【天体観測】 2024年1月5日 オリオン大星雲と馬頭星雲
久しぶりの天体観測
約1年ぶりの天体観測のnote。1年間ずっと星を眺めていなかったわけではないのだが、noteにはしていなかった。
ただ昨年夏に病気を患ったこともあって、それ以降はしばらくお休みをしていた。なので久しぶりの天体望遠鏡を使って観測になる。
夕方まで天気が良かったので暗くなる前に天体望遠鏡を外に出して事前準備を始めた。
19時過ぎにアライメントを始めたのだが、木星とアルデバランでアライメントをしたところで上層の薄い雲(巻雲、巻層雲)に覆われてしまった。
気象庁のHPの気象衛星画像で見ると上層雲と思われる雲が広がってきていた。しばらくは星は見えそうにないので一旦中断して雲が切れるのを待つことにする。
晴れ間が広がって再度アライメントをして撮影できるようになったのは21時を過ぎていた。
オリオン大星雲M42
相変わらず惑星用の非冷却のCMOSカメラ(ZWO ASI 462MC)しか持っていないけど、M42は比較的よく写ってくれる。
ZWO社のASILiveでスタック画像を眺めながら撮影をしていく。
下記は5秒露出×121枚をスタックして画像処理したもの。撮影にはQuad BPフィルターを使っている。
そこそこ写ってくれたけど、もっと露出時間長くした方が良かった。
馬頭星雲IC434
オリオン座付近は撮影対象が多くて見所が多いので、続いては馬頭星雲を撮影してみる。ところがまた巻雲、巻層雲が広がって撮影を中断。
ようやく雲が切れてきたので撮影を始めたけど、30秒露出で14枚撮影したところで雲が広がってきて再度中断する。
撮影できた画像だけで処理してみたけど、もっと露出しないとダメかな。辛うじて存在は分かるけど。薄い上層雲が広がっていた影響もあるかもしれない。
同様にQuad BPフィルターを使っている。
これ以降も上層雲が広がって撮影ができないので、22時45分頃になってこの日は断念。
片付け始めると雲が切れてくるんだよね。でも薄く上層雲が広がっているようだし、と自分に言い聞かせながら片付けして終了。
さいごに
やっぱり星を見ている時間は幸せなひととき。今年はもっとたくさん星を眺めていたい(と毎年思っている)。
今年はどこかのタイミングで冷却CMOSカメラを買いたい。