6月18日(木) - クオモNY州知事の会見
今日はこれまで息をつく暇もなくついてきてくれた、Melissa DeRosa秘書官、Robert Mujica予算局長、Howard Zucker保健局長をはじめとする、仲間への感謝の言葉から始めた。
警察改革について
昨日に続いて期限を念押し
警察改革は自動的に起こるわけではない。各地方政府は立法を通じて政府を変える。これは根本的なシステムの変更であり、難しい。
再開
(事実を伝えない=スマートでない国に住んでいることを実感してしまいます)
昨日の陽性者率は0.9%にすぎなかった。
地域別の5日間の測定結果。
入院患者数。3月19日以来最少。
段階を踏んだ再開:我々が依頼したグローバルな専門家たちが、ニューヨーク市が月曜日にフェーズ2に進む用意ができているかどうか見極める。
フェーズ2のビジネス再開の詳細(これで散髪できますね)
オフィスでの勤務についての手引き
理髪店・美容院向け手引き
フェーズ1および2における課題
人々が(決まりを)守ることと、地方政府が守らせること
守ることと守らせることの必要性はフェーズが上がるにつれて増大する。
今日我々はニューヨークの人々を守るため、州によって決まりを守らせることを強化することにした。再開規定及びガイドラインに違反した場合酒類提供免許を直ちに失い、店の閉鎖命令という結果になり得る。
大学向けの手引き:秋学期に宿泊を伴う、および対面プログラムを認める内容の手引きを発行している。各キャンパスは手引きに従っていることを証明する内容の計画を作成し、州に提出しなければならない。
米国よ、目を覚まして
コーヒーの香りを嗅いでくれ。事実を認識せよ。
連邦政府の誤りは疑う余地がない。
再開に際して:政治/広報理論 対 科学/事実に基づく理論
結果は明白だ:まずい対処に基づく再開をしたところは、ウイルスが拡散している。(PCR)検査を増やすことは患者を増やす結果にはならない。
このパンデミックの行方は我々の行動に常にかかっていた/かかっている。
事実:予測モデルは実のところ推測モデルだ。
米国全体の予測モデルでは、最良で10〜24万人が死亡し、最悪では1.5〜2.2百万人が死亡するとなっていた。
IHME(6/17の会見を参照)が今週予測した10月までの死者数は18%/約3万人増えて約20万人となった。
ニューヨークの入院者数予測:コロンビア大学が3月29日に行った、NY市だけで13万6千人、ゲイツ財団が資金提供したIHMEが7万3千人、実際はピーク時で1万8千人だった。
各予測と現実の差
いつものエンディング。NY州の人口は1900万人なのに、COVID-19関係の記者会見は世界から5900万人もの人が視聴した。
記者からの、今後の身の処し方についての質問へのクオモ知事からの回答:
良い質問だ。次は何か?私はどこへも行かない。単に毎日の記者会見を止めるだけだ。山を越えて旅は終わった。山が1つであることを望んでおり、複数の山を登りたくはない。我々は達成しなければいけないことを達成した。今後も毎日仕事しなければならない。記者会見にかかった労力は多大なものだったので、毎日は開かない。私は(米国の)大統領、副大統領、アルゼンチンの大統領、イタリアの首相のどれにも立候補するつもりはない。これらに立候補して選挙活動をすることは(州知事としての)信用を下げる。私はNY州の知事であることに、また我々が達成したことに非常に誇りを持つ。NY州は米国で最も進んだ警察改革を行う州になるだろう。州民が望む限りNY州知事でいたいと思うが、州民に追い出されればアルゼンチンへ行くだろう(笑)。
今日の映像は次で見ることができます。
本日のクオモ知事の発言書き起こしはこちら: