海外長期旅のSIM、どうする? #1 | 世界一周の準備
こんにちは。
現在世界一周中のくりちゃんです。
旅の準備にあたり、少し悩んだのがSIM(スマホの契約)をどうするか。
旅を始めて10か月経った今、実体験とともにまとめます。
(※ SIMって何?という前提はここでは省略)
①日本のSIMと②現地のSIM、2つの話があるので記事を分けます。今回は①日本のSIMの話。
②現地のSIMの話はこちら↓
結論:楽天モバイルかpovo2.0がおすすめ
世界一周などの長期旅に出る場合、日本で契約しているスマホの通信費は最小に抑えたい。
でも電話番号は維持したいし、その電話番号で海外からもSMS受信ができるようにしたい。そんな人が多いはず。
そんな場合に有力候補となるのが
・楽天モバイル
・povo2.0
それ以外はわたし自身が使ったことないのと、個人的には上記2つが最適解だと思っているのでバッサリ省略!笑
どちらを選ぶかは、各自の渡航先によって決めればOK。
以下、わたしの主観。
楽天モバイルがおすすめの人
・渡航先が主に楽天モバイルの対応国である
・上記かつ日本の電話番号宛に通話したい
・上記かつ現地でのデータ通信は少量でいい(滞在期間短いなど)
povo2.0がおすすめの人
・渡航先に楽天モバイル対応国が少ない
・とにかく維持費を節約したい
・SMS受信さえできれば良い
実体験:わたしはこれを契約した
まず、わたしが旅中に日本のSIMに求めるものはSMS受信です。
(海外から日本のサービスを利用しようとすると不正アクセスを疑われSMS認証を求められることが多いです。)
最初は楽天モバイルを契約していて、途中一時帰国のタイミングでpovo2.0に乗り換えました!
最初は楽天モバイル
最初はアジア圏を旅しており、東南アジアは比較的楽天モバイル対応国が多め。
対応国ではSMS受信もできるし、2GBまでデータ通信も可能なので、滞在日数が短い国では現地のSIMを買わずに楽天モバイルのSIMを使ったりしていました。
到着してすぐ、現地SIMを買う前でも使えるのは便利◎
また、旅中に一度日本に問い合わせの電話をしなければいけないシーンがあり、その際に通話料無料だったのでとても助かりました。
しかし中央アジア等の非対応国に行くと全く使い物にならない。
SMS認証したくてもできない…!ちょっと困りました。
povoに乗り換えた理由
一時帰国後の旅の予定はアフリカ、そして南米。
楽天モバイル対応国を調べてみると、どちらも対応国がほとんどない。
つまり使い物にならないのに、毎月約1000円持っていかれる。
ということで、以前から最安と聞いていたpovo2.0を調べてみました。
そこでpovo2.0も海外SMS受信が無料であることを知る。しかも対応国がめちゃくちゃ多い!!200以上の国・地域で対応。すごい。
ということで、迷わず乗り換えました。
ちなみにpovoの海外データ通信は高いので論外。SMS受信のみ利用。
楽天モバイルの海外データ通信2GBと日本宛通話料無料にメリットを感じない人は、povo2.0がいいと思います!
以降、ざっくりそれぞれの情報や注意点を書いていきます。
おすすめ①楽天モバイル
維持費:980円+税/月
楽天モバイルの料金プランは1つしかなくシンプル。
使用量に応じて料金が変化する。
月3GBまでは980円(税込1078円)なので、海外にいて使わなければ毎月この額が請求されるのみ。
強みと弱み
強み
・海外でも対応国ならデータ通信2GB/月まで使える!
・上記2Gを使い切っても追加料金でデータ購入可
・海外でも対応国ならLinkアプリから日本への通話料無料!*
(*国際通話かけ放題オプションもあるけど、海外から日本への発信のみならオプションつけなくても無料です!)
弱み
・エリアにより対応国が少ない(73の国・地域)
・対応国以外では何も使えない
※注意点※
海外からでもなんと日本への通話料が無料!なんだけど!
iPhoneの場合、楽天Linkという通話アプリを使わないと普通に国際通話料金が発生します。気をつけて!!!
Androidは大丈夫っぽい??
詳しくは公式サイトを要確認!
おすすめ②povo2.0
維持費:0円/月
povo2.0は基本料無料!
自分が使いたいデータ量に応じて“トッピング“というものを購入する。
つまりプリペイド型というのかな。
使う必要がなければ購入しないので、0円!!
何も購入しなくても、海外SMS受信可!
ただし180日間購入がないと解約になるので注意。
海外ローミングのトッピング(プラン)もあるが、基本高いので無視してOK。
強みと弱み
強み
・とにかく維持費が安い!
・対応国が多い!!(200以上の国・地域)
弱み
・海外データ通信のプランは割高(→そもそも選択肢から外すべし)
※注意点※
180日間、有料のトッピング購入がないと解約される場合があります!
リマインダーを設定しておきましょう。
物理SIMではなくeSIMにすべし!!
楽天モバイルでもpovo2.0でも(またはそれ以外でも)、契約の際は物理SIMではなくeSIMがおすすめです。
理由
・SIM紛失の心配がない
・有効化するSIMの切り替えが圧倒的に楽
海外旅中は現地のSIMカードを購入することが多いはず。
その場合、日本の物理SIMがある場合は紛失しないようにどこかに大事に持っておかなければいけない。失くしたら困るのでちょっぴりストレス。
また、日本のSIMを有効化したい時(SMS受信したい時など)、物理SIMだとわざわざ抜き差しが必要になる。
一方、eSIMだと設定を切り替えるだけで有効化できるので、物理SIMカードの抜き差し不要、紛失の心配もなし!
ちなみに契約時もeSIMなら即日有効化できるので簡単。
一石二鳥!!
海外で使う方法(SMS受信他)
海外で日本のSIMを使う時に気をつけるべき設定を簡単に書きます。
わたし自身、いざ初めて海外で使おうとした時に上手くいかず少し困りました。
※ iPhoneの設定です
楽天モバイル限定の設定
「my 楽天モバイル」の契約プラン画面にある、「海外ローミング(データ通信)」や「国際通話・国際SMS」をONに設定する。
楽天モバイル・povo2.0共通の設定
①
設定 > モバイルデータ通信(Cellular)
SIM一覧が出るので、有効化したいSIMを選択。
②
“SIMの有効化“をON
→“ネットワーク選択“を開く
③
“自動選択”をOFFにする
※ 自動で使えている場合はそのままで問題ない
④
少し待つと現地のキャリアが出てくるので、どれか手動で選択
基本的に現地最大手の通信会社を選択するといいと思います。
※楽天モバイルの場合、使える通信会社が公式サイトに書いてあります。(それ以外を選択すると使えない)
設定は以上。
一度機内モードON→OFFなどして探索(接続)し直すと使えるようになると思います。
わたしは、最後のネットワーク手動選択を知らずに少し苦戦しました。
まとめ
世界一周など、海外長期滞在時の日本のSIMは、楽天モバイルかpovo2.0がおすすめです。
渡航先や目的に合わせて選びましょう。
海外でもSMS受信できるのはありがたいですね!!
誰かのお役に立ちますように。
もし何かご指摘等あればコメントください。
現地のSIMの話はこちら↓