誰かの「やってみたい」が街とつながる〜プログラム編①〜
みなさんこんにちは。
SYCL by KEIO コミュニティマネージャーのゆうみです。
すっかり暖かくなり、春の知らせと花粉がきておりますね。
桜のつぼみが芽吹き、ほころび、色づき。あっという間に満開の季節。
そしてあっというまに散ってしまいそうですが、この短い期間に強く咲き誇る桜は、儚く美しい誇るべき日本の文化です。
さて、今回はSYCL by KEIOで開催しているプログラムについてご紹介します。
巷で噂の下北妄想会議とは?
私たちは「魅力的な街を創造する担い手」になる人や企業などを、総称して「プレイヤー」と呼んでいます。
「やってみたい」「関わってみたい」という想いを持つプレイヤーたちが誰でもプログラムに参加できる仕組みを構築して、持続的に運用できる体制づくりを行っています。
それが『SHIMOKITA PLAYYER’S COMMUNITY PROGRAM』
ここでは「はなす」「つくる」「そだてる」を基本理念としていて、今回はその「はなす」にあたるプログラム、「下北妄想会議」についてお話します。
では具体的にどのような "場" なのでしょうか?
『下北妄想会議』
妄想を起点に実験的な取り組みをつくるきっかけの場
まずミカン下北ができる前、京王電鉄の開発チームがこの下北沢の開発でキーワードにしていたのが「街への期待を上げる」という言葉でした。
コロナが世界を襲い、電鉄会社として感じていた課題やこれからどうあるべきかを考えていくと、大切なのは目の前の利益ではなく、魅力的な街を創造する担い手(プレイヤー)と一緒になって、街を魅力的にするうねりを生み出していくということ。
そんなことをイメージしながら開発を進め、ミカン下北が誕生しました。
そのプレイヤーと一緒に"コト"を起こしていくために彼らの拠点を作ろうと考え、できたのがここ、SYCL by KEIOです。
「SYCL by KEIOってどんなところ?」でもお話した通り、SYCL by KEIOのコンセプトは「誰かの"やってみたい"が街とつながるワークプレイス」。この拠点から様々なプロジェクトが生まれ、それが街へと広がっていくことで街が魅力的になっていく、そんな期待が込められています。
ですが、ただ拠点を作ってもプロジェクトが生まれてくるわけではありません。まずはジャンルや背景が多様な人たちが出会い、話す、つながるきっかけの場が必要。
そこで"コト"を起こすことをイメージしつつ、一人一人の「こんなことやってみたい」という妄想を起点に、下北沢の多様なプレイヤーが混ざり・つながるためのきっかけの場として生まれたのが『下北妄想会議』です。
これまでに全4回開催されており、そこで出た妄想の数は約200妄想!(2023年3月末1月時点)参加者はSYCLのメンバーはもちろん、ミカン下北テナントのメンバーや下北沢の商店街の方々、京王電鉄の方などさまざま。
現在は4ヶ月に1回程度の頻度で実施しており、様々なジャンルのプレイヤーが交わる場として機能しています。
そんな「下北妄想会議」には7ヶ条があります。
これまでも多くのSYCLメンバーが参加してくれていて、新たなつながりが生まれています。ここ最近は、「私の妄想なのですが」と ”やってみたいこと” を日常的なコミュニケーションの中で聞くことも珍しくありません。
大人になればなるほど経験も知見も増え、「できない理由」を考えることが増える気がします。ですがSYCL by KEIO、もっといえば下北沢では「できない理由」ではなく「これやってみたいね!」「できたらおもしろそうだよね」「こうしたらできるかもね」と、誰かの妄想に妄想を重ねるなんて景色があります。
また「妄想を妄想に終わらせたくない」といった声も聞くようになりました。
そんな声があがり始め、『下北妄想会議』の次のステップとして新たに『誰かの「やってみたい」を0.5歩前に進める実験応援プログラム』も生まれました。そちらも次回のnoteでご紹介します。
実際に生まれた妄想をSYCLで掲示しているので、ぜひ一度遊びにきてくださいね。
次回の妄想会議のご案内
そしてなんと次回の妄想会議の日程が決定しました!
これからはまた新しいメンバーと出会い、つながり、妄想を重ねて、みなさんの「やってみたい」をたくさんシェアしていけたら嬉しいです。ぜひたくさんのご参加お待ちしております!