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言えない気持ち

メンヘラ女子。
私には、好き嫌いの区別がありません。
好きな物事も、嫌いな物事も嫌いと言ってしまいます。
また、欲しいものも、欲しくないものも要らないと言ってしまいます。
別に謙遜している訳ではありません。
好きな人・物・事を、正直に好きと言えないのです。

先日、久しぶりに会ういとこが私にコミックをあげると言ってきました。
私は、本当は欲しかったのに、「読む時間が無いから要らない」と断ってしまいました。
本当は読む時間あります。
気分転換にもなりそうだし、本なら後でまた読み返せる、そう思ったけど後の祭り。。。
後で『もらっておけば良かったなー』と後悔の念にかられました。

後悔する、断れない。
そんな自分が大嫌い。
自分でもなぜ「好き・欲しい」と言えないのか解りません。

1つ、思い当たる事があります。
それは、子供の頃の親と私の関係。
母親は、いつも私に選択肢を与えない人でした。
例えば違う種類のお菓子が2つ有ったとして「AとB、どっちがいい?」と尋ねては、私がBと答えると「Aにしとき、Aの方がいっぱい入ってるで」と私の興味を壊すのでした。

もしかしたらその好き嫌いという気持ちは、幼少期から作られていたかもしれないと思うと少しラクになれるような気がする。
なぜなら、好き・欲しいと言えない理由が解ったような気がするから。

断ると、相手(母親)の気持ちを損ねてしまうのが怖くて。
子供の頃「No!」と言えなかった事が大人になって大きく影響しているのではないかと私は考えます。



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