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スリランカでホームステイ【スリランカ・コロンボ】旅日記 Day103-107
【わたしの旅日記】 旅中の出来事をつらつら書いています。 後から見返すと懐かしくなる、自分のための日記。
2024/2/20-24
はじめてのスリランカ。
なんと到着当日からホームステイをさせてもらった。
大切な思い出、そして帰ってきたい場所がまたひとつ増えた!!
ホームステイざっくりまとめ
久々にチェンマイで再会した友人とスリランカ行きが被り、その友人が友人の実家にステイすると聞いたので便乗させてもらうことに。とてもラッキー!
今回お世話になったファミリーは、今はパパ・ママ、そして息子のうちの1人と3人暮らし。3部屋あるうちの1部屋を使わせてもらった。
ママとパパはあまり英語を話せないけれど、それでも笑顔で話しかけてくれたり、気にかけてくれた。
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お庭のフルーツを取って食べさせてくれるパパ、料理を見せてくれるママ。
言葉は少なかったけど笑顔でコミュニケーションを取っていた。言ってしまえば他人のわたしを温かく迎え入れてくれて本当に感謝。陽気なパパに和み、ママの手料理に胃袋掴まれた。
お兄ちゃん(ラクマルくん)は仕事が忙しかったりで日中はあまり話せなかったけど、優しいお兄ちゃんのおかげでここに滞在することができた。
そして日本に留学中の妹ちゃん(マユミちゃん)。今回のご縁は彼女のおかげ。ママに繋いでもらって何度も電話した。いつか日本で会えるのが楽しみ!!
滞在中はリアルなローカルの暮らし(多分中流階級?)を感じられた。
朝はあま〜いミルクティから始まる。簡単に掃除を済ませたら、朝からココナッツの実を削って絞って朝食の準備。お昼ごはんも2時間くらいかけて作る。定番はカレー2品とおかず。日中は外は暑いので家の中でテレビを見て過ごし、夕方日が沈み始めた頃から少し動き出す。夜はちょっぴり遅め。
夜テレビを見ながらソファで寝てしまうパパをママが叱っているのを見てちょっとほっこりしたり。笑
滞在を通して、かなりシンプルな暮らしをしていると思った。そして全然違う環境で違う生活をしていながらも、「やっぱ人間は同じだな」とも思った。生きてるなぁって。寝て起きてごはん食べて、動いて(働いて)ごはん食べて、寝る。
でもその中での時間の過ごし方が違って、日本での生活は効率を求めた結果無駄が多かったりあらゆる選択肢が多い分余計なことを考えがち。もっとシンプルでいいんだよなぁ多分。もちろん娯楽も多くて充実させられる幅は圧倒的に大きいのだけど。
何が言いたいのかは自分でもよく分からない。笑
与えられたものが多ければ多いでその中で振り回されてもがくし、少ければ少ないでその中でなんとかやっていけるんだろうな。ありがたく選択肢の多い日本に生まれたので必要なものを見極める力がやっぱり大事だ。
そんなことを考えたりしていた。
リアルな暮らしや文化を見れて、そしていろいろ考えるきっかけももらえてとてもいい経験だった。親切にしてくれたファミリーには本当に感謝!!
滞在記
2024/2/20 スリランカ到着
到着が夜遅くになってしまったにも関わらず、起きてご飯を用意してくれていた。
スリランカ初ごはん。白い麺のやつは初めて見たものだったけど、カレーと混ぜて食べるととってもおいしかった!
手で食べるデビューした。
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2024/2/21 おうちでまったり&ビーチへお散歩
朝は激甘ミルクティーからスタート。
朝ごはんもとっても甘いメニュー!おなかいっぱい。
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真ん中のはココナッツミルクで炊いた米のようなもの
それからパパがお庭のココナッツを取ってくれて飲ませてくれた。他にもグァバや年利という謎のフルーツ、そしてカレーリーフなどのスパイスも見せてもらった。
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とても香ばしい香り!!
移動疲れと外が暑すぎるので、日中はひたすらゴロゴロ。
途中近所の人がお庭の野菜をもらいに収穫に来ていた。笑
夕方になってお兄ちゃんとその友だちとお散歩へ。ビーチまでたどり着いた。ちょうど夕日の時間で綺麗たっだ。
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そしてもう暗いのでトゥクトゥクで帰宅。4人も乗れちゃうものなのね。笑
夜ごはんはお昼ごはんの残りをいただいた。
そして一緒にステイしていた友人は疲労のためコロンボの宿へ。わたしだけ残らせていただいた。
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2024/2/22 おうちでまったり&ママのお仕事見学
今日もママのクッキング見学。ココナッツ削るのやらせてもらった。
日中は暑いのでやっぱりダラダラ。
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夕方にまたお散歩へ。そしてこの日はママが近所の方達とミーティングがあるとのこと。ちなみにママは政治家らしい。この日は近隣住民とのレディース会議。女性たちが集まり悩み事など相談する場らしい。(他の内容は何か忘れた)
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日本だとこういう近所の人たちの定期的な集まりってもうあまりない気がする。人と人の距離の近さを感じた。
2024/2/23 POYA DAY! お寺へお参りに
スリランカでは毎月満月の日はPOYA DAYという祝日になっている。家族でお寺へお参りに行くことが定番らしい。一緒に連れて行ってもらった。
バスに乗りお寺へ。と思いきや、結婚している息子夫婦と一緒に行くことになったらしくまずは息子夫婦のお家へ。ジュースを出してもらい、準備が終わるのを待つ。ちなみに家着いてからシャワーを浴び始めた。笑
そしてお寺へ。スリランカではお寺に行く際にみんな白い服を着る。白い服をまとった人々が熱心にお祈りする姿は圧巻。日本では見れない光景だった。
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そして親戚のお家へ。
8歳くらいの娘のためにテレビで英語のアニメを見せていた。この子は英語で教わる学校に通っていて、アニメの内容も全て理解できるらしい。(わたしはなんとなくしか分からなかった)
日本では何でも日本語で揃っているし日常で英語の必要性を感じることが少ない。でも、途上国や新興国では海外から流れてくる中古品など生活の中で外国語に触れる機会が多いと思う。さらに英語ができることで仕事の幅が一気に広がり収入にも大きく差が出るはず。日本よりも英語(他言語)を学ぶ価値は圧倒的に大きく、さらに学びやすい(触れやすい)環境もあるのかなと思った。当然ある程度裕福でないと難しいとは思うが。
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帰宅後、近所の子供たちが道路で遊んでいたので混ぜてもらった。
どんな遊びをするのかと思ったら、ドッヂボールのボールをビーサンにしたやつ。ボールが容易に手に入らないのだと気づいた。あとは缶を積み上げる遊び。チーム戦で攻めが全部積み上げれば勝ち、守りは敵(攻め)に小さなボールを投げて当て、当てられた人はアウト。理解するまでめちゃくちゃ時間かかった!笑
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2024/2/24 お別れ
そろそろここを出てキャンディに向かうことに。
ママが「あなたが居なくなると寂しくなる」と言ってくれたのがとても嬉しかった。わたしも寂しい…!いれるならずっとここに居たいくらい。
今日もママパパが朝食を用意するところを見学。滞在中ずっと食事は一緒にではなく特別にテーブルに用意されている感じで、若干寂しさを感じていたけど、今朝はゲストっぽくなくキッチンの椅子で出来立てのロティをいただいた。
記念撮影後、コロンボ行きのバス停まで一緒に来て見送ってくれた。
また会いにくるね!!!
その後一緒にお世話になった友人がお兄ちゃんとコロンボで会うと聞いたので合流。わたしはキャンディ行きの電車に乗るため、ちょこっとだけ一緒にお散歩して解散。
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驚いたこと
①ゴミが出ない
滞在を通して、ゴミが全然出ないことに気づいた。
まず最初にびっくりした(というか困った)のが、トイレにトイレットペーパーがなかったこと。ペーパーがないだけなら手持ち物を使えるけど、ゴミ箱すらないので捨てられない。一体どうすればいいのかと迷ったけど、現地スタイルに従うことに。また旅レベルが上がったな。。
そしてリビングや食卓のテーブルの上にもティッシュはない。そしてゴミ箱もどこにも見つからない。スパイスの効いた辛いカレーを食べたとき、どうしても鼻水が出てしまって大変だった。(手持ちのティッシュを使ってまとめてゴミ持ち帰った…)みんな鼻水どうしてるんだろう。
そしてお母さんの料理を見ていると、食材の切れ端や食べ残しは庭に捨てていた。土に還るのかな。野菜以外の食材のパッケージなど多少はビニールゴミも出るけど、多分すごく少量なのかなと。
ちなみに料理などに使うココナッツオイルはスタンドがあって補充式だった。
②野良犬が多い
道を歩いているととにかく犬がたくさん転がっている。最初は怖かったけど、どの犬も落ち着いてのんびりしていたので特に問題はなかった。
③人の距離感が近い
ホストの家にはご近所さん達がよく顔を出していた。近所のファミリーが庭の野菜を獲りに来ていたり、あとは何の用事かわからないけど人が来ていた。家族親戚や友達とよく電話もしていた。そして自然なボディタッチも多いように感じた。知り合い同士、友達同士で手を握ったり肩を組んだり。日本だと友達同士で(特に男同士だと)触れ合うことってほとんどないよなぁと思って見ていた。
④外国人に興味津々?
今回は街中から少し離れた、外国人が全く来ないような場所にホームステイさせてもらった。ちょっと近所を散歩すると、現地の人たちにとてもジロジロと見つめられた。子供たちは無邪気に手を振ってくれたりとても可愛かったけど、おじさんたちの不審な目で見るような視線がすごかった。おそらく日本だとバレないようにこっそり見そうだけど、あまりに堂々と視線を向けられて面白かった。
お寺に行ってもそれなりに注目を浴びた。でも大体はあたたかい視線だった。
まとめ
ホームステイっていいな、と改めて。
ローカルの方たちの自然な生活を見れるし、リアルな生活を見るからこそ気づけることや考えられることも多い。
今回は本当にお世話になり良くしてもらった。
自分にはどんな恩返しができるかな。
旅を続けていく中で、なるべくこういうリアルな生活に触れる機会を作っていきたい。そして、自分ができることもやっていこう。お互いにとっていい経験を作れるといいな。