5月9日(土) - クオモNY州知事の会見
私がネクタイをしないので土曜日だとわかる。
我々の状況はどうなんだ、と人々は質問する。それに対し、私は自分が知っていることは何か、ということを考える。これはつまり、ニューヨーク州では、事実、データ、科学に従って意思決定を行うということになる。
5月8日(前日)の新規入院者数。
前日の死亡者数。
新たに発生した気がかりな問題
子供のCOVID関連の病気ではないかと考えられているものが、73例報告されている。幼児から小学生までの年齢に多く、症状は川崎病や毒素性ショック症候群に似ている。
この病気は3名の若いニューヨーカーの命を奪った。
CDCの求めにより、ニューヨーク州はこの症候群を特定するための国の基準と、対応についての策定を手伝っている。
NY州保健局はこの症候群の遺伝的な基礎とこの病気自体をより理解するために、ゲノムおよびRNAシークエンスに関する研究を実施するためにNYゲノムセンターとロックフェラー大学と組んでいる。
我々は最新情報を提供し続ける。
最優先事項
第一線で働いている人たち(医療関係者、警察、消防、救命救急士、公共交通機関で働く人)の保護が最優先。
抗体検査
我々は感染率の基準を策定するために、わが国で最も多い数(1万5千人)の抗体検査を行った。
交通機関で働く人の抗体検査の予備調査結果
抗体検査結果
交通機関で働く人:14.2%、一般のNY市人口:19.9%
医療従事者、警察、消防/救急も含めた抗体検査結果
もう1つの注意が必要な、気がかりな問題
貧しい、マイノリティのコミュニティが最も影響を受けている。
NY市で新たに入院した患者1,650名の調査結果。黒人は人口比では白人より少ないが、COVID-19新規患者数は黒人の方が多い。
なぜ災害の最中、最も貧しく最も傷つきやすい人がいつも犠牲になるのか?
NY州では、我々は不平等と戦い、COVIDパンデミックで最も影響を受けた人を救う。
最も影響を受けた人々への救済:
・低収入および有色人種コミュニティへの検査の増加
・NY市の公営住宅居住者へのCOVID-19(PCR)検査を含む医療支援
・布マスクを100万、手指消毒液を1万ガロン公営住宅へ配布
Northwell Health(NY州最大の医療機関)と提携して、主にマイノリティコミュニティにおいて、教会に検査所を22ヶ所設営中。
以前よりも、より強く、より公平で、より健康で、より正義のニューヨークを全ての人のために築きあげるために今回の機会を使わなければならない。
パートナーとして、教会での検査を実現するために尽力してくれた、NY州の連邦議員および教会組織の指導者達への感謝。
そのうちのHakeem Jeffries議員がオンラインでスピーチ。
本日の動画は以下で見ることができます。