【ワーホリの落とし穴】出稼ぎできていればラッキーな方
今、『出稼ぎワーホリ』が話題になっています。
円安の影響で、日本で働くより海外へ行って稼いだ方が良いと考える人が多いようですね。
特に、オーストラリアは世界的に見ても時給が高い国で有名です。
しかし、コロナが明けて、日本のみならず色んな国からたくさんの若者がワーホリに来ています。
実際行っても、なかなか仕事が見つからないという人が多いのが現状です。
これからワーホリへ行く人には厳しい話になりますが、注意点もまとめているので参考になれば幸いです。
ワーホリは飽和状態?
ワーキングホリデー(ワーホリ)の需要はすでに飽和状態に達していると見られています。
基本的にワーホリビザは1年間有効で、ビザ発行から1年以内に入国しなければなりません。
しかし、現地で仕事が見つからず、渡航後1か月ほどで生活費が尽きて帰国するケースが少なくないといいます。
昔からワーホリ行くなら100万必要!と言われていますが、現在は円高の影響で100万ほどの貯金だと本当にすぐ底が見えてきてしまうようです。
多くの渡航者は民間のサポート業者を利用しますが、これらの業者は渡航者を現地に送り込むことを優先し、十分な支援を提供しない場合もあります。
エージェント選びは慎重に行いましょう!
行けば何とかなるは、通用しない
業者の担当者は、「『何とかなるだろう』と安易に渡航する人が多いが、英語力が高い欧州の渡航者との競争を意識し、入念な準備が必要だ」と述べています。
日本人から比べると圧倒的に欧州の渡航者の方が英語が堪能です。
英語力は渡航前につけておくことをおすすめします。
高額報酬にはご用心
現在、交流サイト(SNS)には高額報酬をうたう海外出稼ぎの売春への誘いが見られ、それに釣られた日本人女性が現地でトラブルに巻き込まれるケースも増えています。
最初はそんなつもりがなくても、思うように仕事が見つけられず、貯金が尽きて仕方なくキャバクラなどで働く人もいるようです。
しかし、日本とはわけが違います。
捜査関係者も、「『稼げればいい』とリスクを考えずに渡航する人が多い」として、注意を呼びかけています。
まとめ
世界各国からたくさんの人がワーホリに来ています。
正直、出稼ぎできてる人は一部で、みんな競争が激しい中で必死に生きているのが現状です。
お金だけにフォーカスされるワーホリじゃ悲しいので、何のためにワーホリに行くのかいま一度、よく考えてもらいたいです。
準備は入念に行って、有意義なワーホリ生活を…!