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≪超ネタバレ≫Minds Beneath Us ; 信じ続けさせてくれたのは彼だけだった
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『Minds Beneath Us』は感情豊かなSFナラティブゲームです。人類が計算デバイスとして搾取される過酷な世界で、普通の人々の視点からすべてを体験できます。あなたは周囲の仲間の悩みを聞き、助け、事件の陰謀を追いながら、主人公と共に最終的な決断を下していきます…
steamストアページより
ここまで夢中になり、且つ数年書いてなかった文章を書くまでに至ったゲームはここ数年間違いなくなかった
ある意味で唯一無二の作品かもしれん
cyberpunk2077でも同じようなカタルシスはあったけど、あれは「ゲーム」としてあまりにも洗練されすぎていたからか、ただ圧倒されて終わった気がする
この何とも言えない喜怒哀楽はインディーゲームでしか味わえない
貴重な体験だから覚書としても残しておく
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主人公は男性
この世に大切なものは「リン」ただ一人
主人公はどんな危険な目に遭おうと、なにより彼女のことを優先させて、
まっすぐに「リンと安全に暮らしたい」と願い、時には命までかけた
主人公の愛に甘えつくした彼女は、最愛の主人公の(文字通り)必死な制止を踏み倒して、殺されかける
優秀で人格者で、仕事もできて可愛くて、聡明で(序盤)
…聡明?(序盤少し過ぎた後から)
ただ、自分の信念は何に対しても無敗!と信じ切っている愚かな女としか
私には見えなかった
足元で必死に支えている主人公を当たり前のように踏みにじって上を目指し、前を向く
それを自分の好奇心や 「困っている人を助けたいのお!」 の主張のもと文字通り自殺行為を決行
今の現代にこういう女性は評価されたり、必要なのかもしれないけど、少なくともこのゲームの世界ではそうではないと感じた
勝手な女どすえ!
その後、自分が動けなくなった暁には「あなたの選択を尊重するよ」と
やっとか…と見直しかけたところ、主人公の結末を知り、上記のシーンである
ひ、、、ひとのせいですか!?!?尊重するis!?!?!?!
リンとこの先も一緒に居たいと思わされるシーンがあまりにも少なかった
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別に主人公に共感する必要はないゲームだけれども、それでも「愛してるよ」を選ばなかったときにリンにがっかりされる主人公を見ていると胸が痛かったよ
ごめんなジェイの兄貴
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一方、スイである
こういう自分の中の理性や正義を貫いて盲目になっているキャラクターはとても好きです
フィクションの中の争いに絶対悪はあってもなくてもどっちでもいいので、話の根幹とかについては特に思うところはない
最後にスイがフクロウに丸め込まれ、
「だって数万人が犠牲になるんだもん」と手のひらを反すあのシーンから私、 記憶があまりありませんね
お前の強さに、心はなかったんかーい
と、物理でしか強さを証明できない彼女の、精一杯の人間アピが覆された瞬間だったと思う
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それまで割と硬派な選択肢を選んできましたが、最終的にはすべての伏線や情報が整理できなくなり、反射的に爆発エンドへ
最高の選択肢をありがとう
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一個前の選択肢を即座に後悔させてくるキャラクターが多く、手のひら返しをし続けて手首を痛めてるなか、
感情的であることを咎められていたリュウセイの言動にとても救われていた
重要で、命の選択を迫られるときにはいつも「未熟者」と言われ続けたリュウセイがそばにいた
一番主人公を助けていたのはリュウセイだった
と、プレイヤー目線からそう見えた
主人公の会話の選択肢的にはそうではなかったように見えたし、プレイヤーにはリュウセイへ非情なことを言わせる選択肢が最後まで与えられていた
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リュウセイが走っていなくなったのは、自分で重要な決断をした最後のシーンだった
彼なりに迷いながら、戸惑いながらそれでも味方でいてくれた
最後にリュウセイが決めたことははたから見れば「思考停止乙!」だったかもしれないけど、主人公こと私があほになる瞬間にそばにいなくてよかったよ
きっとがっかりさせたもの
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キャラクターのことでごちゃつきましたけど、エンディング流れた瞬間の脳内はクソでか感情丸出しの
「神ゲー!!!!!!」
でした
これから頑張ってトロコンしてきます
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