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ヨーロッパ ヨット旅 その2

この年は友人のヨットがフランスからビスケー湾を抜け、ポルトガル沿岸を南下するヨット旅の一部に参加させて頂いたので、記録の一部を紹介いたします。

我々は、サンセバスチャンに停泊しているオーナーの船に合流すべく、スペインのビルバオをまず目指してバス移動しました。

ロンドンでの乗り継ぎはスムーズでした

ビルバオ空港からサンセバスチャンまでバスで1時間ほど。無事メンバーと合流し再会を祝いました。サンセバスチャンはバスク地方で、別名グルメシティー。町中にバルがあり、タパスとシードルではしご酒が楽しめます。

夏のサンセバスチャンはもの凄い人出、まさに江ノ島の海の様です
早速、イベリコハムで、乾杯
フランス系の観光客はトップレスだったりします

マリーナは満杯なので、ブイを拾って沖に係留するため、結構ウネリに揉まれます。
次の泊地はビルバオです。

帆船が通過するために橋の上部を渡ります
ビルバオはアートでも有名、グッケンハイム美術館に向かいました
サンタンデールも沖にあるブイを拾い係留するスタイル
アルタミラ洞窟も訪問しました
スペインの美しい村 10選にも選ばれた Santillana del Mar

アルタミラ洞窟は現在レプリカしか見ることができませんが、レプリカを見るだけでも一見の価値があります。

ちょうどいいサイズのムール貝が購入できたのでワイン蒸しとパエリヤで晩ご飯です。

フライパンひとつで作れますが、本場のパエリアには敵わないかな

我々はまだ現役世代で仕事に戻るべく、やむなくヒホンにて下船となりました。

北海ではワイン作りの葡萄が育たないので、りんごから作るシードルが主流です

夏のピークという事もあり、ヒホンは我々が到着した日はなんと摂氏40度との事で、マリーナにアプローチするタイミングで陸から熱波が吹いてきました。 

サイズが大きい船なので6〜7名乗船しても何とかストレスを感じる事なく過ごすことができました。 40フィートだと2〜3名が長旅の限度かも知れません。

ヨット旅は人間関係を良好に維持できるかどうかがとても重要な要素です。
また天候に恵まれないケースや、安全な離着岸も重要ですし、設備のトラブル対応なども必要なので、それなりの経験と準備がオーナーやクルーに求められます。

しかしながら、ヨーロッパでは多くのカップルや家族がヨットで長期クルーズを楽しんでいるようです。 文化の厚みやコミュニティの規模の違いに驚かされます。

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