6月4日(木) - クオモNY州知事の会見
今日はCOVID-19に対処し始めてから96日目、ジョージ・フロイド氏の死から11日目。
不正義、不平等および制度的人種差別がはびこっていることに対する怒りを共有する。
フロイド氏殺人への抗議行動はこの5都市で起きたが、大体平和的なものだった。
入院患者数の合計。
昨日亡くなられた方の数。38名が病院で、14名が介護施設で亡くなった。
亡くなられた方の数の変化。3月23日の水準まで戻った。
COVID-19(のPCR)検査は1日平均5万件行なっていて、この検査件数は単位人口当たりどの州よりも、どの国よりも多い。その結果、陽性率はどんどん下がっていて1〜2%となっている。ニューヨーク市は以前は州内他地域より陽性率が高かった(6週間前は26%)のに今は同程度。
再開は注意深くやらないといけない。なぜか?理由は正しくやらずにブーメランのように戻ってきた例があまりにも多いからだ。テキサス、ノースカロライナ、アリゾナ、サウスカロライナ…
これらの州の数字を見なさい。再開後新規患者数が増えている。
カリフォルニアの再開後のカーブを見なさい。フロリダ、ミシシッピ、ミズーリも。
アラバマ、アーカンソー、テネシー、ユタ。何に心配しているかって?再開後のぶり返しだ。
スウェーデンは違う方針、つまり限定的な閉鎖でやってきた。これを見てなぜ我々もスウェーデンと同じようにやらないんだ、と皆が言っていたが、我々はスウェーデンではなく、スウェーデンのやり方が正しいかどうか誰も知らない。結果的に、スウェーデンでこの方針を主導した人が、我々も閉鎖すべきだったかなと言い始めている。死ななければならなかった人よりも多くの数の人が死んでいる。
正しく対処した国(日本が例として挙がっているのは?ですが)でさえ、再開後は再び(感染者などの)数が増える第二波を認める。
3万人に上ると推定される、抗議行動をした人々は、COVID-19を悪化させ得る。
今日、我々は州の検査対象を最近の抗議行動に参加した人全員を含めることにした。
抗議行動をする人の市民の義務:検査を受けること。略奪はやめろ。マスクをしろ。人々に自分はCOVIDにさらされたかもしれないと伝えること。
抗議行動をした人々による感染増加までには、多少の遅れ(症状が現れるまで4〜5日、重症の場合入院するまで8〜12日)がある可能性がある。
ニューヨーク市は月曜日(6月8日)に(再開)フェーズ1に突入する。同市は最も抗議行動をした人が多かったところでもある。彼らの多くはマスクをしているが、
略奪で被害を受けた商店などへの救済措置。
7地域はすでにフェーズ2となっており、3地域は来週火曜日、ロングアイランドは来週水曜日にフェーズ2に突入する予定。
フェーズ2ではレストランが屋外にテーブルを出して営業することが認められる。
学年の終わりの時期のため、ドライブイン/ドライブスルー卒業式を認める。
本日ジョージフロイド氏のミネソタ州での追悼式に合わせ、午後2時に州全体で黙祷の時を設ける。
おなじみの締めくくり。
本日の動画はこちら: