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今日見た夢の話

夢というのは不思議なもので〜なんて前書きはいらないですよね。
今日は珍しく不思議な夢を見ました。

 気がつくと私は寂れた廃ゲームセンターのような場所にいました。人はまばらにおり、各々好きなことをしていたようでした。私はなぜか持っていたお金?のようなものを握りしめて何世代も前のCRエヴァンゲリオンを打っていました。それが本当に実在するのかは分かりませんが黄色の筐体でした。当たると右打ちをせずとも球が出る仕様でしたが、交換の仕方が分からずすぐにやめたと思います。
特に記憶に残っているのは中庭のような真四角の建物のちょうど中央に穴が開いておりそこから見えるキラキラとした光やまばらに生えた苔、割れたガラスが織りなす反射光などがなんとも言えないノスタルジーを感じさせました。
 場面が変わり、学校?のようなところにいました。隣には旧友のりょうまくんの声のする頭が動物の人間?が立っていました。後ろを振り向くと真っ黒に分断された空間があり、その先に先ほどのゲームセンターがありました。
やはり学校も寂れており、ところどころに草が生えていたり苔むしていたりキラキラとした反射光や日差しが入ってきていました。推察するに、まだ夏が30度を越えればニュースで大々的に放送されていた、あの頃の午後2時ごろではないでしょうか。夢の中にいながら自分は心地よい風を感じて少しうつらうつらとしていました。しかしその時思い出しました。美術室にバケツを運ばなければならなかったことを。廊下を見るとクラスメイト?のような人たちが立っていました。漏れなく動物の頭をしていた記憶があります。しかしながら怖くはありませんでした。バケツを取ってその列に並んでいると不思議なことに廊下がぐんぐん伸びていきます。
時間がかかるなぁと思っていると、隣にいたりょうまくんが妖怪ウォッチの話を始めました。
普通に話すのも久しぶりでなぜだか泣けました。
ずっとここにいたいと思いました。
しかしながら僕の居場所はここにはないと夢の中特有の使命感に駆られ夢の中から出る方法を考え始めました。
するとりょうまくんが「ここから出してあげる。」というのです。
そうして私はりょうまくんに肩をぐんと押され倒れました。目が覚めると午前9時半でした。
アルバイトに遅刻しないように急いで支度をして、気温が30度を超えても何食わぬ顔をしながら私は自転車に乗って道路のに映る陽炎に昔の自分を映していたのでした。

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