舞踊歌語り『羽衣天女』謡曲『羽衣』をもとに 3 しひな/琴と笛と文筆と旅と 2023年4月28日 23:30 4/15 七社神社 百桃会 春ご奉納時に即興しました、舞踊語り『羽衣天女』の記録です。先立つ3/31のご奉納の際、謡曲『羽衣』クセ・キリの謡に、舞踊家・青柳ひづるさんの即興舞踊をつけていただきましたが、その頃から、『羽衣』を物語調に創作して、舞踊劇のように、語りの中で舞っていただきたいと思っていました。舞踊は、ひづるさんの即興舞。冒頭の和歌と語り部分は、瀧里しひな作。以下は下記引用。〜天津風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ〜 (僧正遍昭)〜春霞 たなびきにけり ひさかたの 月の桂も 花や咲くらむ〜 (紀貫之『後撰和歌集』)謡曲『羽衣』キリ***おおよその語りの筋のみ把握した上での、即興ながら、まさに羽衣天女のままに、軽やかに華やかに、天上の舞を表してくださいました。この日はかなりの雨で、バックに、三保の浦の波音に替わり、水音が入っているのも、ひとつの趣かと。音具は、琴をはじめ、麻鈴、ザフィアチャイム、それに神社の太鼓は、その場の直感で音を出しています。私は、歌声と、語る時の声量が、だいぶ違うので、一応マイクと、編集アプリで可能な範囲で音を調節してありますが、音のバランスに限界があるので、ご容赦を…こういう、古典や神話、和歌や物語をもとにした、創作語りは、もともと書くのが好きですし、こんなふうに、舞と共にできるのは、何よりも高揚します。昔語りや講座にて、いろんな場やシチュエーションにおいて、舞人や、他楽器と、こんなふうに語り伝える機会を持ち続けていけたらと、さまざま書きためては、夢想しております。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #宇宙楽器真琴 #羽衣伝説 #創作語り #神社ご奉納 #和歌を歌う #即興舞踊 #即興舞台 #古典を題材に歌物語 #謡曲を取り入れて 3