ウーユリーフの処方箋。
お疲れ様です、島爺です。
過去にはアニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」
「少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん」「爆釣バーハンター」でOPやED
去年は映画「東京アディオス」の主題歌も歌わせていただきましたが
今回初めて、スマホゲームの主題歌を担当させていただくこととなりました。
ゲームタイトルは「ウーユリーフの処方箋」といいます。
ありがとうございます。よろしくお願い致します。
まずお話頂いた時は「スマホゲームに主題歌がある」という時点でお爺ちゃんはもう既についていけず
しかしながら「主題歌ということは、まぁ、主題歌だろう」
という驚きの納得力でお引き受け致しました。素直で良かった。
さて誰にお作り願おうか、と考える段に至り
今まで通りナナホシ新婚楽団先生にお願いしようかとも思いましたが
「先生に頼めば確実だ」と安心しすぎている点や、まだ若干納期に余裕がある点
あと罠孫氏(ワーナーミュージックジャパン島爺担当)が
「本人が作ったりすると…チラッ…話題にもなりやすい…チラッ…みたいなこともね…チラッ」などとチラ見してくる点も踏まえ
「ここはいっちょ、やったろやないか」と。
「おじいちゃん、がんばっちゃうぞ」ということで、作詞作曲をも担当させていただく運びと相成りました。一大決心。
作詞作曲経験はあるものの、こういった「作品(ゲーム)のための作品(音楽)」というのは初めてなので不安は大きかったです。
が、怖がってても埒が明かないので、とにかく早く形を作り色んな人に意見を求めてブラッシュアップしていこうと決意。
プロットをいただき、ひたすら読み込み、分かったことは
こんなに「面白く」「複雑な」「濃い」「メッセージ性のある」ゲームをスマホでやる時代なんだなぁ、ということ。
そら主題歌もつくわなぁ、と。
テトリスとか四川省みたいな独りで淡々とやるゲームしかして来なかった僕の中の違和感が、ここで初めてまるっと消えました。
ゲームの世界観から離れてはいけないし、逆に近づきすぎて歌詞でネタバレしてもいけない。
ゲームのための曲でありつつ、僕のための曲でもある。
そんな「重心をどこに置くか」のせめぎ合いがとても楽しかったです。
とりあえず1コーラスを作り聴いていただいたところ、「OKですー」と何と一発OK。
「やば…天才や…フフ…天才じじい現る、や…フフ」と一日ほどニヤニヤぶつぶつ独り言したあと正気を取り戻し、フルコーラス制作に突入。
あとは編曲をして下さる鈴木Daichi秀行さんに曲の詳細や入れてほしい音色の説明等をし、お任せすることに。
鈴木Daichi秀行さんは僕の1st「冥土ノ土産」で「チルドレンレコード」のアレンジオケを作って下さった御方で、その時初めて「プロの凄さ」を目の当たりにしたんですね。
アレンジオケのクオリティはもちろんのこと、送っていただいた音声ファイルの整いかた、使いやすさ等、隅々にお気遣いが行き渡っていて
「ほぁーこれがプロの仕事ってやつかー!!」とただただ感動したのを覚えています。
そんな御方ですので「いい感じになって戻ってくるやろーな♪」とワクワクしていたのですが、出来上がってきたものは予想を遥かに上回っておりました。
ほんとにビックリした。年取るかと思った。83になるとこだった。危ない危ない。
とまぁ、簡単に書くとこんな感じで出来上がりました「箱庭の理」。
ゲームのOP動画がこちらです。
https://www.youtube.com/embed/9MMQTyzh6q8
2/28(金)に配信リリースも決まっておりこちらで予約もできます。
「箱庭の理」
たくさん聴いてゲームも遊んでいただければ幸い。
よろしくお願い致します。