映画『Wild Style』“ヒップホップとは、最もダイレクトに人々の心を掴めるカルチャーなんだ” 監督チャーリー・エーハンから 40 周年記念コメントが到着!
ストリートカルチャーのマスターピース、映画『ワイルド・スタイル』が製作から 40 周年を迎えるのを記念して、9 月 2 日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・新宿シネマカリテ他で全国ロードショーいたします。
それにともない、これから本作を鑑賞するオーディエンスに向けて、今年71歳となる映画『Wild Style』監督のチャーリー・エーハン氏からのコメント動画が到着しました!!
チャーリー・エーハン監督 コメント
「ヒップホップとは、最もダイレクトに人々の心を掴めるカルチャーなんだ。自分自身をオープンに表現することができ、また、大人ではなくキッズ/子どもたちによってつくられたものだった。企業の力でなく、レコードを売るためでもなく、洋服ブランドをプロモートするためでもない。それはキッズが自らを表現するために、グラフィティやダンス、そして DJ という手法を選びとったものなんだ。その中で特に MC はとても重要だ。なぜなら、MC は 80 年代の若者の間でひとつの芸術の形を作った。「詩」の重要性を共有するきっかけになったんだ。まだ多くの人が気づいていないのだけれど、キッズたちはただ何も考えないでリリックを書いていたわけではない。
それが、若者たちの表現力や感受性、許容力を育て、進むべき道筋を知る上で、とても大事な役割を担った。だからヒップホップは今でも、とても重要とされているんだ。」
【STORY】すべてはここから始まった―
1982年、ニューヨーク、サウス・ブロンクス。レイモンドは謎のライター❝ZORO❞として、深夜の車両基地へ忍び込み、地下鉄にグラフィティを描いていた。❝ZORO❞のグラフィティは評判を呼んだが、違法行為のため正体を明かせずにいた。そんな時、レイモンドは新聞記者ヴァージニアと出会い、仕事としてグラフィティを描かないか、と誘われるが・・・。
監督・製作・脚本:チャーリー・エーハン
音楽:ファブ・ファイブ・フレディ、クリス・スタイン
撮影:クライブ・デビッドソン ジョン・フォスター
キャスト:リー・キノネス、ファブ・ファイブ・フレディ、サンドラ“ピンク”ファーバラ、パティ・アスター、グランドマスター・フラッシュ、ビジー・ビー、コールド・クラッシュ・ブラザーズ、ラメルジー、ロックステディクルーほか