見出し画像

【ワーホリ】やってみること自体に価値がある

オーストラリアに来たばかりの頃、私は何もかもが新しく、毎日が挑戦の連続でした。しかし、期待していたようにすべてがうまくいくわけではありません。
慣れない英語に苦労し、働き口を探すのにも一苦労。そんな日々の中で、何度も「なんで私はこんなにもダメなんだろう」と自分を責めてしまいました。

ある日、我慢できなくなって友人に弱音を吐いたことがあります。「頑張ってるけど、全然ダメ。もっと要領よくできたら、こんなに苦労しないのに」自分が情けなくて、涙が止まりませんでした。

そんな私を静かに聞いていた友人が、こう言ったのです。

「うまくいかなかったってことは、やってみたってことじゃない? やらずに言い訳しなかっただけで十分すごいよ。私はそんなしまを誇りに思う。」

その言葉を聞いた瞬間、胸がいっぱいになりました。いつも自分の「できなかったこと」ばかりを気にしていたけれど、友人は「やったこと」に目を向けてくれていたのです。「できるかどうか」より「やろうとしたこと」に価値を見出してくれる人がいる。それがどれだけ心強いことか、そのとき初めて気づきました。

見てくれる人はちゃんといる

オーストラリアでの生活は、私に多くのことを教えてくれました。その中でも大切だと思ったのは「ちゃんと自分を見てくれる人は必ずいる」ということです。

私が落ち込んでいるときも、失敗を繰り返しているときも、友人は変わらずそばにいてくれました。時には厳しいことも言われたけれど、いつだって私の努力をちゃんと見ていてくれました。

人生の中で、全ての人に認められる必要なんてありません。(むしろ不可能です)大切なのは、自分を見守ってくれる人の存在です。その人たちがいるだけで、どんな状況でも少しだけ強くなれる気がします。

失敗を恐れないで

「うまくいかないこと」や「失敗すること」は、誰にとっても怖いものです。しかし、オーストラリアでの経験を通して私は「失敗も挑戦の一部」だと学びました。親友の言葉を思い出すたびに「挑戦している限り、失敗なんて恥ずかしいことじゃない」と思えるようになりました。

やってみたことに意味がある。そう考えると、挑戦すること自体が自分を少しずつ成長させてくれるように感じます。

さいごに

この文章を読んでいるあなたが、もし何かに挑戦しようとしているなら、どうか「失敗を恐れずに」やってみてください。結果がどうであれ「やってみた」という事実は、あなたを強くしてくれます。そして、あなたをちゃんと見てくれる人は必ずいます。

誰かに認められることよりも、自分自身を認めることのほうがもっと大切です。「やらなかった理由」ではなく、「やった自分」を褒めてあげましょう。

あなたの頑張りは、きっと誰かに届いています。そして、挑戦しようと頑張っている姿は、何よりも素晴らしいことです。

※このnoteでは、内気HSPの私がワーホリで学んだことや気づいたことを発信しています。
同じように自分の弱さを受け入れながら行動したい人の気づきになれば幸いです。
本日も読んでいただきありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!