(時間内に)」ですよね。

結論を出すためにチームで議論が必要ということなので、
逆に言うと全員が発言する/意見することが目的達成には欠かせません。
この観点が抜けている方が多く、
書記=みんなの発言をメモにまとめることに固執する、
タイムキーパー:時間を計って「残り〇分です」を定期的に言う、
だけになっていませんか?

あくまで全員発言する(意見を出す)という条件の上に、それぞれの役割があるのです。

発言の仕方はその人のタイプによると思います。

・ガンガン発言していく人
・一度考えて、整理してから話す人
・数値や事実情報を分析してから話す人
・客観的に見て、議論が目的からズレた時に軌道修正する人
・残り時間を考えて、一旦次の議論に移行するよう促す人

など、スタンスは人によって変わると思いますが、
GDはあくまで「チーム」で結論を出すことなので例に出したような「書記だから話さないでいい」では評価されにくくなってしまいます。

もう少し言うと、選考官目線で考えるとあまり発言していない人を評価するって難しいですよね。
どう評価していいかわからない人のことを、自信を持って次の選考に!とはなかなかならないです。

■チームで結論を出すために

では、この「チーム」で議論を活性化するために重要なことって何だと思いますか?

見ず知らずの人たちといきなり「チーム」と言われてもなかなか話しにくかったりしますよね。
だからこそ、実は大事なのはディスカッションの「前」なのです。
イベントであれば選考開始前にチームに分けられますよね?
選考前であれば、開始時間の前に少し時間あったりしますよね?
この時間、どのように過ごしていますか?

ぼーっとしてたり、別の作業をしていませんでしょうか。
チームメンバーは仲間です。
少しでも関係性を築いた上でGDを開始した方が、意見も言いやすくなりますよね。
是非、開始前の時間帯からコミュニケーションを取ることで、
いいスタートを切れるようにしてみてはいかがでしょうか?

■まとめ


まだまだお伝えしたいことはありますが、今回このあたりで。

改めて、今回はグループディスカッションについて、よくあるテーマごとの対策や役割におけるスキルではなく、そもそもの目的についてや、その目的を果たすために重要なことを主眼に書かせていただきました。

それは、非常に重要なのにあまり書かれていないような気がしたからです。小手先の技術ばかりを磨く前に目的に立ち返ってみてもらえると、取り組み方も変わってくると思うので活かしてもらえると幸いです。

お読みいただきありがとうございます!
次回、vol.4でお会いしましょう!


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