”竹を宝に”淡路市夏祭りで竹工作体験を実施!
こんにちは。SymEnergy 地域デザイン課の井手です。
7月21日に行われた第17回淡路市夏祭りの市のPRブースで、竹を使った工作体験を実施しました!
今年は40人以上の子どもたちが参加し、竹馬や竹とんぼ、水鉄砲づくりを楽しみました。
当社が地域エネルギー会社の「あわぢから」と淡路市の夏祭りに出展した理由や意義を皆さんにお伝えしたいと思います。
淡路市内で問題となっている放置竹林問題について知ってもらうきっかけづくり
実は淡路市では放置竹林の増加により、様々な問題が起こっています。
増えすぎた竹が山肌を覆いつくすと、土砂崩れを誘発する可能性が高まります。民家や畑のすぐ近くに放置竹林があると、そこがイノシシなどの住処となり、人と出くわす可能性が高まったり、農業作物を食べてしまうなどの被害が出る事になります。
この問題を解決するのは簡単ではありませんが、当社は「あわぢから」や淡路市と一緒に竹を資源として利用する方法の検討を重ねています!
夏祭りでは、訪れた方々に「淡路は竹が問題となっている事」を知ってもらうと同時に、「改めて竹の利活用について考えてもらうきっかけ作り」を目的に、放置竹林から切り出した竹を利用した、竹製おもちゃの工作体験を実施しました。
”竹を宝に”が合言葉
工作体験、実は去年(2023年7月)も竹水鉄砲を作って遊んでもらうイベントをしていたのですが、その時は無償で差し上げる形にしていました。
でも今年は趣向を変えて、「山に放置されたままの竹は問題視されるけれど、切り出してきて、加工する事で価値が生まれる=宝と成る」の実践を目指しました!
その為、あえて竹の工作体験に料金を設定して、参加者へ竹おもちゃにお金を払ってもらう仕組みとしました。頂いたお金は放置竹林課題へ活用させて頂く事としており、参加者にもその点をご理解いただいた上で、設定料金はあまり気にせずに募金感覚でお支払い頂く様にお声がけしました。
作ったおもちゃでも、ちゃんと楽しんでもらえた事もあり、ご参加いただいた皆様が、少しでも竹の事を考えるきっかけとなれたんじゃないかと思っています。
あ~~楽しかったぁ!!!