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28巻 特典3冊 まとめ

こんにちは!こんばんは!
今回はRe:ゼロから始める異世界生活の最新28巻の店舗特典をまとめて紹介しますよ。
注:28巻(web七章39)までのネタバレも含まれます

28巻口絵

親竜の国/迷子探索記録③

とらのあな特典
今回でプレアデス監視塔組も3冊目。前回はロズワール邸に戻ったエミリア陣営とアナスタシア陣営がロズワールに相談し、プリステラ組の帰還を待つところで終わった。

登場人物:エミリア、ベアトリス、オットー、ガーフィール、ペトラ

あらすじ
エミリアたちがロズワール邸に到着2日後にオットーとガーフィールが合流する。一同はどうヴォラキアに入国するか話し合い、オットーがピックタット経由で入国することを提案する。
オットーは危険なヴォラキアに王候補のエミリアが行くのを反対したがエミリアは行く気満々。


今回は会議パートでした。オットーの扱いが◎。ロズワール邸にいるラム、ロズワール、メィリィについては触れられず。アナスタシアもまだ滞在している模様。
この調子だとエミリア、ベアトリスもヴォラキアに行くので、最終的にヴォラキアに行くメンバーはエミリア、ベアトリス、オットー、ガーフィール、ロズワール、ユリウスはほぼ確実でラムもロズワールがいるのでついていくと思う。アナスタシア自身は危ないから来ないかも?
早くガーフィールとロズワールの九神将連戦が見たいです!

暫定レムの疑心暗鬼/鬼に金棒編

メロンブックス特典
暫定レム編もこれで3冊目。今回もレムの心情に沿ったお話。

登場人物
前半:レム、ミゼルダ、ズィクル
後半:レム、プリシラ

あらすじ
レムはグァラルで食事の煮炊きと洗濯を手伝い、その後は負傷者の容体を見回ることで1日があっという間に過ぎる。魔都へついて行ったルイが心配で、スバルに何かされないか不安に思う。レムはアルから嫌われていると自覚している。一人で思考を巡らせるレムの元にミゼルダやズィクルが合流する。ミゼルダは族長を降りたもののタリッタ不在の為グァラルの防衛の指揮を任される。ズィクルは思い悩むレムを気遣い、会議に呼ぶがレムはプリシラに呼ばれているのでそちらへ向かう。

場所は湯殿。プリシラはグァラルで一番大きな屋敷を買っていた。
プリシラはレムに「美しい」とは何か?という哲学を語りかける。プリシラ視点だとレムの治癒術は見るに堪えない。治癒術の理解、マナの巡り方、巡らせ方いずれも不調法だそう。
プリシラはレムを湯船に落とし、湯に浮かぶことで世界と一体だと感じさせる。記憶のあるなしに関わらず、自分は自分しかなりえないということを教える。
そして、

「手足、髪の一本に至るまで己を通すことじゃな、レム。そうすれば、一度は観覧者の手元に置かれた影響も、自然と抜け落ちてゆこう」
暫定レムの疑心暗鬼/鬼に金棒編

と言い残す。静かに世界と一体となるレムはスバルやルイのことでもう心は乱しはしなかった。



出てきました!観覧者。ヴィンセントやストライドなど、ヴォラキア皇族がよく発言する観覧者。一度は手元に置かれたということはオド・ラグナに関係する人、あるいはオド・ラグナ自体が観覧者ではないだろうか?影響も抜け落ちるということは記憶を取り戻すのは時間の問題かもしれない。
プリシラは言動に反して情に深く優しいところがあると感じた。容姿を見るだけでその人が何を考え何に悩んでいるのかすぐに見抜くプリシラは今回の話でもレムに手取り足取り治癒術を教えるのではなく「生き方」「立ち方」を教えた。
レムの異国生活がここから、ゼロから始まるだろう。

狼の国/弱者死すべし慈悲はない3

ゲーマーズ特典
毎度帝国人に焦点が当たる"弱者死すべし慈悲はない"シリーズは途中でEx5を挟みましたが、今回で3つ目となりました(ヴィンセント→トッド→アラキア)

登場人物
アラキア、トッド・ファング

あらすじ
トッドがアラキアを救出しグァラル西部の森の中へ逃走した後のお話。森の中で焚き火をしている。アラキアが目を覚ますと話しかけてきたのはトッド・ファング上等兵。トッドがジャマルの犠牲のお陰で無事逃げることができたことをアラキアに報告する。アラキアはグァラルでの出来事を思い出し落ち込む。アラキアの傷の手当てを終え、二人で帝都に帰還することとなる。アラキアの寝顔を見てトッドは

「ーーいつでも殺せるな」

「ーー俺の邪魔になるなよ、アラキア」
狼の国/弱者死すべし慈悲はない3

と言う。怖い。

要点
トッドはアラキアの傷心に漬け込みジャマルを引き合いに帝都へ連れ帰ってもらおうと考える。
トッドとジャマルが出会ったのは「城塞都市」ガークラ。ガークラは十数年前のレグルス襲撃でヴォラキアの英雄クルガンが死亡し1.2年前まで復興の目処が立たなかった。
野党の襲撃で荒れたガークラの治安を回復するきっかけとなったのがジャマル・オーレリー。ジャマルが野党の頭目を仕留め、その時に片目を失った。トッドはガークラの野党の一人だった。そこからどう取り入ってもらえたのかは不明。
トッドは自分を脅かす存在が嫌いで自分を脅かすことのない死者とならようやく安心して付き合えると言い残す。
ジャマルの死を伝え、何もかもに見放されたカチュア(ジャマルの妹で、トッドの婚約者)を、弱いまま愛せるのは自分だけだと暗い悦びを想像する。
ジャマルの死は確定してはいない。



プリシラの居場所を帝国に取り戻す為頑張ってきたアラキアがプリシラ本人に斬られ悲しみに耽るが、彼女の努力が今後実るのか期待したいところ。
トッドは何もかもが怖い。この調子だとトッドは出会う人全員にそれぞれ殺す方法を何通りも考えてそう。

28巻口絵


↑画集2です。アニメ2期の範囲の画集に加えて、10巻〜15巻の店舗特典小説が掌編集3として同梱されているのでオススメです。聖域編の裏側が見れると思います。

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