馬を見る時の基準
出資決めの方程式「血統+環境-馬体」
血統
馬の能力はやはり血統で決まる部分が多いと思われる。
ただし、遺伝には優性遺伝と劣性遺伝と呼ばれるように、必ずしも血統のポテンシャルが引き継がれるとは限らない。
その反面、そもそも種牡馬は限られたエリートと言っても過言ではなく、競走馬として産まれただけで、優れた競走馬になり得るポテンシャルは秘めているはず。
これが血統の面白いところであり、難しいところである。
環境
やはり産まれた牧場だったり、育成環境、厩舎の影響は大きい。
馬と人とがマッチして、優れた競走馬は育つ。
馬体
例えば陸上なり水泳なりの世界記録保持者と、記録保持者と同じような体格、筋肉を持つ素人と競わせたら、間違いなく勝つのは記録保持者と言える。
そう考えた時に、馬体や歩様だけで走る馬を見極めるのは難しいと感じた。
一方で、能力は血統で決まると述べたが、その血統のポテンシャルを阻害しない作りになっているかが重要と考える。
そのため馬体に感じてはマイナス評価で、そのマイナスがいかに少ないかを見極めるのが重要との考えにいきつく。
血統知識
皆無(笑)
血統が重要と述べておきながら、血統に関しては両親の競走成績、兄弟産駒の傾向くらいでしか判断できない。
最近はサララボさんの動画で、ようやく少し分かった気になっているものの、そのうちドヤ顔でサクラバクシンオーの血が入っているから、長距離で末脚が切れるタイプだと言い出しかねない。
財政状況
ニシノハナグルマならぬ、ウチハヒノクルマ。
食うに困るほどではないものの、そこまで一口に対してお金を費やすことはできないので、ある程度安価の馬を中心に検討。
クラブに関する所管
京都サラブレッドクラブ
唯一の出資先。
他のクラブも気にはなりつつも、複数クラブでの会費負担を考えると、今のところ京サラで良いかな…と。
DMMバヌーシー
気軽に大きなレースに出られそうなところだと思うも、2000口だと配当金などの兼ね合いで、参加している感じが薄そう。
400口の馬も出たようだが、そちらはそちらで出資のハードルが高そうである。
もしもサービス名がDMMウマーヌシーか、ウマヌーシーに変わったら考える。
YGG
こちらも比較的安価の部類のクラブ。
種牡馬のアンケートを取りつつ予算が決まっていると告知する辺り、個人的には好感が持てる。
ドライスタウトや、スウィープスイフトのような馬も輩出しているが、おそらくこの辺りを基準にしたら痛い目に合いそうな気はしている。
ターファイトクラブ
こちらも比較的、お手軽で手が届きそうなクラブの印象。
24年度産駒のエフフォーリア参加はかなりお値打ち価格であり、純粋に興味はあるも上記したように複数クラブの会費負担が個人的なネック。
京サラとの付き合い方
激安焼肉チェーン店理論
よく行く焼肉屋は安安。
安安の看板メニューと言えば、安安カルビ(1皿290円)である。
安安にも、ちょっと値が貼る国産牛的なメニューもあるのだが、残念ながら人工的な脂と柔らかさが先にくるし、そもそもそれが食べたいなら安安に行く必要がなく、もっと高級路線のお店に行けば良い。
京サラもコンセプトが、ダートと短距離で損を少なく…と謳っているように、狙い目はそこかなと。
最近は芝で走れそうな馬や、実績のある馬は高額化している印象だが、あくまで狙い目は1〜2勝クラスになれそうで、数走ってくれそうな馬となる。
グランデファームの取捨
京サラの募集馬に数頭はグランデファームの馬がいたが、23年度産駒は2頭。しかも1頭はセール購買で育成もグランデ以外での予定。
ツバキエンジェルはグランカメリアの全妹にあたるので、流石にお付き合いもあったのだろうが、ここにきて関係性が薄れつつあるかもしれない。
ただ、グランデファームは、衣斐代表の圧倒的な血統知識でかなり凝った配合である印象。欧州の血も積極的に取り入れており、価格は抑えつつも特大ホームランを狙った配合の印象。
募集時のコメントで山上代表もホームランと表現をするのを目にするが、衣斐代表の狙いとはそもそも異なる印象。
そう考えると、ある意味では京サラのコンセプトとは真逆であり、相性も決して良いとは言えないのではないか。
特に欧州型の場合、日本の馬場を考えると勝ち上がりに苦労する懸念もあり、京サラのコンセプトからかけ離れる傾向も出てしまう。
馬体、歩様を見る時
YouTubeの再生速度を0.25倍のスローで何度も見返すようにしており、良くも悪くも気になった部分をピックアップ。
トモの送りと言うか、歩く際にどれだけスムーズに前へ進んでいるかを重要視。
これまでの出資にて前進気勢の欠けた馬もいたこともあり、気正面は大人しいよりうるさい方が好み。
気性がうるさくても1200mなら、相手次第では押し切れるかもしれないので。
血統に詳しい方なら、踏み込みなどで「○○の血が入っている」と言った判断も出来るのだろうが、当然その域には達していない。
以降、なにかあれば順次追記予定
(2024年9月時点)
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