Airbnbが学んだグロース初期における唯一で最も重要な本質。
Yコンビネーターのポール・グレアムの教え。
"more important for 100 users to love your service than a million to kind of like it(何百万人に好かれるサービスではなく、100人の熱狂的なファンを持つサービスを創ることが大事)”
今回もこちらのPodcastより。
Airtbnbのファウンダー、ブライアン・チェスキーはYコンビネーターのポール・グレアムからプロダクトの初期フェーズにおいて上記アドバイスを受け取っている。
理由はシンプルにこうだ。
何百万のユーザーをケアするのは不可能だが、100人のユーザーならば直接話を聞いたりより深くユーザーのことを知ることができる。
ブライアンの言葉で言えば、一言でこう表現している。
"Living with your user"
実際にブライアンはたくさんのホストに会いに行き、とあるNYのホストと共に時間を過ごして気がついた。家は素晴らしいのに、写真が酷かった。それが今でも強烈なグロースに繋がっているプロのフォトグラファーによる無料の写真撮影オプション機能につながっている。
スケールを考える前に、まずは特定のユーザーに対してパーフェクトなサービスは何なのか?1人のユーザーでもいい。テクノロジーがなくてもいい。そのユーザーのカスタマージャーに寄り添って最高のサービスを創る。それをクリアにしてから後でスケールやテクノロジーでの解決を考えればいい。頭のスイッチを切り替えてね。
まずは一人でも二人でも、熱狂するユーザーを獲得する。その少数のユーザーを完璧に理解し、完全に熱狂させるサービスを作る。最初はリーンに、そしてそのあとにスケールさせればいい、と。
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