【宝石ブースター】プレイングのコツ【全文無料】
こんにちは！
シイモ（@Symove067）と申します。
この記事に興味を持っていただきありがとうございます！
『ブースターex』＋「ほうせきさがし」のデッキがシティリーグで好成績を収めています。僕自身もそのデッキを1/28のシティリーグに持ち込みました。
今日のシティリーグ参加しましたが4-2の 9位でオポ落ち！ざんねん
— シイモ (@Symove067) January 28, 2025
使用デッキは宝石ブースター
強いですがサイド落ちに左右されがちです… pic.twitter.com/8IJzIzZ1fi
戦績自体は4-2 9位と及ばない結果でした。ですが、『宝石ブースター』デッキにかなりの手ごたえを感じました。
今後もこのデッキを使っていくにあたり、自分なりに振り返るべく、プレイングや意識することを細かく言語化し、この記事に落とし込みました。
皆様のシティリーグやCL福岡でのデッキの選択肢として、この記事が役に立つと嬉しいです！
今回初めてのnote作成です。採用カードや対面デッキごとのプレイ解説ではなく、ブースターexのワザの紹介から、デッキの動き、宝石探しに注目しTipsの形式でまとめています。
1.ブースターexのワザとその打点
まず、ブースターexのワザの説明と、相手を一撃で倒すことができる打点＝ワンパンラインを紹介します。
■上技：バーニングチャージ
あのアルセウスVstarと同じ山札からエネルギーをつける技です。
要求エネルギー枚数が少なくなった分、ダメージとつけるエネルギー枚数が減っています。
ベンチのイーブイやブースターexにエネルギーを付ける他、ブリジュラス対面ではバトル場の自身に足りないエネルギーをつけ、次のターンにカーネリアンを狙うことがあります。
【ワンパンライン】
２６０点・弱点
⇒草オーガポン、ホップのザシアン、サーフゴー
３００点・弱点（＋ビクティニ2）
⇒ブリジュラス（メタルディフェンダー未使用）
※前のターンにレイジングハンマー使用や技を撃っていない場面
■下技：カーネリアン
何回も言いたくなるくらい、カッコいいワザ名です！
アルセウスVstarは中打点技しかありませんでしたが、ブースターexは高打点の技も持っていて、2ターン目にカーネリアンを撃つ試合も多いです。自身の逃げエネ２も相まって、次のターンのワザが使えないデメリットはかなり重いです。
【ワンパンライン】
※グラビティマウンテンは正確にはHP減少ですが、わかりやすく打点として記載しています。
２８０点
⇒ソウブレイズexやゾロアークex、ハラバリーex、ピジョットexなど
２９０点（＋ビクティニ1）
⇒お守りつきタケルライコ
３００点（＋ビクティニ２）
⇒ブリジュラス（メタルディフェンダー有効）
３１０点（＋グラビティマウンテン）
⇒サーナイトex
３２０点（グラビティマウンテン＋ビクティニ1）
⇒ドラパルトex
３３０点（＋グラビティマウンテン、ビクティニ2）
⇒リザードンex
※からておうの稽古は採用していないので除外
各対面において、上記のワンパンラインについて意識することが大事です。では、実際に使ったデッキと共にプレイングのコツを紹介します。
2.宝石ブースター シティリーグ使用レシピ
3.試合の流れで意識すること
まず、試合全体の流れとして意識をすることを記載し、それに対しての考え方を記載しています。
■試合全体の理想的な流れ
ホーホー２体、イーブイ２体を用意し、手札にヨルノズクを構えるのが理想です。イーブイはスピンロトムのファンコールに対応しているので、ポフィンやネストボールからの展開によって再現性は高い方です。
上述のワンパンラインのように、対面によってはビクティニを置く分のベンチスペースを開けておく必要があるので注意です。（特にブリジュラス対面）
ヨルノズクに進化し宝石探しを使用するため、２ターン目にはテラスタルを置くことが必要です。テラスタルオーブからブースターexに進化するか、ネストボールでイーブイexを準備します。そして、バトル場に２エネついたブースターexを用意しバーニングチャージを使い、バトル場とベンチのイーブイ(ex)orブースターexに２エネついている状態を作るのが理想的です。
その後、バトル場・ベンチどちらのブースターを倒されても、もう片方に手張りでカーネリアンを撃つことを狙います。各対面に合わせたワンパンラインを意識し、サイドの取り方としては、2-2-2か、ブライアを絡めた1-2-3を狙っていくのが理想的です。
次に、意識するプレイングについて細かい点を記載していきます。
■何を宝石探しするか？（２ターン目）
まず、２ターン目の宝石探しの目的について確認していきます。ブースターexが取りたい動きを言語化すると下記①②です。
①【ブースターexに２エネ付けてバーニングチャージを宣言しベンチのイーブイ系統に２エネつける】
②【ブースターexに３エネつけて、カーネリアンを宣言する】
手札に不足している要素を宝石探しする必要があるといえます。
１つの「・」で１枚のトレーナーズを表し、必要な要素を箇条書きで表記します。
①バーニングチャージを撃つためには？（対応するトレーナーズ）
・ブースターへの進化（テラスタルオーブorハイパーボール）※手札に進化先あれば不要
・エネを２枚張る（大地の器or１ターン目手張りできていなければ、アカマツ）※手札にエネあれば不要
・入れ替え札（ポケモンいれかえ、緊急ボード、プライムキャッチャー）※バトル場にイーブイいたら不要
②カーネリアンを撃つためには？
上記①の要素 ※３エネ必要なので、サポートはアカマツorメロコ必須
・１ターン目からイーブイに手張りor倒されていたらガラスのラッパ必須
アルセウスVstarのように、後続アタッカーの準備ができることは次のターンの動きが安定していてとても強いので、できれば①バーニングチャージを狙いたいです。ブースター側が先攻2ターン目の場合に成功しやすいです。
逆に、ブースター側が後攻２ターン目の場合、相手が先攻２ターン目から攻撃をはじめた場合に、サイドレースに追いつくため②のカーネリアンを狙うパターンがあります。
カーネリアンはカッコいい名前ですが序盤だと弱い要素が目立ちます。
・後続のブースター等をエネ加速し育成できない
・次のターン、入れ替えがないとワザを撃つことができない
ただ、カーネリアンでなくとも、バーニングチャージでサイド２枚を取ることができれば、サイドレースを維持しつつ後続も育てることができます。そのためには、弱点２６０点で相手のexを倒せばよいのです。
①バーニングチャージを撃つためには？ 特殊ケース追加
・呼び出し札（ボスの指令、プライムキャッチャー、カウンターキャッチャー）
チャンスがある対面としては、ライコの草オーガポン、ホップのザシアン、サーフゴーです。特に、ライコ以外は呼び出し札がなくとも２ターン目の相手のバトル場にいることが多いです。
■序盤のサポート アカマツ orナンジャモ
宝石探しをする以上は、そのターンにサポートを使うのは必須です。序盤はナンジャモが強い場面が多いと考えています。
自分が先攻の場合、ナンジャモを撃つのが効果的と考えています。一番のメリットは、自分の手札が一定枚数をキープすることになり、次のターン以降の宝石探しを行う際に、必要パーツのどれかが手札にあることが期待できるからです。
（相手が手札をたくさん使っている場合や、相手が手札事故の場合等、裏目もあります）
ナンジャモを使うためには、手貼りで２エネを貼る必要があるので、１ターン目にイーブイに手張りをしておくことが必要です。
１ターン目にエネルギーが貼れていなければ、アカマツを使いエネ加速をすることとなります。
自分が後攻の場合は、前述のように、相手の先攻2ターン目の動きが強くカーネリアンでないと追いつかない場面にはアカマツを使うケースが多めです。
■立て直しコンボ:ラッパ＋アカマツorメロコ＋入れ替え
相手が先攻2ターン目に攻撃した場合、呼び出し札やカースドボムが絡み、盤面のイーブイがいなくなってしまう場面があります。進化デッキにとって進化元を置けないのは致命的です。ですが、ブースターデッキはそんな場面でもカーネリアンを撃てる立て直しコンボを持っています。
ベンチの無色イーブイにガラスのラッパで１エネを付け、残りのエネルギーをアカマツやメロコでつけることができれば、カーネリアンを使うエネルギーを揃えることができます。
HP50のイーブイであれば、特性「ブーストしんか」により出したターンで進化できるので、入れ替え後バトル場に出て即ブースターexに進化しワザを撃つことができます。
このコンボは序盤だけでなく、中盤に３エネブースターがきぜつした場合にも使用でき、イーブイを２面用意できれば、もう１体に１エネついた状態を用意でき、アカマツから２エネ加速でカーネリアンを狙える場合があります。
（２面イーブイはベンチを圧迫するケースもあり注意）
！注意点
ガラスのラッパを使うためにはテラスタルポケモンが必要です。盤面にテラスタルが無くブースターexに進化させてテラスタルの要件を満たす場合に、無色ポケモンではないのでエネルギー付け先のイーブイを別で用意する点に注意です。
また、カーネリアンでなくとも、2エネ起動のバーニングチャージであればアカマツメロコorラッパorエネ手張りのどれかは省略できます。サマヨールやファントムダイブの裏目があるとしても、HP50のイーブイは盤面の立て直しにとても強いので、ブースター軸ではHP50の方が強いと考えています。
■何を宝石探しするか？（中盤〜終盤)
次に中盤の宝石探しの目的を確認していきます。バーニングチャージがうまく成功し、後続のエネルギーも潤沢なパターンと、カーネリアンをすることになり、後続のエネが不足して困るパターンがあります。
また、ベンチの兼ね合いから宝石探しをそもそも行わないことが強い場面もあります。この項目は分岐が多すぎますが、最終的な目的としては、
【相手のexをワンパンする】【次のターンの動きを潤沢に行う準備をする】といえます。
要素を整理していきます。
③相手のexをワンパンするには？（対応トレーナーズ）
【対ブリジュラス・対リザードン】
・ビクティニ呼び（ポフィン、ネストボール、ハイパーボール、夜のタンカ）
※ビクティニがトラッシュに落ちている場合の補助
・山札戻し(すごいつりざお)⇨タンカが加えられない場合や複数戻し
【対ドラパルト、対リザードン 対サーナイト（呼び出し札必要）】
・２進化のＨＰ下げる（グラビティーマウンテン）
【相手の低ＨＰのexを呼び出すプラン】
・呼び出し札（ボスの指令、プライムキャッチャー、カウンターキャッチャー）
【共通】
・手張り用のエネルギー ※手札にあれば不要
④ラストターンの動きを望ましくするには？
・呼び出し札やブライアを事前に手札に持っておく
～ナンジャモケア～
・ホーホーをベンチに置く（夜のタンカ、ポフィン、ネストボール、ハイパーボール）
・キチキギスをベンチに置く（↑のポフィン以外）
・トラッシュから戻す（すごいつりざお） ※必要あれば
分岐が多すぎて書ききれませんが、おおまかにこんな感じです。
終盤の宝石探しは、ゲームの終盤につながるカード⇒呼び出し札、ブライアや②で記載したカーネリアンを撃つための準備となるでしょう。
・メロコ
メロコはバーニングチャージの貼るエネルギーに炎エネルギーを入れないことで手札が透けやすいものの、
相手にナンジャモをされない限りは潤沢な手札の枚数となり、宝石探しを温存したり要求を満たしやすい他、盤面にホーホーやキチキギスを置く期待値が上がります（引けるとは言っていない）
4.細かい部分で意識すること
■ブースターex以外のアタッカー候補
《キチキギス、イーブイex》
この２体は盤面に居て良いカードなので、バーニングチャージでのエネ加速の選択肢になり得ます。
キチキギスは倒されてしまうことが弱いのでアタッカーとすることに消極的です。サイドの残りが奇数で、バトル場にカーネリアンで倒す要求値が高いカード（＝リザードン、ドラパルト）に対し選択肢に上がることが稀にあります。
イーブイexはブースターexに進化する場面が多いですが、進化先を引くことができないとしても、イキリンコex、ミュウexを呼び出し倒したり、バーニングチャージを既に受けているリザードンex、ドラパルトexを倒す選択肢があります。ブライアに対応しています。
《スピンロトム》
スタート時に非エクアタッカーにする選択肢があります。ベンチ圧迫しがちですが、スタジアムが残りやすい環境という点から、終盤でも呼び出し札を絡めて相手のスピンロトム・ホーホーを狙いに行く選択肢も視野に入れましょう。
《カプ・コケコex》
ゼロの大空洞があるとベンチ８体で220点を出すことができます。また、ピジョットexやミロカロスexの弱点タイプです。ベンチを圧迫しがちか、倒されるとサイドを２枚とられてしまうので、アカマツから起動する場面が多いです。
■ベンチの圧迫
このデッキを使っているとよくあるのがベンチスペースの少なさです。特にビクティニを複数置く対面に関してはベンチの数を考えてプレイする必要が生じます。
リザードン相手だと相手が大空洞を置いてくれる場合がありその際にビクティニを出してしまいますが、ブリジュラス対面ではブリジュラス側がジャミングタワーを使い、ボスの指令でスピンロトム以外を倒してくることから２体目のイーブイかビクティニを展開するのが少し難しい対面です。
ブリジュラス対面では、こちらの宝石探しのサーチにおいて、ゼロの大空洞の優先度を上げて、早々にビクティニを展開しゼロの大空洞が相手のジャミングタワーで上書きされる際にスピンロトムやヨルノズクをトラッシュすることでベンチに後続のアタッカーとビクティニ２体を保ちたいところです。
■バーニングチャージのエネ加速をバトル場にする
ブリジュラス対面の時、次のターンにカーネリアンを使うべく裏のベンチポケモンをエネ加速せずにブースター自身につけることがあります。
※ビクティニ2体で300点にする
ただ、マキシマムベルトの裏目があるので注意
■1ターン目からブースト進化する場合
積極的に狙う動きではないです。１ターン目にイーブイが１面しか置けない場合や、盤面にテラスタルポケモンを置いておきたい場合に、イーブイを倒されることが裏目となるため狙います。早々にexを倒されると辛いタケルライコ対面では避けます。
１ターン目にHP50イーブイを１面しか置けないケースはファンコールでのサーチの関係から下記２点です。
「HP50イーブイ１枚のサイド落ち」「ファンコールでホーホー、ヨルノズク、イーブイをサーチしその他ポケモンを置けない」
次の相手のターンで１体しか居ないイーブイが倒されてしまうので、それを防ぐためにブースターに進化させるという考え方です。
■バーニングチャージで付けるエネの色解説
細かい要素ですがこのデッキを使う以上は詰めたほうが良いと思っています。アカマツが使えるか/次のターン手張りできるか/相手がきぜつさせてくるかの３点で決まりがちです。
最優先はアカマツのエネ付け効果が使えるように、山札に複数の種類のエネルギーが残るようにつけます。
その場合、炎水と炎雷の２パターンになることが多く、手札にエネルギーがあれば、次のターンにバトル場に出す方に対応したエネルギーを残します。
・具体例
手札に雷エネがある場合、
⇒バトル場が次のターン倒されそうなら、バトル場に炎雷、ベンチに炎水
⇒バトル場が次のターンに生き残りそうなら、バトル場に炎水、ベンチに炎雷
エネルギーがサイド落ちの場合、そのエネルギーを引くことに期待ができないので、そのエネルギーを引かなくても動けるようにつける場合があります。
⇒サイドに雷エネがある場合、バトル場・ベンチともに炎雷エネルギーをつける
(雷エネルギーを引かずともカーネリアンが使える)
5.おわりに
読んでいただいてありがとうございました！他にも数々の魅力的な【宝石ブースター】が入賞しています。
1つの考え方として、この記事が皆様の【宝石ブースター】デッキの理解の手助けとなれば嬉しいです！
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