「スタートアップ」×「人事・組織・採用」のアドバイザーを行なっています|相談とコンサルティング
"スタートアップの成長痛に対する、正しい処方箋を。"
2013年〜2018年の5年間、スマートニュース社が社員数一桁から200名に急拡大するまでの間、ありとあらゆる「組織」「企業文化」の落とし穴をこの目で見て、経験し思うことがあります。
特に後半は人事責任者として採用、労務、HRBP、総務、コアバリュー 策定にはじまる企業文化改革まで、あらゆるものを文字通りハンズオンで孤軍奮闘の日々でした。
また、スマートニュースを離れてからはRuntrip, Inc.の経営陣として、さらにありがたいことに多くのスタートアップの組織の内情を並走させて頂きながら可能な限りのアドバイザリーをしてきました。
その経験を通じて、確信としてひとつ言えることがあります。
スタートアップの致命傷となるのはいつも「人」。
プロダクト・事業が未熟だからこそ、人事(ひとごと)に創業者や優秀なメンバーが(不得意な人事に)捉われているうちに、スタートアップレースで圧倒的に周回遅れになってしまう。
ということです。
スタートアップが「人」で崩壊する単純な3つの理由
なぜこんなことが起きてしまうのかでいうと、理由はシンプル次の3つであると考えています。
1. 創業者は大抵他のメンバーより優れているので、全て自分でなんとかしようとしてしまう
2. モノ(プロダクト)・金(資金調達)の情報やノウハウは世の中に溢れているが、「人」に関しては正解が無く常に特殊解の解読が必要
3. 事業、組織の急拡大にいおいて「人・組織・文化」経験しないと回避できない落とし穴がたくさん待ち受けている
つまり、スタートアップにおいても「人や組織」ごとというのはそれなりに専門性と経験を持った専任が必要なんですね。
ただ、スタートアップの実態としては、そんな専任を雇う余裕はありませんよね。大抵採用や人事は創業者か、バランス感覚にすぐれた優秀なメンバーが兼務している状態がむしろ普通です。
しかし、その状態が可能性のあるスタートアップの成長・成功を無残にも妨げてしまう惨事を見るにつれて、そんなスタートアップ経営者に並走する人事アドバイザリーという役割の重要性を日増しに感じています。
スタートアップで起こる組織・人事ごとの落とし穴
私の実体験や並走経験で、組織や事業が急拡大するスタートアップでは大抵次のような事がフェーズを追って例外なく発生します。
・創業メンバーより優秀な人が採用できない
・事業の急拡大にメンバーの能力がついてこない
・事業の急拡大に採用力がついてこない
・確実にミスマッチで採用してしまったメンバーに対する対処方法がわからない
・気がついたら目の前の人事(ひとごと)に時間と注意が削がれ事業に時間を使えない
・本来ケアすべき優秀で大切なメンバーのリテンションが疎かになり、最悪サプライズ退職されてしまう
・企業文化、カルチャーを明文化・強化して今後の採用や組織に一貫性をもたせたいがそんな余裕がない、任せられる人がいない
・組織、事業の拡大に仕組みや制度がついてこない
・昇給や待遇に不満が出始めたが、どのようにクリアしていくのか正解がわからない
・経営と現場が乖離し始めているが、何をすべきかがクリアでないか、打ち手た断続的で継続・根本改善ができていない
・ミドルマネージャーと登用したいが、やり方が不細工、もしくは間違った人を登用してしまい正解がわからない
・マネージャ力を強化したいがどのようにすべきかわからない
・健全な組織文化において「癌(ガン)」となってしまったメンバーの対処方法に困っている、マイナスの空気が転移して不味い
・古株と新しいメンバーの確執が生まれて、スルーすべきか真面目に対処すべきかわからない
・経営陣内での格差をどのように解決すべきか、正解がわからない
...etc
挙げたらキリがないのですが、ハイライトとしてはこんなところでしょうか。これらの解決において、あらためて大事なマインドセットがあります。
それは、
どの組織にも当てはまる正解(一般解)は存在しない。
そのフェーズの生身で唯一の組織を正面から向き合うことによってのみ得られる「特殊解」と、他社や過去の経験からえら得れる「最大公約数な解」との合わせ技が唯一の勝ち筋
という事です。
「スタートアップ」×「人事・組織・採用」のアドバイザーで唯一提供していること
前置きが長くなりましたが、私がスタートアップの創業者・経営陣や人事担当者に提供しているのは、この
「特殊解」と「最大公約数な解」
です。
創業者・経営陣や人事担当者と並走させて頂きながら、その組織・事業のフェーズに真にあった「特殊解」を導き出し、
多くのスタートアップの実体験、実事例から導き出せる「最大公約数」とを掛け合わせることによって、スタートアップがスムーズに成長カーブを描けるお手伝いをさせて頂いています。
故に、人や組織、文化を創るというのは「コンサルティング(ロジック、一般解)」ではなく「デザイン」なんですよね。コンサルなんて偉ぶったものではなく、唯一無二の課題に対して併走して問題を見つけて一緒に解決する。それこそが企業組織、文化の正しいデザインプロセスであると信じています。
当然私も本業がありますので、お手伝いできる時間は限られていますが、提供できる価値を可能な限りフォーカスした上で、できる限りの価値をスタートアップ業界に還元していきたいと思っています。
ご相談が多いのは、やはりシリーズA〜Bフェーズ、従業員規模が数十名から100名を超えようとするフェーズのスタートアップの方々です。
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