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世界の車窓からでお馴染みのキュランダへ心の洗濯の旅①

今回の旅は「心の洗濯」がテーマなので、自分にとって癒されることをとことんやろうと決めていました。
そこで、日本にいるうちから『自分にとっての癒し』についてブレインダンプをして思いつく限り書き出してみました。
出てきたものをざっくりまとめると「海と自然」
シドニーにいた頃に見た、鮮やかな青、怖いくらい深い緑が、また見たくなったのです。

どこがいいか調べているうちに、キュランダを発見します。
鉄道の旅は好きなので、これだー!と即決しました。
しかし、どのプランを見てもスカイレールとキュランダ鉄道の組み合わせが多く、行きも帰りも鉄道のプランが見当たりません。
せっかくの機会だから、行き帰りキュランダ鉄道がいい……。
そう思い、必死で探していると行き帰り鉄道のプランを発見しました。
ゴールドクラスとヘリテージクラスが選べます。
今回は奮発して行き帰りゴールドクラスにしよう!と申し込みました。

しかしこの時、出発の2日前。(もっと早くしなよって感じですよね……。)
ツアー会社からの回答は「ご希望の時間は満席により……。」という残念なお知らせ。
落胆しましたが、別の時間にずらして帰りをヘリテージクラスに変更すれば抑えられるとのことだったので「それで!!」と。無事に予約が完了しました。

当日も天候に恵まれ、幸先いい♪
と思っているのも束の間。
早めに行って、セントラル駅でチェックインしてホームで待っていました。
しかし、待てど暮らせど時間になっても電車が来ない……。(オーストラリアあるあるですが。)
ただ、ツアーで遅れたことは今までなかったので「何か問題が起きたのか」と不安になりました。

日本人のスタッフさんもいて「来ないですね~出てはいるんだけどね~」と詳しい情報が入っていない模様。

定刻の時間を25分過ぎたあたりでアナウンスが。
どうやら、やっと到着するようです。
「よかった~この期に及んで今日は運転しませんとかだったら泣く」と心の中で思いながら、電車を待ちます。

5分後。電車が到着しました。
これだけじらされたので入ってきた瞬間、感動しました。
予定より30分以上遅れての出発です。

ケアンズセントラル駅
来ない…
やっと…!

ハシゴ並みに急な階段を登り乗車。
ホームとの間もけっこう空いていたので、気をつけないと落ちます。

みんな4段目くらいから足かけて登ってた

中はちょっと蒸しっとしてました。
エアコンがないため窓を開けます。

重厚感があって広い

ガタン、ゴトン。
ゆっくりと電車が走り出す。
エアコンがないなんて暑くて大変かも…!と思ってましたが、風を切ると外の空気が涼しくて心地良いです。

のんびりと走るので、アパートのベランダ越しや、歩いている人が手を振ってくれる。なんてのどかなんだ……。

次の停留所、フレッシュウォーター駅で大勢の人が乗ってきます。
しかし、ぎゅうぎゅう詰めになることはなく、終点のキュランダまでゆったりと過ごせました。

のどかだ…
メニュー
軽食も出ました

クラッカーにつけるトマトとバジルベースのソースが衝撃的に美味しかったです。(持って帰りたかった…)
トイレやウォーターサーバーも設置してありました。これなら長時間の移動も快適に過ごせますね。

街が遠い
山が近い
ゆーっくりと走ります

乗客が堪能できるように、滝が流れている場所はスピードをかなり落とします。
今の時期は乾期なので、水量が少なめです。

下見るのが怖い

行きは、だいたい中間に乗車したので、前方と後方のどちらも景色を楽しむことができました。

改めて、よくこんなところに線路を通したなと思います。本当にすごい。

緑が深い
かなり登ってきた
バロン滝
バロンフォールズ駅は
バロン滝を見るために作られた駅だそう。

バロンフォールズを出たら終点のキュランダに着きます。
シティから離れてキュランダへ向かっていると、外の空気が徐々に涼しくなってきました。
日本だと空調設備が整っているのが当たり前で、エアコンがないなんて不便!と思いましたが、景色も空気も少しずつ変わっていくのを感じられ、五感を刺激されてリフレッシュできました。
日ごろ、便利な環境にいると気づかなかったことも多いですね。

無事に到着

こんなに人がいたのかと思うほど、駅はたくさんの人で溢れ返ってました。

次回、キュランダ村を散策についてお伝えしていきます。

それでは、本日も読んでいただきありがとうございました♪

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