タヌキでもできる! スタックチャンのやさしい作り方
M5Stackを用いた手乗りサイズのロボット「 #スタックチャン 」
大変にかわいい。ししかわさんにより開発された。オープンソースプロジェクトとして設計データ等が広く公開されている。
そんなスタックチャンを、3Dモデルやファームウェアのデータが手元にあってもどうともできない初心者のワタクシ(以下タヌキ)が作りましてね。
この記事ではその過程を紹介する。スタックチャンがかわいい、気になる、しかし作れるか不安……という方の勇気の一助になれば幸いです!
複数通りあるスタックチャンの作り方のうち、おそらく最も簡単な方法を実践した。専用基板不要、M5Stack本体の分解不要。ボデーのケースも買って入手できるため、3Dプリンタも不要である。
詳細は紅樹タカオさんがブログ「M5Stack沼人の日記」で紹介されている( robo8080さんのご考案とのこと。ご両名とも誠にありがとうございます!)。分解不要のこの作り方は、分解ありの作り方の後発という事情もあり記載が複数のページにまたがる。どの工程でどのページを見るとよいか、自分用メモも兼ねてまとめました。我がつまずき話をそえて。
材料
●M5Stack本体 …タヌキ使用はM5Stack Core2 IoT開発キット
●SG90サーボ ×2 …タヌキ使用Servo Kit 180‘
●Argeggio Facotryさんの部品キット
●Argeggio Facotryさんのケースキット
●M3ボルト …タヌキ使用M3 Screw Kit
道具
PC、ドライバ、六角レンチ、ニッパ
手順1 M5StackとPCをつないでプログラムを実行させる
1−1 PCにAruduino IDEを入れ、M5Stackへの書込みのために諸々設定する。
1−2 PCとM5StackをUSB Type-Cケーブルでつなぎ、M5Stackに「Hello World」表示用のスケッチ(プログラム)を書き込み、実行させる。
……という一連の手順は下記ブログ記事に!(投)
M5Stack沼人の日記 初心者向けM5Stack Core2の始め方(ArduinoIDE編)
いざというときの初期化方法も紹介されている。タヌキはEasyLoaderで一度やってみました。
【この頃のタヌキの様子】
ライブラリは最新のものを入れるぽんよ……。
手順2 M5Stackとサーボユニットをつないでサーボテスト
2−1 サーボ2個と部品キットを用いてサーボユニットを作る
M5Stack沼人の日記 スタックチャン M5GoBottom版 組み立て方法【その1 部品キット編】 に従う。
2−2 M5Stackとサーボユニットをつないでサーボテスト
M5 StackのPort.AにサーボユニットのGroveケーブルを接続する。動作確認にはstack-chan-testerのプログラムを用いた。ArduinoIDEでに必要なライブラリをインストールし、1−1のHello World表示と同様の要領でM5Stackにスケッチを書き込み、実行する。
M5Stack沼人の日記 スタックチャン M5GoBottom版のファームウェアについて と stack-chan-tester を参照。
【この頃のタヌキの様子】
(その後のリリースにより今はライブラリマネージャから入れられるぽん。)
手順3 ボデーを組み立てる
3−1 サーボユニットを外す
何か特殊な抜き方があるのかと不安になるほどかたい。
便利な道具を頼るのも吉。
3−2 M5Stack本体にシェルをつける(アタマ作り)
M5Stack沼人の日記 分解作業なしでスタックチャンを作る。【スタックチャン M5GoBottom版 組み立てキット】 に従う。
3−3 足、ブラケットのパーツを作り、全パーツを組み合わせる。
M5Stack沼人の日記 スタックチャン M5GoBottom版 組み立て方法【その2 ケースセットの組み立てと完成まで】 中〈ケースの組み立て〉の〈足〉、〈ブラケット〉の内容に従って、 足パーツとブラケットパーツを作る。
同じ記事の、〈パーツを組み合わせる〉の内容に従って、アタマ、ブラケット、足を組み合わせる。
【この頃のタヌキの様子】
サーボは届いたとき何やら着ている。それを脱がせて使いますぽんぞ。
スタックチャン完成!
以上、スタックチャン作りの参考になれば、また勇気や安心につながれば嬉しいぽん。
ちょこちょこと挟み込んだ漫画、スタックチャンに癒されるタヌキの日記(#スタヌキ日記)は他にも話があるからよかったら読んでくださいぽん〜。
@sylacwa たまに四苦八苦あそんでいます▼
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