見出し画像

だから今日も、種を蒔く。

今朝のラジオは録ってすぐ出してしまったので、
後から色々と
言い足りなかったことが出てきたりする。
ㅤ ㅤ

1ヶ月くらい前からやってます。聴いて下さいませ✨

ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
ラジオをアップした後、
すごい眠気に襲われて、ちょっと眠り、
寝起きのぼんやりした頭で、
父のことを考えた。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
バブル期とその後の崩壊の時代を
自営業を切り盛りしながら必死に生きて、
子ども3人を、
自分が行ったこともない大学まで、
わたしに限っては
大学院まで通わせてくれた。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
そして、
15年程前に母が体を壊してしまって以来、
母を支えながら、
75歳になった今でも、現役で走り続けている。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
そんなに頑張ってきた人生だけど、
ㅤ ㅤ
昨日は敬老の日だったのに
「おめでとう」と言ってくれる孫もいなければ、
仕事のことも問題は当たり前に色々あり、
老後にゆっくり夫婦で旅行に出たりとか
「悠々自適の老後」とかでもない。
ㅤ ㅤ
「なんでこんなに、報われないんだろう」
ㅤ ㅤ
勝手ながら、思ってしまう。
ㅤ ㅤ
でも、それも父の様々な選択の結果であって、
父の人生の幸不幸は、
子どものわたしが推し量れるものではない。
ㅤ ㅤ
決めつけるのも、失礼だ。
それは、わかっている。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
でも、それでも、
本当はもっと大きな何か。
ㅤ ㅤ
わたしから、
父にプレゼント出来たはずの喜びが
あったんじゃないか。
ㅤ ㅤ
そう考えたら、
泣けて泣けてしょうがなかった。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
泣けるってことは、
まだまだやれる余地があるって、
自分でわかっているってことね。
ㅤ ㅤ
まだまだ、
命を楽しみきっていない。
使い切っていないってこと。
ㅤ ㅤㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
わたしが、父に渡せること。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
それは、わたしがこの命と体を
使い切ってあげることじゃないか。
ㅤ ㅤㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
「あなたがこの世に生み出して、
 大切に守り育てたもの」として。ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
ㅤ「父からの賜物」であり、「父の宝物」。
ㅤ ㅤ
それが、「わたし」だ。
わたしという、命だ。
ㅤ ㅤㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ

人が「今とこれから」を変えようとする時、
「今」変わろうとしたから
変化が起こる訳ではなくて、
ㅤ ㅤ
過去において、既に「変えよう」と
小さな決意と、行動を起こした結果、
そして、誰かの変化に小さな手助けをしたことが
「今の変化」に繋がっている。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
昨日1日で出来た実家の部屋の片付けは
まだまだ一部に過ぎないけれど、
ㅤ ㅤ
閉塞していた場所に風穴が空いたように
空気が、なにかが、
小さく動き始めたのを感じた。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
だから、
ㅤ ㅤ
「今すぐに変化のために
 大きなことをするのは無理だ」
ㅤ ㅤ
そう思ったとしても、
ㅤ ㅤ
今までは意味があったけど、
「これからのわたしに要らないもの」を
たったひとつ捨てることや、
ㅤ ㅤ
心から望む方向への変化、遍移を望む誰かを、
言葉で、行動で励ますこと。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
そういうふうに蒔いた小さな種が、
大きな変化となって
いずれわたしの前で発芽し、花を咲かせる。
ㅤ ㅤㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
だから今日のわたしの後悔の涙も、
もっと父も自分も幸せにしたいと思ったことも、
ㅤ ㅤ
ずっと前からわたしは
自分と誰かを幸せにしたいと思って、
実際そう生きてきていたってことの、
証なのだ。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
だから、それをしっかりと認めて、
また今日も、小さな種を蒔く。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ


昨日、
今は父の寝室であり
以前は私のものだった部屋を片付けている時、
菊の花の刺繍が入ったポーチを見つけた。
ㅤ ㅤㅤ ㅤ
母はもう脚を悪くして長いので
母のものがこの部屋にあることはないし、
使われていた形跡もなく、
わたしにも記憶がないもので、

なぜこの部屋に
こんなものがあるのか分からなかったが、
何故かとても心惹かれたので、
持って帰ってきた。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ


“tranzition” 【遷移】
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
中に縫い付けられたタグには
そう書かれていて、
ジッパーの持ち手には、
空色の蝶が刺繍されていた🦋
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
時が止まったようなあの部屋で出会った
このポーチからのメッセージは、
ㅤ ㅤ
この世を超えたところから

わたしへ、
そして
これを自分の目で見ているあなたへ
ㅤ ㅤ
そっと贈られた優しいサインであり、
励ましなのです。
ㅤ ㅤ
きっと。
ㅤ ㅤ
ㅤ ㅤ
#tranzition
#遷移
#変化変容
#断捨離
#蠍座の月
#菊の季節
#彼岸直前
#メンタルシードの法則

いいなと思ったら応援しよう!