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治安悪会をやった話⑤ 犯行現場より(5/5最終回)

みなさんこんにちは!みちる(@sylv1e_michelle)です。
治安悪会組長の裏話note、早くも最終回!
犯行現場から、組長やってみて、一参加者として参加してみて、
治安悪会で何を思ったのか書いていこうと思います!
(LOVEが溢れすぎて5,300字超え)


「良い子は天国へ行ける。でも悪ィギャルはどこへでも行ける」 ーGood Girls Go to Heaven. Bad Girls Go Everywhereー

期待を大幅に超えて、天国なんかにとどまらずどこへでも行っちゃうワルが集まってくれた話

当日来てくださったみなさんが、本当~~に発想が自由で、バラエティ豊かで、外ヅラも内面も個性ギャンギャンなのが楽しすぎたから、見てほしい…!

治安悪会 参加者全員での集合写真♡

国境を越えた世界的ファミリーに所属するグローバルマフィアたち、
『極道の妻たち』の岩下志麻、そのお付きのアジリティ高めなチャイナマフィア、
メットガラから宝石を盗んで出てくるあの豪華絢爛な場面をやってくれたTeam OCEAN'S 3/8たち、
ヒトヤマ当てた後、「あー楽しかった!」ってそのカネを風にばら撒きながら夕暮れの海沿いをオープンカーで疾走する爽やかなチンピラ三人衆、
一分一秒全ての場面をBad 〇itchが世間にカマすさまを撮ったMVに変えてしまうスーパースター、
人間の心と身体を持って動けるようになってしまったダークなアンティークドール、
鋭い爪の先から雷とブリザードを落とし、愚かな人間に釘を刺す一万年生きた魔女、
1960年代ヌーヴェルヴァーグのフランス映画に出て来そうなファム・ファタールたち、
レトロなキャバレーで普段は歌姫として君臨し、その甘い顔と一級品の歌声で人々を騙しているが、実は裏の顔は諜報活動に勤しむ傾国の姫たちと、そのキャバレーを束ねるやり手のママ、
普段は丸の内の重厚な役員室で秘書として働いているが、実は裏の顔は電話一本で実働部隊に「了解。始末して頂戴。」と伝え、自分は手を汚さずかつての味方を始末する黒幕、
毎日渋谷でオールして全力で遊びに生きているように見えるが、実は数々の悪を斡旋してきた頭脳系ボスギャル、
原宿に生息するあくタイプ・ゴーストタイプ・どくタイプ全部煮詰めてマシマシに盛りました!みたいな小悪魔ちゃん、
闇のダンスクラブを経営するやり手のオーナー、
ラズベリーとチョコレートの世界から飛び出してきた小悪魔ポイズンベリーちゃん、
世界的パンクバンドのボーカルかつファッションリーダーとしてカリスマ的人気を集めるスター、
演者たちを支えているいちSTAFFに見えて、実は裏では全てをディレクションしている黒幕

『治安悪会参加者を一人残らず描写してみた』ーみちる

これで全員言葉で表現できたかな。文字にするだけでヤバくないですか。
絶対会いたいでしょ?会いたくなってきちゃうでしょ????
(参加者さんへ。自分がどれかわかった??)

当日、「天国なんかに収まってたまるか!!!どこへでもテメーの足で行ってやらァ!!!!!」
という、自由な精神と強さを感じるハッピー野郎たちがわちゃわちゃ楽しそうに過ごしている姿に、なんだかとっても幸せな気持ちになりました。
良い一日になったなぁ…

ファッションにも、人と人との組み合わせの妙、セッションの楽しさがありますね

今回、リンクコーデでいらしてくださった方々以外は、全くもって事前打ち合わせをせず、自由に設定やコーデやメイクを考えてきてくださったのですが、
それぞれ個性がすんごい強いのに、その強い個性同士がぶつかると、新しい画が生まれる楽しさがあるなあ、という点が大きな発見でした。
ジャズセッションみたいな即興性の楽しさ、人と人との組み合わせの妙があるんですよね。

「実は黒幕」が、実働部隊を束ねると「どう見ても黒幕」になってしまう面白さ

例えば、とある参加者さんのお写真。

このポスト、右側のソロフォトでも「とっても上品でこのままコンサート行ってそうだけど、実は黒幕なんだろうな…」って思わせるのに、
他のワルと並ぶと(左)、
「どう見てもこの人、闇のオーケストラ裏で率いてる人じゃん…完全にコードネーム:マエストロじゃん…」と、極悪度が上がる感じがとても面白くて最高すぎませんか?????

個性vs個性の即興セッションの面白さがあって、素敵ですよね…。(しみじみ)

ちなみに、治安悪会開催後、「パリ流ドラ/クリ/セク/シック持ちばかりなのかなあ、どう見ても私のスペックじゃ悪くなれない…この中に混ざれない…」という声が散見されたのですが、
そんなことない!!!パリ流全スペックのワルが、それぞれ極悪の姿をやっていたぜ…????だからあんたも日和ってんじゃねぇ~~~!!👊俺と一緒に日々ワルをやろうぜ!
こちらの参加者さんはパリ流クラシック×スポーティの、ナウシカみたいに品があって美しい方なんですよ。
私は、ナウシカがワルをやっている姿がめちゃくちゃ見たかった。もうこれ文字にするだけでワクワクするじゃないですか…
そんなナウシカも期待をギャンと超えるワルの姿を見せてくれたし、
色んな種類のワルが見られて、わたしは、本当に、満足…(悦)

たまたまサングラスやメガネをかけてきた人を集めてみたら、突然バディもののハリウッド映画が始まっていた話

当日、治安悪サングラスや治安悪メガネをかけてきてくれた方々をギュッと集めて撮った写真。
これも全く打ち合わせとかしていないのに、とにかく参加者さんのコーデの色遣いもテイストもバラけていて、キランキランに華やかで、
東京事変『今夜はから騒ぎ』の一場面のようで目が幸せ。

そして、この写真の一部分に着目してみると…

ゥチらでハリウッド映画やります♡見に来てね♡

打ち合わせもなしに突然、バディもののハリウッド映画始まっちゃってるの!!!!!!!!!ヤバくない???
これも写真撮る直前ですら全く並び方もポージングも決めずに撮ったのに、
この拡大写真の中央の二人、コーデの色遣いや柄がなんとなくリンクしていたり、
背中合わせのポージング、静と動の対比、サングラスのかけ方の違い、などなど…
バディじゃん。絶対お互いの数々のピンチを救ってきた胸アツバディじゃん。これも奇跡のセッションを感じる一枚ですね。

集合写真にたまたま写り込んだトランクですら、治安の悪いストーリーが生まれる

この写真の左隅。おわかりいただけただろうか…?????

集合写真にたまたま写り込んだポップでキュートなトランク。
しかし、そんなトランクも、コイツらがあまりにも極悪面すぎるせいで、
「コイツらで始末した男を詰めたトランク」に変貌してしまうのである。(怖ッッッッ)

これさ、トランクの映り込み方が本当に面白いんですよね。
「絶対に」写り込んではならなかったものが、「たまたま」写り込んでしまった感が絶妙すぎないですか???

これら3つのエピソードは、本当にごく一部にしか過ぎないのですけど、
すべての人と人とのショット、小物一つに至るまで、
その場限りのちょっとした思いつきの組み合わせで撮ってみたらば、
壮大な治安悪ストーリーが即興で生まれてしまう感じがとっても面白かったです。
これって参加者さんの個性も発想も豊かだったからこそ生まれた物語なんだと思うんだよね。


ドレスアップして来てくれるのも、これは普段着です(ドヤ)を見るのも、めちゃくちゃ楽しい。

結婚式で、新郎新婦が「華やかなドレス/お着物で来てくれて本当にありがとう!」言う場面、たまにあるじゃないですか。
あれがずっとよく分からなかったのです。だって新郎新婦が主役じゃないの?脇役が華やかな姿で来てなんで感謝される場面があるのだろう?と。
でもね、この会来てくれた方々を見ていたら、「こういうことか~~~!!!!!!!」って急に自分の感覚として腑に落ちました。

わざわざこの会のために朝イチで着付けやヘアセット、メイクアップをして来てくださった粋でいなせなあの姐さん、
3人でリンクコーデの事前打ち合わせをして、『OCEANS'8』のドレスでMETから出てくるあの華やかな場面を再現してくださった彼奴等、
そういった「ココ一番のドレスアップ姿」で来てくださった方がいると、
目に映る景色がとっても華やかになるし、集合写真もとっても煌びやかで、画としてとっても美しいんですよね。
花束にビビッドカラーのお花を一輪入れてみたら、パッと周りの花まで華やかに輝く、あの感じ。

そんな煌びやかでドレッシーな姿になるには、とんでもない時間も労力もかかるじゃないですか。
それで、ああ、「華を添えてくれてありがとう」ってこういう場面で浮かぶ言葉なのだなあと実感しましたね…。

そして、もう一つ「良い!!!」と思ったのは、
「この服は普段着です(ドヤ)」って語る数々の参加者さんも最高…!
だってさ、普段から存分に自分のアガるファッションで娑婆を練り歩いてるってことじゃん。
その誰にも何にも縛られない、自分の「好き」を大切にする精神がサイコーじゃない????
こんなサイコーなギャルたちがこんなにいっぱい世間には紛れ込んでるんだって思うと、なんだか希望が持てませんか???
ちなみにそれを聞く前からだけど、私も、この柄シャツは普段着です(ドヤ)
(※ガチ。こういう柄シャツを死ぬほど持ってるので、今度誰かに柄シャツハラスメントしたい、という野望を抱いている)


人生で初めて幹事をやってみて、人間は助け合うからこそサイコーになれるんだなって改めて思った話

今回、人生で初めての幹事をやってみて、不慣れなことばかりでハプニングもあったし、
私はカンパイの挨拶すらヘニャヘニャへたれっぴだし、
ひとりでは絶対幹事なんてできっこないけど、
盛り上げ役、そのノリに乗っかる役、進行リード役、片付けリード役、

参加者以外の方でも、楽しい会になるようツイートを拡散してくれた方、主催の私を気遣ってくれた方、プレイリストの曲をセレクトしてくれた方、
いろんなシゴデキギャルたちが気にかけてくださったからこそめちゃくちゃ楽しい会になったなあ、と思います。
みなさま、改めて本当にありがとうございました…!

あと、幹事やったことないけど、やってみたいオフ会があるそこのチミ!!!
大丈夫だ!!!!!!意志あるところに道は開ける!!!!!!!!世界には優しい人がいっぱいいる!!!!!!!!私も助けに行く!!!!!!!!!!!!!


私のお葬式は喪服とかでなく好きなファッションで来てカラフルにビビッドに送ってほしい

※まだまだ全然死ぬ気はないのでご安心ください。みんな、もっと私と遊んでくれ!!!!!!!
治安悪会が終わり、「良い会でした…ありがとうございます…」と温かい声をかけてくださり退場されゆく参加者さんを次々見送りながら、なんだか私はぼーっと夢見心地でいた。
なんだか、私のお葬式に来てくれた人たちが解散していくところを、空から眺めているみたいだな…みたいな、謎の心持ちである。

そして思った。
私自身もこんなにビビッドカラーの服を愛し、「派手」とイジられる柄シャツを愛し、
そしてワルなギャルたちもこんなに集めちゃうほど、自分の個性も他者の個性も愛するわたしなのだから、
わたしが死んだら、黒一面の喪服で見送られるのはイヤ。みんなそれぞれ好きな色で好きな柄で、好きなファッションとメイクでわたしの葬式に来てほしい。
それで、わたしと、来てくれた人たちそれぞれの大好きな曲を詰め込んだプレイリストをシャッフル再生して、思わず踊りだしちゃうような、そんなハッピー野郎たちのパーティで見送ってほしい。


そうして現世の最期の最期までふざけ倒したら、
天国にとどまらず、どこへでも好きな場所へ飛んで行っちゃえそうじゃない???

おわりに ーだってパーティは永遠ー

最後に、わたしの大好きな一曲、東京事変の『一服』を紹介してエンドロールとしたい。

この動画の1分~以降。(『孔雀』もだいすきである)
この曲の歌詞で私が愛するところを、下記抜粋。

「勤勉なあなた いとおしいね そっと讃えたいし安らいで欲しい」

「当然よ だってパーティは永遠
 夢ならタックスフリー 我らは実現をしたいですね」

勇気要りますの ヒール(悪役)を演るには(技術と歴史も)
 沈黙は偉大なり(古今東西)
 いいんじゃんやっぱずっと律儀なまんまでいこう シャイな老若男女
 
そんなあなたへ お耳の恋人をいつかは必ず書きたい」

東京事変『一服』

治安悪会が終わっても、パーティは永遠。
勇気をもってヒール(悪役)をやるあなたと私にカンパイ。
毎日全力でふざけるあなたと私に乾杯。
悪役を愛するあなたに乾杯!

来てくれたあなたも、今回は参加できなかったけれどこれからもしかしたら会えるかもしれないあなたも、また一緒に悪だくみしようね!
そんで全力でふざけ倒そうね!

こんなに想いが溢れてしまった超長文、ここまで五部作見てくれてARIGATO!!!
楽しい会にしてくれてARIGATO!!!!!!!!!!

それでは、またな!!!!あばよ!!!!!!!!!!!!!

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