僕はふと思ってしまった。
今まで背を焼かれるように人生という道のりを18年間も走り続けてきた。となると僕の人生はこれからもずっと"何か"に追われながら生きていかなければならないのか?
考えているだけで恐ろしくなってくる。
今でさえも、僕は何か文字を書かなければいけないのだという奇々怪々、摩訶不思議な切迫感あるいは焦燥に駆られて文字を書き続けている。

ではこの追われる感覚からはどう逃れれば良いのだろうか。そう!自殺だ!自殺しかないのだ!
首を括れ!煉炭を燃やせ!屋上ないしは崖から飛び降りろ!死ね!死ね!死んでしまえ!

ぐぇ。追われる感覚に僕はもう疲れました。
路肩の木陰で休みたいだけなのです。あわよくば心地の良い木陰で一眠りでもしたいものです。でもそんなことは僕の人生が許してくれません!あゝ主よ私という愚かな子羊をなんとか解放してください。この流れは僕にはどうすることもできない。
主でなくとも構いません。誰か僕を助けて。殺さないで。生かして。

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