HUG Hug (ハグハグ)
HugHug(ハグハグ)
1.
ある日ボクが歩いていると、ハグをしているネコがいた。
いいなあ。
ネコのハグに入れてもらった。
2.
ハグをしている犬がいた。
いいなあ。
犬もボクをハグしてくれた。
3.
ハグをしているヘビがいた。ヘビもハグをするんだね。
いいなあ。
いったいなん匹のハグなんだろう?
ボクもハグに入れてもらった。やっぱり何匹だかわからなかった。
4.
ひろばにつくと、いっぱいハグをしていた。
こんなのははじめて。
ハグっていいなあ。
5.
ハリネズミがボクに気がついてハグしてくれた。おなかのところだからいたくないよ。
どんどんいくと、またハグをしているひとが、、、、
6.
あれ?ちがった。おすもうだった。
ボクも入れてもらった。
投げられた。
どすん。
7.
もっといくと、ハグをしているおまわりさんが、、、、
じゃなかった。
ドロボウをつかまえていたんだな。
8.
にげていくぞ。おいかけよう。
おいかけていくと大きなオニがいて、ドロボウをハグしようとうでをひろげた。
9.
けど、ハグじゃなかった。オニはドロボウをツルッとのみこんじやった。
わー。こわい。逃げるぞ。
10.
逃げていったら、ハグをしているユウレイが、、、、
こわいよー。
11.
ああああ?
ユウレイってハグができないの?
かなしいなあ。
12.
かなしいなあ。
ハグできないなんて。と思いながら行くと、あっちからママが来た。
13.
だいじようぶかな?ホンモノかな?
オニじゃないよね?
ユウレイじゃないよね?
ボクはしんぱいした。
14.
ママはボクをハグしてくれた。ああよかった。
ボクもママをギュッとした。
15.
さっきのユウレイが追いかけてきたので、ボクとママのハグに入れてあげた。
こうすればだいじようぶ。
いまいち手ごたえはないけど、やっぱりハグはいいなあ。
おわり
このnoteは下記の展覧会と連動しています。
おひねりをもらって暮らす夢は遠く、自己投資という名のハイリスクローリターンの”投資”に突入。なんなんだこの浮遊感。読んでいただくことが元気の素です。よろしくお願いいたします。