小説や漫画、映画は必要なものなのか。と2月4日(月)の日記
# 小説や漫画、映画は必要なものなのか
昨日(一昨日かも)のイノウさんのnoteの記事をみて、確かに…という想いとともに物語という創作物はメリットやデメリットで語れるものではないよなぁ…と思ったのでもう少し考えてみることにしました。
イノウさんのおっしゃるこの言葉はその通りだと思います。
もし物語がなかったら、世の中はもっと冷たく、合理的になっていただろう。
そう。物語とは、人にとって、温かみのあるもので、非合理的なものなのです。しかし、本当に非合理的と言えるかというと、それは考えもので、物語が栄養となって、アイデアが生じ、合理的なものが生まれたというケースもあると思っています。この記事にその例となりそうな文があったので引用させてください。
虚構の物語の世界の模倣から生まれた現実は、ビジネスの世界の中でも散見されます。現代のIT起業家のなかでは、特にSFがそのモデルになっていることが多いようです。ブライアン・デイビッド・ジョンソンの氏の『インテルの製品開発を支えるSFプロトタイピング』にあるように、実際にSF作品からインスパイアされたアイデア作成やプロトタイピングがされているようですし、ダグラス・アダムスやアイザック・アシモフの著書はイーロン・マスクやジェフ・ベゾスに愛されているという話も耳にします。
なぜ、IT起業家たちがSFの世界からインスピレーションを受けるのか。それは物語が想像力を借りて未来について思考しているだけでなく、歴史と同じように、人間に関する真実を描き出しているからだと自分は思います。
大事なのは、物語という自分がただ過ごしているだけでは知り得ない話。それがフィクションであってもノンフィクションでも(実話に基づいていても)それを知る時間はあきらかにその人の人生を豊かにしているとぼくは思います。そして、その人の人生を左右する力をも持っています。
例でいうと、「スラムダンク」でバスケット少年になった人もいるでしょう。「ハッカーと画家」を読んでエンジニアになった人もいるでしょう。大事なのは誰かのきっかけになる。人を動かす力が物語にはあるということです。
決して、無駄ではなく、人に希望・夢・知識を与えてくれるのが物語であると思いました。今日は僕が少なからず衝撃を受けた小説・映画・漫画を並べて終わりとさせていただきます。
小説編
1、富樫倫太郎「北条早雲シリーズ」
これは、戦国時代の先駆けとなった北条早雲という人物の物語なのですが、彼の人生は、人を救うために何をすればいいのか悩み続け、大義を果たすために悪人になるという決意をしたのが印象的でした。「もう戦をしないために戦をする」という言葉は矛盾しているようで正しいという言葉と現実の難しさを語る名言です。
2、住野よる「また、同じ夢を見ていた」
こいつは個人的に住野よる作品で1番の傑作だと思います。(君の膵臓を食べたいを初めて読んだ時の衝撃もすごかったですが、これも最後の落とし方がえぐいです。)
3、伊坂幸太郎「火星に住むつもりかい?」
僕は実写で見た小説は読まないという人なので伊坂幸太郎は基本実写化されていて、あまり読む機会がありませんでした。ただ、本屋でタイトルにつられて、読み終わった後に伊坂幸太郎だと気づいたのがこの本です。
この本で大いに自分の読みを裏切られてからは伊坂幸太郎の実写化されてない小説を読みまくってます。
ちなみに実写化されると見ない理由は2つあって、1つは想像しながら本を読むため、世界観が崩れる。もしくは世界観がすでに他人によって作られているため、想像するときにバイアスがかかってしまうのが嫌。というものです。漫画やアニメ化するのもきつくて、基本アニメで観るものは読まないし、小説やラノベで読んだものはアニメを見ません。
4、佐野徹夜「君は月夜に光り輝く」
ある病気にかかった女の子とその子を好きになった男の子の話です。
この作者の本も名作ばかりです。
5、乙野四方字「僕が愛したすべての君へ」・「君を愛したひとりの僕へ」
これはどちらから読んでもいいという並行世界の話で、どちらをはじめに読むかというストレスがかかってしまうのですが、世界観が決められていてすごく良い小説でした。
他にもあるのですが今回は割愛…もっと紹介したかった…
漫画編
1、ぼくらの
これは何が正義なのか、なぜ戦うのかとかを考えさせられる重めの漫画でした。
2、キングダム
言わずもがな。痺れる漫画。
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3、プラネテス
少ない巻数ですが読後感がしっかりしていました。良かったです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B009KWUDME/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_TokwCbCSBTZ4R
4、ドリフターズ
これは歴史の人物がいっぱい出てきますが、世界観が独特で面白いです。
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5、東京喰種
これも名作ですよね。人間に喰うひと、喰わない人という構図があったりだとか、途中からはなんだか複雑になって、精神面の描写が増えますが、重いの好きな人にはおすすめです。
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映画編
1、ギフト 僕がきみに残せるもの
おそらく、人生で一番感動した作品です。皆さんに見て欲しい。
ALSになってしまった元アメフト選手が、自分の子供に自我が芽生える頃には自分は固まって動けないので何も父親としてできないという事実と向き合い、子供に色々なテーマの動画を残そうとするドキュメンタリーです。その中で、自分の父親との確執、ALSへの恐怖と決断など、極限に追い込まれて出てくる人間らしさが詰まっています。
2、インターステラー
人類の存亡と自分の娘との約束への葛藤などがある、グッとくるSFでした。
3、ハクソーリッジ
日本との戦いで、日本が敵側という背景のある映画ですが、実話を元にしたもので、英雄とは…という話でした。
4、ダンケルク
もう映像の手法が不親切な感じもしますが、最後まで観るとスッキリする感じが最高でした。
5、ボヘミアンラプソディー
光と闇の両面が観れる映画でした。これに関してはいくつもの記事が上がっているのでぜひググって見て記事も読んでみてください。
5つずつに絞ってはみましたが、そう簡単に取捨選択できるものではなかったです…また時折、今日のインプットではなく、過去のインプットと思考の深堀りとして、記事に書いていければと思います。
#今日のインプット
映画:奇蹟がくれた数式
これまたテーマは偏見や宗教の問題になるんですが、純粋数学に差別は存在していいのかというところを指導者のハーディが闘っていくところがしびれました。実話を元にした話というのがまた、過去の現実を突きつけてくる感じで考えさせられましたね…
記事:以下の通り
デザインについての記事。学びが深いし、5記事くるらしいので楽しみです。
これは楽しみですね。最近細かくいろんな変更を仕掛けてきてますよね…さらに使いやすいものになっていくのかなぁ…
ついに…!!楽しみです。
ヘイトが多いツイートはRT、Likeに対してコメントが多いというのが面白いなと思いました。また、アメリカ大統領選は国民にとって4年間を左右する大事なイベントです。(日本みたいに途中解任が基本ないので)その関心度が過剰な反応として現れているなぁと思いました。
これまた最所さんの良記事です。新しいサービスに関して、初めのステップにおいて新しさはアドバンテージだが、そこから大衆へヒットさせるためには新しさはディスアドバンテージになるということを理解できる記事でした。
#今日の学びと思考の深堀り
・時間の都合で省略します…
#今日の雑談
今日は前に所属していたチームが目標達成したのですが、その当時のメンバーでの打ち上げでした。美味しいワインと美味しい料理がたべれて、いろんな楽しい話もできて、至福のひと時でした…
#ざっとツイートまとめ
ロボットすげぇっすよね…
この試みもまた深いですよね…
今日のテーマになりました。
今日はどうやらツイートが少なかったようです。
こうやってnote書きながら気付けるのもこの仕組みのいいところです。
月曜日のみ
#今週の目標リスト
昨日の目標からの引き継ぎで
・マインドマップ作成
・本を3冊読む
少し追加して
・映画を4本観る
・note更新を3時までに終わらせるようにする
にします。
今週も頑張ります!
ちなみに今日は6時になっちゃったので自戒込めてnote更新3時までは明日からです!!