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リゼロ 魔女のアフターティーパーティー

今回はRe:ゼロから始める異世界生活の15巻と短編集6のメロンブックス特典ショートストーリーの要点とあらすじを紹介します。本編の5章以降(アニメ2期より後)のネタバレはありません。

今回の主人公はアニメ2期でも活躍(?)していた強欲の魔女エキドナ。アニメ最終話ではカットされましたがエキドナはリューズ・シーマの体に魂を注ぎ込みリューズ・メイエルのクリスタルを媒介にして現世に復活を果たしました。今回はエキドナのその後についての紹介です。
アニメでカットされた部分は15巻の蛇足またはwebの(第四章蛇足 再臨)を読んでみて下さい。短いのでサクッと読めます!
復活したエキドナはオメガと名乗っています。

時系列

茶会

再臨

魔女のアフターティーパーティー

短編集6

魔女のアフターティーパーティー/魔女たちの反省会

魔女のアフターティーパーティー/One Wild Night

魔女のアフターティーパーティー

あらすじと要点
現世に復活を果たしたエキドナ。見た目はハーフエルフであるリューズ・メイエルそのもの。首にクリスタルを下げており、その中にミネルヴァ、セクメト、デュフォン、カーミラ、ダフネが蒐集され、念話みたいに話すことができる。魔法も使用できるが、リューズの体では知識量のあるエキドナを収めるほどの素体ではないためエキドナは魔法を含めた力を削ぎ落とし、なんとか常態を保っている。

オメガが道を歩いていると、高価値のハーフエルフを見つけた「死肉漁り」と呼ばれる賊18人が一人のオメガを襲う。オメガは

「これから30秒でいい。ワタシの前に、三十秒間何事もなく立てていれば、大人しく君達に従おう。興味深いしね」


と言ってエキドナの姿に変身すると賊は全員魔女の瘴気を前に数秒と持たず泡を吹いて気絶する。

これが普通で、瘴気まみれの6人の魔女に囲まれて、平然としていたスバルが常軌を逸している。

短編集6

あらすじと要点
とある村のはずれに一人で住むコレット。川辺に来ていたコレットは川上から流れてくるオメガを引っ張り上げ介抱することに。数日滞在したオメガに対して失礼かと思いつつコレットは色々質問するも、質問されるのが好きなエキドナは答える。話をするうちにコレットが10代前半にも関わらず一人で住むことに違和感を覚え、東に魔獣が出るということを知る。オメガは介抱してくれた恩返しをしようと考え、魔獣討伐に向かうもそこにいたのはパルミラという少女だった。
パルミラはコレットと友達であり、コレットの過去について知ることとなる。昔、村に魔獣の襲撃があった際、コレットだけ生き残りコレットの周囲の人だけ死ぬことが何度も続いた。それによりコレットは村で魔女だと虐げられ、一人で住むこととなった。コレットと話していると魔獣が襲うもエキドナが迎撃する。倒れた魔獣の正体はコレットであり、魔獣化した原因は親の形見である指輪であった。「獣護輪」と呼ばれるそれはミーティアであり400年前の荒れた時代に自身の身を守る為に作られた魔道具であった。
エキドナが旅立つにあたり、魔女の友達と知られたコレットとパルミラは今度こそ村に住むことができなくなりオメガの旅に同行することとなる。

エキドナの姿を前にして平静を保つパルミラ
左コレット 中央パルミラ 同じ髪飾りしてます(๑>◡<๑)
右 見た目がエキドナの姿に変化したオメガ


魔女のアフターティーパーティー/魔女たちの反省会

あらすじと要点
短編集6でコレットとパルミラと同行することになったオメガ。彼女たちのことやこれからどうするかを主に6人の魔女で話し合う。場所は墓所でスバルが訪れた魔女の茶会のような所。

情報が断片的なので箇条書きです↓
・行き先は未定のため、400年で世界がどれだけ変化したか見回りたいエキドナ
・望んで命を捨てされた人数でカーミラに勝るものはいない
・最も殺した人数が多いのはミネルヴァ
・器にエキドナ自身を注ぐためにかなり色々な要素を削ぎ落としている
・スピンクスは色々な要素を落としすぎた為生まれた失敗例で、今度こそ世界が滅びるとセクメトが危惧する
・セクメトはエキドナが世界から興味をなくすことを最も恐れている
・スピンクスは魂を削ぎ落としすぎた為失敗作となったので、今回はその失敗を受け「力」を削った
・力を制御できない為、聖域を出て森を軽く焼いてしまう
・かつてエキドナは何回も森を焼いている
・オメガがエキドナの姿に実体化できるのはほんの短時間
・世界を歩き回る際、見つかりたくない魔女全員の共通の敵がいるためあまり実体化して目立ちたくない。
・魔女が一人で歩くよりコレットとパルミラとわちゃわちゃしている方が魔女だとばれにくい
・エキドナ本来の力が戻るのに2〜3年かかる
・魔女は全員ルグニカ国内で死亡(終着点)した為カララギへ向かうことに
・エキドナはカララギ都市国家の建国を手伝った


考察等

魔女共通の敵とは誰なのか?スピンクスを滅したように、エキドナの偽りの存在を滅ぼす可能性が高いロズワールのことなのか。ロズワールの最終目的がかつてのエキドナの復活であり、先生ドナと墓所ドナは厳密には違う存在(ボルカニカがエキドナを墓所に繋ぎ止めた後と生前のエキドナでは精神性が異なっている)である為、スピンクス同様に滅ぼす対象となる可能性が高い。もしくはパンドラという可能性もある。

エキドナがカララギ建国に携わったことからホーシンとの接点がある。エキドナが稀に日本語を話すのはそれが理由である可能性が高い。また、エミリアの契約以前のパックもあからさまに日本語(オフコースなど明らかに異世界にないワード)を多用するため、400年前にいた異世界人という根拠だけだが、ホーシンを精霊化した存在がパックである可能性がある。あ、異世界人はもう一人フリューゲルもいました…。


今後のオメガの動向(One Wild Night)

コミックアライブ連載のOne Wild Nightのお話
カララギへ向かうはずのオメガ一行だったが実際はグステコ聖王国に向かう。そこで起こった事件を解決し新たにライサという人物を同行者に加え旅を続けることとなる。霊峰パドルギアのオドグラスの元へ向かう可能性がある。


まとめ

今はその時ではなくとも、いずれスバルたちの前に現れるであろうエキドナ。いずれ本編でも再登場することとなるだろう。最後にエキドナの言葉を残して終わりにします。

「――ああ、愛はなぜ減るのだろうか」


読んでくださりありがとうございましたo(^▽^)o
次回予告
〜28巻 店舗特典ショートストーリーまとめ〜

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