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「普通」に疲れたら読んでほしい話
「普通」って何だろう?
毎日同じような日々を過ごしていると、ふとそんな疑問が浮かぶことがあります。仕事、学校、部活、塾、家の手伝い……。気づけば、同じことの繰り返しで、まるで心がすり減っているような気がする。私もそんな風に感じたことがありました。
みんなと同じように過ごすことが当たり前だと思っていたけれど、いつの間にかそれが自分を疲れさせていたのです。周りに合わせることが「普通」だと信じてきたけれど、本当にそれが自分にとって幸せなのかは、考えたこともありませんでした。
ある日、そんな自分に気づきました。仕事で同僚と話していても、なんだか心ここにあらずで、ただその場にいるだけ。家に帰っても、ため息をついて布団にダイブ。そんな毎日に「これでいいの?」と心が問いかけてきたのです。
そこで初めて「私が本当に好きなことって何だろう?」と考えるようになりました。好きなこと、楽しいと感じること。頭に浮かんだのは、小さい頃によくしていた絵を描くこと。夢中になって色を塗ったり、想像の世界を広げたりしていたあの時間を思い出したのです。
久しぶりにスケッチブックを取り出し、鉛筆を握りました。絵を描き始めると、不思議なことに、心が少し軽くなったような気がします。たったそれだけのことなのに、まるで新しい風が吹き込んだみたいでした。
その時気づいたのです。「普通」は誰かが決めるものじゃないんだ、と。私にとっての「普通」は、私自身が決めていいんだ、と。
周りに合わせることも大切だけど、それだけじゃ心が疲れてしまう。自分が「これが好き」と思えることを見つけ、それを大切にすることが、自分らしく生きるためには必要なんだと気づきました。
もちろん、学校や家のルール、やらなければならないことはあるけれど、その中で少しの時間でも自分の好きなことに触れるだけで、毎日は少しずつ変わっていく。それが、私の経験から感じたことです。
「普通」に疲れたときは、自分の心に問いかけてみてください。
「本当に私がしたいことは何だろう?」
「私が楽しいと感じることは何だろう?」
その答えが見つかったら、少しだけ勇気を出して、それに触れてみてください。それはきっと、あなたを軽やかにしてくれる一歩になるはずです。
本日も読んでいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。