特許取得は鵜呑み厳禁
note323にちめ。
日曜恒例、知財のおはなし。ある現物まがい商法で、特許取得済みと謳われていたが取得の事実すらなかったという事件の報道を見て。本日はチョト関連したおはなし。
【日曜知財劇場】
特許取得は鵜呑み厳禁
(漢字が多いナ)
特許取得の真偽は確認すべきである。問合せなり、社名で特許検索なり。教えてもらえず、検索で見つからず、となっては怪しんでよいと思う。
悪質商法は巧妙で、なかなか疑いの気持ちを生じないようにできているものも多いという。問合せや、社名で特許を確認することはそう手間がかからない。“怪しいカモ”と思うきつかけを大事に。
(じつは取れてさえいればそれでよいかというと、それも違って。その特許がどれほど“強い”かも重要である。が、それを見るは手間がかかることもあるので、まずは取得の真偽だけでも気にしていただきたい)
つぎは社名で特許を確認するおはなしを描こうかな。
ちなみに、こんかいの猫は、知財部の猫ではないのです。どうでもよかろうけれど。
“顧客には「特許を取得している」などと説明していたが、特許を得た事実は確認できなかった。”
↓日曜知財劇場、これまでのおはなし
猫殿のおもちゃ、食べ物。たまに人のお茶や資料代になります。ありがとうございます!