2/7 地獄のSE
どうも、しんどろぉむと申します。
1月末辺りにYouTubeのおすすめ欄に突然流れてきたこの動画
サムネイルに写る主人公が好み過ぎて、いつの間にか見ていました。
いざ見てみたら雰囲気も私の好みで、映画の予告編を見て初めて本気で「観たい」と思いました。
その後色々調べたりして、
2/7 CINEMA Chupki TABATAにて見てきました。
その感想を、備忘録としてここに書こうと思います。
地獄のSEに付いて
地獄のSEは川上さわさんと言う方が作った自主映画で、川上さんが19歳の時に作った初監督作「散文、ただしルール」がカナザワ映画祭グランプリを受賞し、その後作った初長編作だそうです。
地獄のSEもスラムダンス映画祭長編部門に選出されています。
あらすじ
『中学生天野モモ(14)は電車の中で町に狂いの雰囲気が解き放たれる瞬間を目撃するが、天野は恋に忙しかったため気に止める余裕が無かった。天野の想い人である早坂にに子(14)はその狂いの波に乗る。海が近くなった町で、中学生たちが恋をして愛をしなかったりします。』
天野の友達の吉行六鼓は、元々不登校で今は殆ど保健室に居るそうで
14歳不登校の私は親近感を抱きました。
心に残っている台詞があります。
「生きるとか死ぬとかうるさい、ようは誰かに殺されたいんでしょ」
天野モモが言った言葉です、本当にその通りだと思いました。
自ら死んでしまいたいほど思い詰めるときもありますが、基本的にはこれです。
自分で終わらせるにはまだやりたいことがあるけれど、別に生きていたいわけじゃない。
ずっと思っていました、誰かに殺されたいとか、たまたま今車に轢かれて死ねば良いとか
これ私だけの話じゃなかったんですね。
ずっと私が情弱なだけだと思ってました。
その後の私の話
映画の上映後、川上さんによるアフタートークがありました。
アフタートークが終わった後物販で購入したアンソロジーにサインを頂きました。
サインを頂いた時、隣に立っていた映画館の方が「学生さん…?」と聞いてくれたので
「中学生です」と言ったら
川上さんが「嬉しすぎる…!」と言ってくださって、嬉しすぎました。
その日は24:00過ぎに布団に入ったのですがなかなか眠れず、そのまま朝になり、一睡もしないまま別の映画を見に行きました。
眠れなかったのは地獄のSEを見て感じたことについて考えすぎたからな気がしていて、上映が終わった直後
「私は自分のことが嫌いな私が好きで、
自分のことが好きな私が嫌いだ!」
と思いました。
これをずっと考えてました。
嫌いだから好きになって、
好きになったから嫌いになって
これが私の中で常に繰り返されていることに気が付いた気がします(まだはっきりこれだとは思えていない)
物販ではポスターも売っていたのですが、
映画館に飾ってあるマジのB1サイズのやつで
ビックリして買いそびれてしまいました。
後にめちゃ後悔して映画館に電話したら
「残り1点しかなくて…」と言われてしまい
私は再入荷待ちガチ勢と化してしまいました
あとマジでまた見たいので円盤化キボンヌ
自主映画って円盤に出来るんですかね。
今後好きな映画の所に地獄のSEと書いて
センス🈶なクリエイティブカルチャー人間の振りをしようと思います。