見出し画像

笑顔の輪がどんどん広がる方法

みなさんは、だれかに親切にされたとき、どんな気持ちになりますか?
「うれしい」「ほっとする」「元気が出る」——そんなふうに感じることが多いですよね。

たとえば、友だちが落ちこんでいるときに「大丈夫?」と声をかけてくれたとき。
忙しいときに、だれかが手伝ってくれたとき。
そんなちょっとしたことでも、心があたたかくなります。

では、自分がしてもらってうれしかったことを、今度はまわりにしてみたらどうでしょう。
そうすることで、「うれしい」の輪がどんどん広がっていきます。
今回は、そんな小さなやさしさがもたらす、すてきな効果についてお話します。

「うれしい」を広げると、まわりも自分もハッピーに

親切にされた人は、自然とやさしい気持ちになります。
そして、そのやさしさを、またほかの人へと広げていくのです。

たとえば、あなたが電車でお年寄りに席をゆずったとしましょう。
その人は「ありがとう」と笑顔になります。
その笑顔を見たほかの人も、あたたかい気持ちになります。
もしかしたら、その人も誰かに親切にしたくなるかもしれません。

こうして、ひとつの小さな親切が、どんどん広がっていくのです。

そして、おもしろいことに、やさしくした自分自身もハッピーになります。
なぜなら、人に親切にすると、脳が「しあわせホルモン」を出すからです。
このホルモンは、リラックスしたり、心が安定したりするのを助けてくれます。

つまり、やさしさは、まわりだけでなく、自分にもプラスになるのです。

小さなことから始めよう

「まわりをハッピーにする」と聞くと、大きなことをしなきゃいけないと思うかもしれません。しかし、そんなにむずかしく考えなくても大丈夫。
だれにでもできる、小さな「うれしい」を増やす方法を紹介します!

1. 笑顔であいさつする
「おはよう」「ありがとう」「おつかれさま」
たったこれだけでも、心があたたかくなります。
元気なあいさつをすると、まわりも明るい気持ちになりますよね。

2. 「ありがとう」を伝える
何かしてもらったとき、「ありがとう」と伝えるのはとても大切。
ちゃんと言葉にすると、相手もうれしくなります。
手紙やメッセージで伝えるのもすてきですね。

3. だれかのいいところを見つける
友だちや家族の「いいな」と思うところを、言葉にしてみましょう。
「その服、すてきだね!」「今日の発表、すごくよかったよ!」
ちょっとしたことでも、ほめられると自信がわいてきます。

4. ちょっとしたお手伝いをする
道で困っている人がいたら声をかける。
仕事や勉強でいそがしそうな人がいたら、手伝えることがないか聞いてみる。
小さな気づかいが、だれかを助けることにつながります。

5. 自分にもやさしくする
じつは、自分にやさしくすることも大切。
自分を大事にすると、自然とまわりにもやさしくできます。
疲れたときは休む。がんばった自分をほめる。
そんな小さなことから始めてみましょう。

さいごに

やさしさや思いやりは、まるで波のように広がっていきます。

あなたがだれかに親切にする。
その人がまた、ほかの人に親切にする。
そして、まわりがどんどん明るくなっていく。

それは、特別なことではなく、ほんの小さなことから始められます。
「うれしいな」と思ったことを、今度は自分がまわりにしてみる。そうすることで、笑顔の輪はどんどん広がっていくのです。

まずは、今日からできることをひとつ、やってみませんか?
あなたの小さなやさしさが、だれかの心をあたためるかもしれません。

本日も読んでいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。

いいなと思ったら応援しよう!