Calling 大阪 アウローラ調整録

お久しぶりです。しゃぶろう です!
お盆にfabを初めて早2ヶ月半が過ぎました。
開始当初fabが面白すぎて勢いでノートを書いたもののものの見事に3日坊主でした。昔の人は凄い!

こちらの記事はデッキ選択の過程をアウトプットしたものになります。プレイについてはまた後日書きたいと思います。

◾️大規模大会2024Calling大阪に参加

tire3に当たるオープントーナメント

MTGでいうところのグランプリのようなものかと思います。勝てば賞金だけでなく様々なものを得られます。

ただし今回のCalling大阪はtire4のWARLDsと併設というかなり特別なCallingであったと思います。

私はここに向けて
8月後半ゲーム理解、大会参加
9月前半ブリッツアーモリー3-0
9月後半CC大会3-0 数を意識した練習
10月プロクエストTOP8 入賞 マッチを絞り練習
11月Calling大阪

という目標で取り組んで参りました。
若干の誤差はあったものの概ね達成しながら
前に進むことができたのは良かったと思います。

優勝はmtgの巨匠コバルスキー先生

賞金1,530,000円そんな大会が大阪で開催されるfab凄すぎる。最後のセレモニーでは恐らく人生で1番拍手をしました。素直な賞賛とともにあちら側に立ってみたいと感じました。

もうカードゲームは趣味程度でええか~と思っていた自分をここまで熱い気持ちにさせてくれたfabには感謝しかありません。

◾️流星のアウローラで参加

ヒーロー能力は普通ですが
強力なライトニングカードを使えるルーン剣士

DAY1
1回戦 ヴィセライ×
2回戦 アザレア×
3回戦 フローリアン⚪︎
4回戦 ゼン⚪︎
5回戦 ヴァーダンス⚪︎
6回戦 エニグマ⚪︎
7回戦 ゼン⚪︎
8回戦 エニグマ⚪︎

DAY2
9回戦 エニグマ⚪︎
10回戦 不戦勝(相手マッチロス
11回戦 アウローラ⚪︎
12回戦 アウローラ×
13回戦 ヴィンセット ×

と0-2から粘りの9連勝でTOP8の目を残しながら
奮戦するも最後は失速
特に12回戦に関しては運があればワンチャンの状況は作れたものの引かず負け、同型戦を構築段階で詰め切れていなかったと思い知らされました。

とはいえ9-4は望外の結果でした。
後述致しますが一緒にプレイして下さった皆様には
本当に感謝しております。

◾️アウローラを選択した理由

私はFaBを始めて間も無くアザレアを使い始め
プレイスタイルとの合致やイージーな勝ちが貰えることから好んで使っていました。

10月のプロクエスト(優勝すればプロツアーに参加できる)シーズンに参加するも
3-2
2-3
2-3
と結果はイマイチ

勝てない理由は

【私の腕が不足している】

間違いはありませんがこの理由を必要以上に重く見てアザレアに固執していました。
そんな中、世界レベルのプレイヤーさんに
「勝ってる人は色々なヒーローを使ってる人が多い」と助言を頂きました。

決してアザレアに問題があるという訳でもありませんし一つのヒーローを極めようとすることに問題がある訳でもありません。

ただ何事も「コレって本当に勝てる?」「もっといい選択はない?」といった決めつけないマインドは大事だなと感じました。

私とほぼ同時期にFaBを始めたオカモトさんとは
デッキ選択については様々な意見交換をしました。
プレイに関してもオカモトさんを始め多くの方が練習に付き合って下さり本当に感謝しています。

以下はオカモトさんとのデッキ選択における議論ででた内容の抜粋になります。

①アーケンダメージは使い得
②リソース効率がいいヒーローを使いたい
③アグロを使いたい
④装備が強いヒーローは使い得
⑤インスタントタイミングで差を付けたい

①アーケンダメージは使い得


アーケン(秘術)ダメージがある時点で相手の装備のグレードが下がり、特に物理と両面で攻めれるヒーローは詰め性能が高い=強いという認識を持ちました。

②リソース効率が良いヒーローを使いたい


このゲームのデザインはリソースとして使いづらい赤は高火力、リソースが3出る青は低火力とというバランスがあります。

ミスト(霧隠の秘境)三兄妹
青なのに赤より強いバグカード

霧隠れの秘境では悟りの段階を始めとし青のカードが強くデザインされており選ぶだけで優位性があると言っても過言ではありません。mtgで例えるとミスト三兄妹だけミシュラランドが使えるみたいなものだと思います。有力候補になりました。

ただ青が弱くてもいいパターンもあります。
カードの強弱を判断するにおいて

・このゲームは一枚につきの3点以上出せれば並
4点以上なら強い
・毎ターンドローするので基本的には使い切った方が強い(必ずしもそうではありません)
という基準があります。

0コスト4点続行とんでもカード
打てるように組めば0コスト6点
ちょっと何言ってるかわからないですね。

上記の例の様にリソースを払わなくても効率良くダメージを出しながら戦えるデッキがあります。
アザレア、ヴィンセット、アウローラ、ヴィセライetc

③アグロを使いたい


これは従来のプレイスタイル、好みというのもありますが知識も実力もない中、先にこのゲームを始められている方々に勝つにはゲームレンジを早くしウデが出る前にに取り切りたいという思いがありました。また環境の王者エニグマに有利を取りやすいというのも大きいかと思います。

この時点でアーケンある、0コスト戦略、アグロ
という時点でアウローラ、ヴィセライが選択肢として濃くなっていたように思います。

④装備が強いヒーローは使い得


先ほど触れた1枚で3点と言う基準の中で
防具は最初から与えられた手札のようなものです。

恐らく最強の腕装備

ライフ3と事故軽減、手札使い切り促進、詰め性能
なぜBattlewornなのか…

アザレアの腕装備
無茶苦茶強いけど軽い

アザレアの防御値は2 点分
ケイヨなら10~12点分くらい
フローリアンなら多いと20点分くらい

手札4枚で戦うので3点×4枚で12点とみれば
装備だけで1ターンからそれ以上差があります。

装備が弱かったり、初期ライフが低いとそれだけで不利ですが、その分無茶苦茶強いカードや能力を与えられていると言うことでもあると思います。

ドミネイト込みで打たれてヒットすると
4枚使い損ねて1枚で17点分働くことも
ライフ低く能力強力ですか防具が8あり
アザレアより多いとんでもヒーロー、不公平

とにかく防具が強いヒーローはそれだけで扱いやすい。

⑤インスタントタイミングで差をつけたい


このゲームには攻撃が通った際に強力な効果を誘発させるオンヒット能力を持つカードが沢山あります。

オンヒット村村長
ヒットするとライフもカードも失うことに

これらをヒットさせないためには防御か軽減させるしかありません。
しかし、このゲームには相手が防御値を確定させたあとから攻撃を上げるアタックリアクション(通称AR)や防御値を追加するディフェンスリアクション(通称DR)があります。

ヌゥのお家芸、DRも無いのにブロックしても基本損します。
0コスト4点且つ手札入れ替え
シンプルイズベスト

防御したい、ヒットさせたいというゲームメイクにおいてリアクションがあるとないとでは優位性が段違いです。相手のミスを誘発させることができます。

このカードで泣かされた人いませんか?
これも
ならこれも


ほなこれも~

リアクションが強い
アーケンが強い
リソース効率が良い
アグロである
装備が強い

…..

ほなコイツか~

みたいな経緯で半信半疑ながらも海外で結果が出ているアウローラに注目して調整を始めました。

まず参考にさせて頂いたのはCalling Lyon 5thの
リストです。環境初期にアウローラのポテンシャルに気付き結果を残されたプレイヤーに敬意を評します。

ただタリシャーでプレイするも青ピッチが13枚
その他重ね引くと出力不足など私の力量ではあまり強さを理解できませんでした。

しかし理論は備えているはず…諦めずに思考錯誤しながら調整したのがこちらになります。

青の枚数は7枚まで減らし、Sigil of solaceなど噛み合いカードは全排除しライトニング、続行、AAの属性を合わせ持つ事故軽減のFry3などが特徴です。
海外の様々なリストから自分にあったテイストのみを抽出したという感じです。

私は自分で言うのもなんですが運が悪いので
上振れより再現性にこだわりました。
そもそも1枚で6点以上働くカードが複数枚あるので
上振れも小手先も不要かなとも思いました。

アウがアウたる所以
アウがアウたる所以その2

これで10/27にあったトレカサンライズさんのPQに参加し予選ラウンド4-1で目標であったTOP8進出を達成しました。

こうしてCallingにアウローラを持ち込むことになりました。

概ね想定した動きをしてくれて9-4賞金獲得という良い結果を得ることができましたが、海外トッププレイヤー達のアウローラ同型対面理解とリストの洗練具合を甘く見ていたのが反省点です。
間違いなくSigile of suffrigは3枚取るべきでした。

非常に長くなりましたがデッキ選択と調整については以上になります。読んで頂きありがとうございました🙇

プレイについてもアウトプットしたいと思うので
近日中にアップするので気が向けば読んで頂けると嬉しいです。





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