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BEYOND2023 どこよりも早い現地レポート(トークセッション⑤)
2023年10月7日(土)に開催されるBEYOND2023に、Syncableから2名参加しております。気になったお話や登壇テーマを現地レポートします。
本記事はトークセッション⑤「IVS KYOTOに続くインパクト投資家大集合セッション」のレポートです。
登壇者のご紹介
中村 多伽さん:株式会社taliki代表 talikiファンド代表パートナー
https://www.taliki.co.jp/
山中 礼二さん:KIBOW社会投資ファンド 代表パートナー
https://kibowproject.jp/
和田 誠一郎さん:マネックスベンチャーズ 株式会社 代表取締役
http://www.monexventures.com/
秦 雅弘さん:GLIN Impact Capital 代表パートナー
https://glinimpact.com/
三浦 麗理さん:SIIFインパクトキャピタル株式会社 代表パートナー
https://siific.co.jp/
問い:断るときの理由って何が多いですか?
秦さん:マーケットレイトを狙うファンドとしては、スケールできなさそう。目の前の社会問題に深く集中しているけれど対象が多くない事業には投資しないよう姿勢。
山中さん:社会課題の裏にある構造を解決するような事業じゃないと投資対象にならない。ディープイシューに投資していると、一定以上伸びなさそうな事業はやはりあるのでなかなか判断が難しく、内部で激論を交わすこともある。起業家にどこまでスケールを求めるかは、起業家の意向に合わせている。
三浦さん:4つの投資テーマで投資している。投資テーマに合うか→会社として存続できるか→本当にシステム変えられるか。まずは投資リターンがあるかを見ている。
和田さん:投資"意思決定"をすることを大事にしている。起業家自身の成長差分を見ている。一度会って、半年後に会った時にどのくらい成長しているかが大事。起業家側だけではなく、投資家側もどういう社会問題を解決したいのかどういう領域に投資したいのかを明確にするべきではないか。
問い:スモールIPOについてどう思う?
山中さん:ポートフォリオの中にスモールIPOがあってもいいと考えている。
秦さん:ポートフォリオとしてリターンの目標はある。
和田さん:そもそもIPOが何なのかを考えなければならない。IPOすることで資金調達の手段が多様化することは良いこと。そこにビッグもスモールも無いのではないか。VCをアップデートしていきたい。全く別の評価軸を作っていかないといけない。どの程度インパクトを出したのかなどの評価軸を持つ必要がある。
三浦さん:VCもLPから投資家としての価値を強く聞かれる。他のVCと何が違うのか、どんなインパクトがあるのか。
最後に一言
山中さん:インパクト投資家と起業家新しい歴史を刻んでいきましょう。
三浦さん:立ち上がったばかりなので投資額残っているので声かけてください。
和田さん:やりたいことをどんどん人に話していきましょう。話して、やりたいことを信じていくことが大事。
秦さん:社会を良くしたいという想いは投資家も起業家も同じ。主人公は起業家。解決したい社会課題に向かって全力で取り組んで欲しい。気軽に話しかけてください。