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自己紹介 ~WEB問診アルピニストを勝手に名乗り始めた日~

はじめまして。株式会社レイヤードでWEB問診Symviewのサポートをしている河野(かわの)と申します。33歳の女性です。

社内で勝手に「WEB問診ジャーナリスト」や「WEB問診アルピニスト」・「Symviewトレンディ編集長」を名乗っていますが、正式な役職名は「Symviewサポート班の班長」です。

社内で役職名を決める際にふざけて「班長が良いです」と言ったら本当に班長にされてしまいました。今さら「英語のかっこいい役職名が良いです」とは言い出せずにいます。

(2023年12月11日追記:2023年7月より、希望通り英語の役職名の“マネージャー”になることができました。)

今後はこちらのnoteで、WEB問診や医療業界・サポートの実際等、様々な記事を書いていこうと思いますが、まず自己紹介をしたいと思います。


異色の経歴

私の経歴は、紹介すると「異色」だと言われます。

病院・福祉施設の管理栄養士

私は昔から体が弱くて医療に興味があった為、大学では栄養学を学びました。そして、卒業後に栄養士・管理栄養士の免許を取得しました。福祉施設や病院で大量調理をしたり、栄養管理・栄養指導を行ってきました。

大量調理では、ベテラン調理師に「火は4つくらい同時に見れんとつまらん!」・「無駄な動きが多い!」と毎日怒られる日々でした。また、病棟で栄養管理・栄養指導をしていた頃は、毎日わからないことばかりで、よく病院内の図書館に通って勉強していました。

失敗に終わった予防栄養学の啓発

その後、「予防栄養学の啓発」に興味を持ち、自分で事業を起こそうとしました。セールスライティングやSEO対策・WEBサイトの作成・WEBサイトからの集客について独学で実践していました。

さらに、営業も我流でしていました。Facebookを通じて年商100億円の某企業の社長に提案する機会をいただけたことがありました。しかし、商談をどう進めて良いのか全然分からなくて自ら引いてしまうほどのポンコツぶりでした。せっかく掴めたチャンスなのに、自分が情けなくてしょうがなかったです。

ホットペッパーグルメの提案営業

その時に、「本を読んでも分からない。実践的な営業のスキルがほしい。」と思って、株式会社リクルートライフスタイル(現:株式会社リクルート)でホットペッパーグルメの提案営業を3年半しました。

内向型ですし、要領が良いタイプでは無いので全然初受注ができなくて、毎日飛び込み営業をするだけの日々を3か月過ごしました。12月入社だったのでずっと外にいるのが寒すぎて、ガタガタ震えていました。3か月目の最終営業〆日に、2時間に及ぶ鬼のクロージングをして、初めて1件受注できた時は本当に嬉しかったです。

その後、体が弱くて体力が無い内向型の自分なりに受注できるように様々な工夫をして営業をしていました。
なぜかと言うと、私はすぐ疲れてしまうので訪問件数をガンガン増やして“数打ちゃ当たる戦略”を取るのは難しいですし、飛び込み営業をする際に一瞬で相手の心を 掴むような話し方をするのは苦手です。また、初受注は2時間に及ぶクロージングで乗り切ったものの、本来は相手に自分の意見をゴリゴリと押し通しに行くのは嫌いです。

なので、「ホットペッパー通信」というA4サイズ1枚の新聞のようなものを作成して、ホットペッパーが持つ膨大なデータや飲食店集客のノウハウを見込み客に先出しするようにしました。
また、競合を意識して、競合が持ち得ない情報や、競合にはできない切り口で情報を出していました。このように、本当に有益な情報を出すことで見込み客・既存顧客両方から信頼を得ることができました。

時には既存顧客に対して、内装工事の提案を行ったこともあります。その飲食店は、細長い店内の大部分をカウンター席で占めている店内レイアウトの為に、席効率が悪くて大人数の宴会予約を獲得しづらくて悩まれていました。
そこで、カウンターのテーブルを切り落として、空いたスペースにテーブル席を作る提案を行い、その通り内装レイアウトの変更をしてもらいました。これによって、従来は8名程度までの宴会予約しか取れなかったのが、店内貸し切りで最大25名程度の宴会予約を獲得できるようになりました。

今思えば、まさに「カスタマーサクセス」のようなことを当時やっていたんだと思います。

そして、在籍して3年経った頃には、自分のクライアントが頼んでもいないのに知人を紹介してくれるようになりました。また、「掲載したいんですけど」という電話が、見込み客から直接自分の社用携帯にかかってくるようになりました。

その結果、コロナ禍で飲食店経営が苦しい中で、年間新規獲得件数を平均の2倍の数字にすることができました。

DIY大家業

同時期に「DIY大家業」も始めました。パリを旅行した際に古い建物がおしゃれに活用されていることに感動し、日本にたくさんある古い戸建てをリフォームして活用できないかと思ったからです。

一般的には「ボロ戸建て投資」というジャンルに当たるんですが、こちらについても独学で勉強しました。そして、280万円で売りに出ていた築50年の4DK戸建てを指し値の50万円で購入しました。北欧風の内装にDIYリフォームして月5万円で貸し出しています。

しかし、平日は営業をしつつ土日に一人で300㎏分の木材を運んだらさすがに疲れてしまいました。その為、今はDIYや新しい物件の購入はせずに、物件の管理しかしていません。しかし、こちらも面白い経験でした。


WEB問診Symviewのサポート

その後、2021年4月に株式会社メディアコンテンツファクトリー(現:株式会社レイヤード)に入社し、WEB問診Symviewのサポートチームに配属されました。

管理栄養士や提案営業・DIY大家と様々な仕事を経験してみて、「自分は工夫を凝らして、人に喜んでもらうことが好きなんだ」と感じたからです。

WEB問診はまだそんなに普及していませんが、「絶対に患者にも医療機関にも喜ばれるものだし、無限に工夫できそうで何より面白そう」と感じました。

さらに、代表の毛塚さんの最終面接で「招かれざる客感」を感じたのも、面白いと感じたポイントでした。「別にいいけど。内定は出すけど。」と興味が無さそうに言われたのが最高でした。(後で聞いたら、興味が無いのではなく“本当に来てくれるの?”というかんじだったそうですが。)

営業もそうですが、始めから「歓迎ムード」だと面白くありませんし、楽に受注できてもそこにドラマは無いです。こうして、自称WEB問診アルピニストとしての日々が始まりました。

WEB問診アルピニスト

誰に許可を得るわけでもなくWEB問診アルピニストを名乗っていますが、これには「WEB問診を極めていきたい」という意味を込めています。

栄養学を含め、医療は本当に面白くて深い世界で、それに関わるWEB問診が面白くないわけがないと思います。

看護学や診断学・解剖学・薬理学等、医療には様々な〇〇学がありますが、私は「WEB問診学」があっても良いと思っています。

かの有名な福沢諭吉が「もつぱら勤むべきは、人間普通日用に近き実学なり。(=一生懸命にやるべきは、普通の生活に役に立つ実学である。)」と仰っていますが、WEB問診はまさに一生懸命取り組む価値のある「究極の実学」なんじゃないかと考えています。

最後に

このnoteでは、究極の実学である「WEB問診」を中心に様々な記事を書いていこうと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


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