6月17日(水) - クオモNY州知事の会見
今日はCOVID-19と戦い始めてから109日目、(ジョージフロイド氏殺害に端を発した)社会不安が始まってから24日目。
NY州警察の改革および再発明の共同作業(各地域で考えてね)の期限は2021年4月1日、288日後。
白紙から始めて、思いついたあなたの地方の、あなたの公共安全についてのビジョンを考えてみよう。何をしたいのか、何をしたくないのか。
今週金曜日は奴隷解放記念日(Juneteenth)だ。アメリカ合衆国で奴隷が解放されたことを記念する日だ。
今日私は、奴隷解放記念日をNY州職員の祝日とする、州知事命令(Executive Order)に署名する。その後、来年にはこの日を正式に州の祝日とする法制定に進める。
入院者数は3月20日以来最少の、1,479名となった。
死亡者数の3日間平均は3月21日以来最少の22名となった。
PCR検査結果。昨日約5万9千件検査した結果、陽性率は0.96%に過ぎなかった。
我々は最悪の感染率から最良となった。
事実は事実。連邦政府はCOVID危機の扱いについて、および再開について歴史的な間違いを犯した。
どのように再開するかについて、2通りの説がある。保守派、Wall Street Journal、New York Postは左側、直ちに再開/自由放任を主張。我々は右側、データに基づいて再開。
数字は嘘をつかない。
賢い再開をしていない州(の感染者数)は上昇している。
ニューヨークの関心は?これらの州民がニューヨークへウイルスを撒き散らすことだ。ニューヨークの感染者が多かった頃は、他の州からニューヨークに対して同じことが言われたものだ。
人々は(PCR)検査をより多く実施することがより数字が多いことの説明になると言っている。
それは正しくない。
検査を増やせば入院者数も増加している(アリゾナ州、フロリダ州の例)。
しかしニューヨーク州では検査を拡大しても入院者数は減少している。
Institute for Health Metrics and Evaluation (IHME) による8月までのCOVIDによる死者総数の予測では、89,382名実際よりも多くなっていた。
経済にとってより悪いことに、ウイルス(感染者数)が上がれば(多くなれば)金融市場は下がる。
賢いニューヨークであり続けよう。
段階的に導入される再開
今度の日曜日にニューヨーク市はフェーズ1になってから14日が経つ。
NY市の、5日間の地区別陽性者数の割合。
NY市の陽性者数の推移。4月1日は57%だったのが、フェーズ1で再開した6月8日は2%、今日は1.4%。
NY市の入院者数(青)・集中治療室に入っている人の数(黄色)の推移。
ニューヨーク市は月曜日にフェーズ2に入るべく順調に推移している。
我々は皆それぞれの役割がある。
医療機関で警鐘を鳴らす人々を保護
本日私は不適切な患者の治療/看護または職場の安全について警鐘を鳴らす、医療従事者の権利を守る法律に署名する。
ニューヨークは山によじ登った。最初の登りでは頂上は雲に覆われて見えなかった。坂が平らになってきて頂上が近づいているのがわかった。山を登るのに42日、降りるのに66日かかった。我々は山の反対側に到達した。
我々は危機を作り出さなかったが、うまく対処した。ウイルスは中国から来たのではなく、欧州からNY(または近くの)の空港経由で来たのだ。3月16日まで連邦政府は欧州からの入国制限をしなかった。だからNYの感染率が高かったのだ。
我々が立ち向かわなければならない多くの挑戦が待ち受けている。正面から受け止めよう。一緒に他の山に登ろう。今一度、ニューヨーク州は共に今後起こることの先陣を切る。
ニューヨークはタフで賢く団結して自己を律して愛情がこもっている。しなければならないことはやった。毎日の記者会見は金曜日で終了する。今後は必要があるときに開催する。(最後に奴隷解放記念日をNY州職員の祝日とする、州知事命令(Executive Order)にその場で署名した。)
本日の映像は以下で見ることができます。