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ドラゴンボールカードを始めて1週間で日本決勝大会の権利を獲得出来た調整録

はじめまして!普段はポケモン、ポケカのYouTubeをやっているシャロンchです。

今回、ドラゴンボールフュージョンワールドの大型大会、「チャンピオンシップ2024-2025 WAVE1 エリア予選 東京大会」に参加して予選8-1、ベスト32(日本決勝大会権利獲得)という結果となりました!(ポケカでいうとCLで勝ってJCSの権利手に入れた的な)

過去多くのカードゲームをプレイしてきましたが、ここ5年ほどはポケモンカードしかプレイしていなく、ドラゴンボールカードに関してもまともに対戦したのは大会前の1週間だけでした。(オンライン版で30戦ほど経験していてルールは知ってた為、正確には1週間は盛り)

しかし、この1週間は非常に濃密なもので、夢の中でも対戦しているくらいドラゴンボール漬けの生活でした。

今回一緒に調整したメンバーは自分含め7人でしたが、内6人が

ベスト4(赤ビルス)
ベスト32(赤悟空 自分)
7-2(赤ビルス)
7-2(赤ビルス)
6-3(青ベジータ)
6-3(赤悟空)

という非常にアベレージの高い結果となり、デッキも3デッキが仕上がった凄く良い調整が出来たなと感じました。

今回この記事では、
・新弾発売後、1週間の取り組み
・考察の変遷
・持ち込みデッキ3種のレシピ紹介
・シャロンの解説
・当日の対戦レポート
など


について備忘録として記したいと思います。

これからアルティメットバトルや、次なるエリア予選を控えている人、オンラインでも新弾が実装されるということでデッキレシピなど参考になる部分もあるのではないかなと思います。

今回調整メンバーを代表としての執筆となるため、有料記事として、売上でメンバーと焼肉に行きたいのでよろしくお願いします。(懇願)


そして、先に予防線としてお伝えしますが、今回自分が少ない経験で上位に入れたことの理由としては
・マッチング運が良かった
・調整メンバーが凄すぎた

の2点が全てです。

なんと今回一緒に練習してくれたのは、
MTG(マジック・ザ・ギャザリング)のレジェンド、現シャドウバースエボルヴ開発の”渡辺雄也”さん

そして、ワンピースカードゲームのトッププレイヤーで知られる”次元幽閉”さん

そして、デュエマの元開発でシャドウバースRAGEファイナリストとして知られる”マトモ”さん

といった錚々たるメンバーに旧友も交えた7人が一緒に練習してくれました。
自分自身、昔から色々なカードゲームで遊んできたことで、こういった各界隈のトッププレイヤーとは多少なりともの繋がりがあり、お陰で一緒に練習出来たという感じです。本当にありがとう。

また、一緒に練習したわけではないですが流行やテクニックなどを度々連絡してくれて助けてくれたB!KZOさんにも感謝!!


それでは、そんなメンバーでどういったアプローチでこの1週間の練習を過ごしたのかという部分から記していこうと思います。(ここが今回の記事のメイン部分となるので長いです。デッキレシピから見たい人は目次からジャンプ!)


★新弾発売1週間 考察の変遷


※◯日目というのは1セクションのようなノリで、深く考えず読んでください

・練習初日 赤悟空が板

まずこの時点の自分はルールはわかるくらいの状態。
とりあえずドラゴンボールカードをやっている友人にひたすら「何回せばいいの!?」と連絡したところ、「概ね赤ゴッド悟空」という返信が多かった。

赤ゴッド悟空のリストをTwitterとかから適当に拾ってきて仮組み。
その他候補として返信があったのが「緑セル」だった為、こちらも仮組み。

早速マトモに「緑セル」を使ってもらい、こちらが「赤ゴッド悟空」を回す。(この時初めて紙で対戦した・・・)

1戦目から、理解度が低かったこともあるが、緑セル側が「セルゲーム会場」をプレイした返しにはもうほぼ死んでるといった試合展開となり、「これ勝ち目なくね?」という話になる。
(後にもまた話が出てくるが、この時の感覚は概ね正しかった)

この時点で、相当赤ゴッド悟空のパワーが抜けている感じがあり、赤が中心の環境になってくることは確信しつつあった。

最初は入れていなかったが、明らかに「リブリアン」「身勝手の極意の片鱗」がデッキに噛み合っているしパワーが高いということを感じ、採用。デッキが輝き始めた。

方向性として
・赤を極める
・赤のメタデッキを探す

この2通りの方向性になるだろう、という話になった。

・練習2日目 緑悟飯の可能性 赤ビルスの相性確認


2日目の練習では、「緑セル」はダメでも「緑悟飯」なら赤ゴッド悟空に多少戦えるのではないか?という話が出た。

2弾で新たに登場した3悟空により、3エナジーでのブースト手段が増えたこともあったり、リーダースキルによる打点への耐性もあるのでいけるのではないかという考察。

・・・結果は、赤ゴッド悟空が全勝。
この時点で緑のことはメンバーのほとんどが考えない方向で進んでいた。

そしてもう一つ出た話として、「赤に有利なのはやっぱりビルスでしょ」という、次元幽閉さんの1弾での経験に基づいた提起だった。

対戦してみたところ、自分の対戦経験の無さと次元幽閉さんの高すぎるスキルの兼ね合いもありつつ、赤ビルスが圧勝。
割と勝てる気しない空気を感じていた。

「これなら赤ビルス使い得じゃないの?」となったため、赤ビルスVS緑悟飯も試すこととなったが、緑がかなり優位かと思われていた中、意外と赤ビルス側も勝っていた。

上記の結果から、
「赤ゴッド悟空」 「赤ビルス」 「緑」 は一見は三角関係のように見えて
赤悟空→緑にガン有利→緑→赤ビルスに微有利→赤ビルス→赤悟空にガン有利
というように、総合的には赤ビルスが優位。煮詰め得なのでは?という考察だった。

この時組んでた適当なビルス(弱い)

・練習3日目 青研究会始動 


調整メンバーの一部で青研究会(以下青研)が始動した。

この頃は新弾の人造人間17号の評価が高く、それをデッキ下除去しやすい青に注目するという流れだった。
合体ザマス、ゴクウブラック辺りをマトモが試すも、赤ゴッド悟空に無惨に蹴散らされていた。

マトモは負けすぎておかしくなり、突然ズボンのチャックを下ろして「全王!」という一発ギャグを考案するに至っていた。

次元幽閉さんから見ても、守るタイプの青の抱える欠陥が気になっており、見ていられないという状況にもなっていた。

青トランクス:未来ならワンチャンあるのではないか?というような話題も出ており、青研はまだまだ諦めていなかった。

渡辺雄也さんもこの辺りで参戦してくれて、「環境的にヒットが弱い」という知見を共有してくれて、勝手に感動していた。
自分はなんとなくヒットはシングル価格も高いし入れ得なんじゃね?という浅すぎる固定観念があった。
けど赤ミラーのヒットが怪しい、というのは1弾環境をプレイしてた人にはまああるあるといえばあるあるではあったらしい。しかし、なんとなく脱帽ではあった。

・練習4日目 ビルス、難しい


ここで、関西であった新弾環境の非公認大会で青がワンツーで入賞していたことが話題となった。

これを受けて、青もしっかり考察しないとね。という空気にはなっていた。

が、この時の自分は「もう赤ビルス極める方向でいいっしょ!」となっていた。
そんなわけで調整メンバーの赤ゴッド悟空が上手なリブリアン大好きKさん(仮名)に、赤ビルスを使って挑ませてもらった。

結果、タコ負け。
自分が赤悟空を使った時は全然勝てなかったのに、逆になって全然勝てず。
今振り返ると、クリティカルリーダー特有のリソースの難しさや除去ミッドレンジ特有の受け攻めのバランスなどが、初心者の俺には全然理解出来ていなかった。

あまりに難しく感じ、正直投げやりになっていた。
「リブリアン片鱗大学」という言葉が生まれ、困ったらリブリアン片鱗大学に入学する!!といった風潮が生まれた。

・練習5日目 青研、覚醒


この辺りから、青の研究が大きく進んだ。

「赤ゴッド悟空に赤ビルスが有利」ということにはほとんどの参加者が気付くであろうという前提で、デッキの仕組み的に赤ビルスには青が有利そうと考えていた。
つまり、青が赤ゴッド悟空にある程度勝つことが出来るなら、青はメタ的にかなり良い立ち位置であるということになる。

リーダーは、ベジータが一番赤ゴッド悟空に対して勝率を出せるのではないかという方向性で固まった。
赤ゴッド悟空が、リーダー効果を使うためにライフが3になったところを、ベジータのリーダー効果35000で殴っていって顔を詰めるプランが良さそうだったから。

実際にやってみたところ、赤ゴッド悟空には勝ったり負けたりという結果だった。
ただ、少し青ベジータがやはり不利かなという印象。
とはいえ、次元幽閉クラスの運転手なら、青ベジータが有利になるかも?程度のものではあった。

ただ、青ベジータはこの時点ではまだそこまでメジャーなデッキタイプではなかったので、そういった初見殺し的な部分で勝率出せるというのも加味すると、結構良いのでは?という雰囲気ではあった。

この時点での候補デッキの評価は以下のような形

★ベジータ
VSビルス 有利
VS赤悟空(極) 不利
VS赤悟空(一般) 五分
VSその他 不明

★ビルス
VS赤悟空(極) 微有利
VS赤悟空(一般) ガン有利
VSベジータ 不利
VSその他 不明

★赤悟空
VSビルス 微不利
VS赤悟空(一般) 有利
VSベジータ 有利
VSその他 大体有利

最終的にも、この評価は大きなズレはなかったように思う。

次元幽閉さんや渡辺雄也さんは、「ビルスミラーをあまりやりたくない」というのが結構引っかかっていそうだった。
自分は1弾環境を知らないが、かなりの後手ゲーで差が付けづらいという考えがあるらしかった。
そういう意味で、青の研究に皆が注力していた。
自分も、青を組んだ。

・練習6日目 青の時代が終わる


青ベジータがアチィ!という流れの中、自分も今まで擦っていた赤を捨てて青の練習を始めた。
意外と合っていて、ぼちぼち勝てた。
リブリアン片鱗大学は中退した。

しかし、この日から2つの要素で青ベジータに対する不信感が生まれてきていた。

1つ目は、参加者25名で行われた新弾環境の自主大会の結果だ。

多くの人が注目していたであろう、自主大会。

なんとその結果は、使用者4名しかいなかった青ベジータが4名とも決勝トーナメントに上がる、といったものだった。

我々は、気付いている人ももちろんいるとは思いつつ、青ベジータをここまで研究している人は多くはないだろうと思っていた。
前述した通り、初見殺し的な要素にも期待していた。

しかし、流石に大会直前でのこの結果は注目を集めざるを得ないだろう。
前日ならまだしも、2日前なら今から研究する人も多いだろう。

そんな風に考えていた。

そしてもう一つの要素は、赤の3ケフラの評価の見直しだった。

染みる効果

このカードは青デッキにかなり強く
青は5000カウンターが少ない為、20000アタックと25000アタックにあまり差がないことがある。
4ケフラ+3ケフラに大鎌など除去を食らっても損をしない。

これまでは0~2枚程度の採用で使っていたことが多かったが、使ってるうちに「青には超強いし、赤ミラーでも普通に強くないか?」というようなことにもなっていた。

初期の赤ミラーでは「人造人間17号」を2体立ててリーダー30000の鉄壁状態にするというのが強力な動きとして話されていたが、徐々に孫悟飯やカトペスラによるマイナス除去で一回崩してしまえばいいのでは?というアプローチがグループ内でも話題になっていた。

そのうちに「人造人間17号」はカウンター値も0である点なども考えるとイマイチさを感じてきており、その点3ケフラはカウンター値も10000あることで、「17号」を0枚にして3ケフラを4枚にする形のアプローチを試していたところ、これが使いやすくて話題になった。

これは赤悟空、赤ビルス同様に言えるアプローチだった。

・青がそもそも流行りそう
・赤のアップデート

この2点により、青ベジータに関して少しネガティブな要素が見え隠れしていた。

自分も青ベジータを回していたが、赤ビルスと赤ゴッド悟空に3ケフラが4積されるようになってから勝率が明らかに悪くなった。

あと青が流行ってビルスも多そうだとしたら、ここに来て緑が復権するんじゃないか?という話題もあった。

ヤバい、ただでさえ少ない練習時間を無駄にしてしまったかも知れない・・・と焦りを感じていた。

・練習7日目 リブリアン片鱗大学へ編入


最終日。
結局この時点での焦点は

・赤ゴッド悟空で赤ビルスを貫通出来るか
・赤ビルスで青ベジータを貫通出来るか
・青ベジータで赤ゴッド悟空を貫通出来るか

このどこに重きを置くか、というのがデッキ選択の焦点となった。

結果、調整メンバーは各々の練度やメタ読みと相談して、バラバラのデッキ選択をすることとなった。

ただ、客観的に見ればビルスが圧倒的勝馬と思っていた。
3ケフラ4積の赤ビルスは、青ベジータへの勝率が良かったから。
次元幽閉さんは、理のデッキ選択して赤ビルスを選択した。
最終的にメンバーで最も結果を残したのも、赤ビルスとなった。
俺もあと2日あれば赤ビルスをまた練習していたと思う。

自分はこの練習期間の間一番回したデッキは、確実に赤ゴッド悟空だった。
そしてこのデッキには、リブリアン片鱗がある。

一人になった時、「・・・こやるしかない。」そう呟いた。
”こやる”とは、古の遊戯王界隈の用語である。

”こやぬ”というHNのプレイヤーが、実力勝負になるとどんどん差が出る”征竜”というデッキのミラーマッチにおいて、当時あまり採用されていなかったカード”トライデント・ドラギオン”でゴリ押してワンキルを狙いに行くことを「こやり」「こやる」などと呼んでいた。
転じて、「実力で劣っていてもワンチャン通せるゴリ押しムーブ」を「こやる」と未だに呼んでいる人もいた。(いない)

リブリアン片鱗全ツッパオラー!

そんなこんなで最終的にグループメンバー7人の持ち込みデッキは
・赤ゴッド悟空
・赤ゴッド悟空
・赤ゴッド悟空
・赤ビルス
・赤ビルス
・赤ビルス
・青ベジータ

となった。マトモだけは、「青怪しくね?」となっていた最後の2日間の練習に忙しく不参加だったため、青での特攻となった。真の青使い、青の賢者「青賢」として覚醒したのだった。

ケフラのパラレル、初動の7480円で買ったガチの養分だから使わないと嘘

・結果

結果は冒頭にも記載したが以下となった。

ベスト4(赤ビルス)
ベスト32(赤ゴッド悟空)
7-2(赤ビルス)
7-2(赤ビルス)
6-3(青ベジータ)
6-3(赤ゴッド悟空)
1-2drop(赤ゴッド悟空)

あまりにも十分すぎる結果と言えるだろう。
全員が各デッキ感の相性や、世間のメタゲームをなかなか高い解像度で捉えることが出来たのではないかなと思う。

自分自身、最高の仲間たちと濃密な1週間を過ごしドラゴンボールカードにかなりの時間を費やしたことで、経験値の無さを埋めて勝ち残ることが出来た。

★デッキレシピ

・赤ビルス

3ケフラが強い

・赤ゴッド悟空

ビルスとそんな変わらなくて草

・青ベジータ

ベジットは4:4 全王は強い

★デッキ解説(赤ゴッド悟空)


結構やったつもりではあるけど、所詮自分は初めて1週間のヒヨッコです。
なので解説といっても浅いし、参考にはならないかも知れませんが、解説というか感想を書きます。


・戦い方 赤ゴッド悟空ミラー

色々なプランを試しましたが、個人的には「覚醒を積極的に狙わない」プランが勝ちやすいと感じました。
簡単に言うと「相手覚醒(ライフ3)」「こちら未覚醒(ライフ5)」とかの状況で相手に攻めさせた方が戦いやすいです。
こちらはライフを盾にして、4ケフラ素出しなりで相手のライフを2に削ることを狙います。
相手は盤面処理するか、ライフを攻撃してくるかですがライフ4~5の上からリーサルは取れないので、返しにリブリアン片鱗などで突っ込んで勝つという流れです。
相手もこのようなライフ自傷を積極的に狙わないプランを取ってきた場合は、5ビルスが輝きます。
ゲームレンジが後ろになればなるほど5ビルスが刺さるようになります。

あと17号2体立って触れないと負けるので、孫悟飯・カトペスラは手札に持っておきたい。

・戦い方 赤ビルス

盤面に出したキャラクターはほぼ確実に消えて返ってくるので、バジルやら亀仙人やらも全部乗せて積極的にコンボを増やしてなんとかしてライフを2まで削るのを目指します。
片鱗1枚目を使って3から2に押し込んで、片鱗2枚目を使ってリブリアン大学という流れが勝ちやすいかなと思います。

・戦い方 青ベジータ

この対面も覚醒を強引に狙うのはやめたほうがいいと思っています。
ベジータの35000パンチがしんどすぎるためです。受けたらダブストベジータにオールインされて負けるし、受けないとリソースが持っていかれすぎます。
ここぞというところで覚醒して攻めるイメージです。
覚醒後は4ケフラ+3ケフラが強いです。

・戦い方 緑系統

とにかく自傷カード連打して覚醒、面展開でほぼ勝てると思います。
この1週間で10戦以上やりましたが1回も負けてないから、世間で緑で赤ゴッド悟空に五分みたいな意見を見ると内容が気になる。

・カード個別解説

・亀仙人
除去られそうな対面では1t出さないで抱えておくほうが強い場合が多い。
リーサルでライフ取って片鱗1コストで使う動き強い。2枚持ってるとクソ強い動きする時あるけど、亀仙人2回使っても片鱗は0コストにならないので注意。

・バジル
このデッキはスカることはほぼありえないし、かなり優秀。特に4ケフラ1枚もない試合とかは本当にしんどい。リーサルでよく登場

・ウイス
殴ってくデッキだから相手の5000小物プチプチ出来るの強い。亀仙人ブン周り防いでくれる1枚でもある。
打点10000が偉くて、バジル乗っけて15000リーダー殴ることもぼちぼちあるし、カトペスラ絡めてキャラ殴りにいって処理に絡むこともある。

・カリフラ
唯一の2コス枠。サーチ2種に引っかかるし、亀仙人と合わせて自傷自傷覚醒とかあるし、クリティカル偉い。相手の盾3枚の時にカリフラにコンボたくさんのっけたくなる。

・カトペスラ
孫悟飯と合わせて、25000ラインを除去出来る人造人間17号2面の対策でもあり、緑や青などにばら撒かれた5000軍団の処理にも優秀。10000カウンターもあり、かゆいところに手が届くカード。ウイス同士のにらみ合いもカトペスラ出したら有利になる。

・孫悟飯
除去能力が非常に高い。ライフも取れるから、覚醒の起動役になることも。リーダーを殴りながら相手の寝てるキャラクターの打点を下げて、ウイスやリーダー悟空などで寝てるキャラを処理するみたいな動きが強いイメージ。

・3ケフラ
調整録で書いた通り。めちゃくちゃドローが染みる。

・3孫悟空
力の大会デッキには入れてない人も初期は結構いたが、赤ミラーでかなり強いと思った。ウイスや亀仙人除去るのも強いし、カリフラやヒットやクリリン除去るのも強いし、孫悟飯も焼けるしウイスと合わせて25000触ったり万能。

・4ケフラ
ゲーム中1~2枚必ずプレイしたいこのデッキ最強のカード。覚醒せずにマーカー使って3ターン目に投げるだけでも強力。もちろんリーダー効果絡めて4面展開とかは宇宙。

・リブリアン
一番かわいい。入ってない人もいると思うけど、正直必須カードだと思う。4枚にしたい。

・5ビルス
後手4ビルスで返せたり、相手の展開次第ではぶっ刺さることがある。戦い方の流行によっては抜けそうなカードかも知れない?

・キャベ
第6宇宙サーチが入ってなくても絶対キャベにした方が良いと思う。1マナ浮いた時に警戒されなくなっちゃうし。

・第6宇宙の強者たち
スカることも全然ある。が、亀仙人絡みの展開強いしケフラとスーパーコンボになる可能性があるのは優秀。ケフラ0のゲームが本当に怖いので抜くに抜けない。最初は4だったが、2枚くらいは適正な気もする。抜いてもいいのかも?

・身勝手の極意の片鱗
最強カード。最後のダメ押しで強いのは当たり前だけど、3から2に殴りにいくときにリソース回収にもなるし、相手のガードの仕方によっては攻めるのを一旦止めて2マナ構えて相手の攻撃に合わせて使うことで特攻を防いだり。ゲーム中2枚使うことも多いので、4かなという感じ。

・不採用カード解説

ちゃんとした理由は解説出来ませんので正確には「感想」

・クリリン
2枚くらい入れたいという話は出ていた。亀仙人と合わせて後3で覚醒してリーダー効果を使う動きがしやすそう。

・ヒット
弱いとなってたけど、一周回ってあるかも?となっていた。2ターン目に出して殴ることはないけど、どうせ出すターン自傷して覚醒狙うならクリリンじゃなくてヒットでもよくね?的な。カウンター5000ではあるけど第6宇宙サーチの対象にもなりスカりを減らしてくれる。

・キテラ
相手の亀仙人やウイスに触れる2コス。試す時間なかったが、基本は3悟空でいいかなという印象、15000はちょっと低いかな~と。

・ピッコロ
上位の人で入れてる人がいて面白そうだなと思った。もっと後ろ寄せにするなら、アリなのかも。わからない

・人造人間17号
2体縦で置いたら最強なのはそうなんだけど、悟飯悟飯や悟飯カトペなどで突破されやすいし、ビルスに強くなくて青には除去をクリティカルに食らうし緑は無くても勝てる、という感じで徐々に評価が下がっていった。

・ケール
大会で入れている人を見かけて感心した1枚。ケフラから出して相手の盾3枚のときに突っ込ませる枠としては結構いいのでは?と思った。
3ケフラで1枚引いて10000のっけるでもそんな変わらなくね?という意見もあった。

・ゴッドかめはめ波
入れてる人は結構いた印象あるが、個人的には微妙と感じた。多分強みは17号を倒せるところだと思うけど、それなら孫悟飯とカトペスラを残しておけばいい気がした。カウンター値ないカード入れるリスクを取るほどパワーは感じなかった、けどあまり試せてはない。


あとは4悟空、5悟空、時とばしなどを入れている人もいたけどこの辺はよくわからなかった。リーダー効果を使わないとデッキが強く使えないわけで、リーダー効果との食い合わせは大事だと思う。

★当日の対戦レポート


・1回戦 VS青ベジータ ◯ 先攻

1戦目からギリギリまで使うか悩んだ青ベジータだと!?
しかも後攻を取られ、人生初の知らない人とのドラゴンボールカード対戦に緊張。
しかし、あまりガチではなかったっぽくてライフ自傷などしてくれたりで早々に詰めきれた。良い感じに緊張が解けた。

・2回戦 VS青ベジータ ◯ 後攻

まさかの2戦連続。そして今回は、結構やってそうな雰囲気の相手だった。
デッキ構築も自分たちで調整していたような大鎌で除去していくタイプで、パンプ能力持ちの4ベジータが採用されていた。
しかし良い感じに4ケフラ3ケフラを展開してリソース蓄えながら殴っていき勝利。

・3回戦 VS赤ゴッド悟空 ✖️ 後攻

後攻を取ってかなり良い動きが出来ていた。
相手の先3孫悟空にカリフラが取られ、こちらが先に覚醒する展開になった。
しかしリーダー効果をうまく使えない手札で、5ビルスを雑に投げたりしていたがリソース差が開いていった。
相手が常に上手くて、こちらが細かいミスをしているうちに負け。
3回戦からこんな上手い人と当たるのかー、って思ってたけどこの人は最終的に8-1していた。

・4回戦 VS赤ビルス ◯ 先攻

後がなくなった4回戦でビルスを踏んでじゃんけんに負け。
試合内容あまり覚えていないが、相手がこちらが気持ちよく覚醒出来る感じで殴ってくれてマーカーも使ってくれていて、5ビルスが来ないターンにリーダー効果絡めて展開が出来た気がする。

・5回戦 VS緑セル ◯ 後攻

得意だと思っている緑対面。
対戦相手「今3-1で、今日は赤ゴッド悟空に1回だけ当たってます。つまり、そういうことです。」

勝利。

・6回戦 赤ゴッド悟空 ◯ 先攻

昔遊戯王の大会などで見かけていたプレイヤー。
ジャンケン負けて辛かったが、ライフ自傷しない形で盤面処理を優先していた。
相手は5悟空とかゴッドかめはめ波が入ってて盤面が弱めだった。ライフあるから5悟空縦置きを無視してライフ詰めてコンボを削り、最後決死のウイスのアタックを止めて勝ち。

・7回戦 緑セル ◯ 後攻

5-1で迎えた7回戦、セルで正直ニヤケが止まらなかった。
ジャンケンも勝ったし、ライフを5で止めて覚醒マナブーストをケアした。
そうしたらパラガスの自傷効果からリーダー効果を起動され、8セルが出てきてしまった。
しかし盤面は5体くらいのキャラクターがおり、4ケフラ3ケフラを2連続でしたためリソースもありあまっていたので勝利。

https://x.com/syaronalex/status/1791690788398882876


・8回戦 緑ブロリー ◯ 後攻

上の方に緑少ないはずなのに、また緑とマッチして神が俺に勝てと言っているんだと思った。
ブロリーは、17号を抜いて3ケフラにしたことにより、25000リーダーなのが少ししんどいのかな?どうなんだろう?と思っていた。
しかしライフ3になってくれるため、ライフ2に押し込みやすく、相手に1718号を出されても盤面にキャラが残るくらい展開をしていた。
手札4枚にリブリアン9万点くらいで突っ込んで勝利。1マナ立ってたからミーティア瞬かめスパコンとかあったらヤバかったかも。

https://x.com/syaronalex/status/1791700026374418825


・9回戦 赤ゴッド悟空 ◯ 後攻

人生懸けた最後の1戦は、赤悟空ミラー。ジャンケンは勝って後攻選択。
自傷控えめでライフ残した進行でゲームを進め、盤面取りつつ同値で殴り続け、片鱗で全部ぶつけて勝利。意外と危なげなく勝てて安堵。

16位で決勝トーナメント進出&日本決勝大会の出場権利&プロモベジータをゲット!!!

冒頭で書いた通り、ぶっちゃけマッチング運が本当に良かったなというのが全て。

どうでもいいけど、「vivid_rabbitってなんだよ、シャロンって名前で出ないのは複垢だからなのか?」みたいなふざけた事言ってる人がいたけど、そもそもポケカの大会もシャロンで出たことないし、TCG+の大会出るのがそもそも初めてでアルバトすら出たことないのに何言ってんだとなった。勝ったらこじつけて複垢!みたいな風潮怖すぎる。

望月杏奈ちゃんのHN

しかし、TCG+の大会初めての弊害もあり、進出者チェックの時に登録住所が古くて身分証の住所と違っていてちょっとだけトラブった。バンダイナムコID作ったのとか相当昔だったから・・・。
けど、すぐに確認取れて事なきを得た。焦った。
近くにはシンとキャベをデッキリスト間違えて失格になってる選手もいたから、自分もこうなっていたらと思うと肝が冷えた・・・。

あとキャラスリは外させられました!!

・決勝トーナメント1回戦 VS赤ビルス ✕ 後攻

相手の先1亀仙人が取れず、相手先2カリフラで先2覚醒される。
後1、殴っちゃダメだったのかはわからない・・・殴る気がする。

最後リブリアン引いていればこやる権利があったが、引けず。4枚にしていれば引けたのだろうか、、、
引けていても勝てていたかはわからないけど(;_;)
最後はこやって散りたかった。南無。


というわけで、結果はベスト32でした!!
まあ、出来過ぎ。もちろん勝って悟空のプロモは欲しかったけど、出来過ぎだったと思う。

★終わりに


購入、読んでいただいてありがとうございました。

というわけで、「ドラゴンボール始めて1週間でタコ勝ちした件」でした。
努力が実って結果が出たというのが嬉しかったのはもちろんだけど、何よりも楽しかったのはこの1週間まるで部活かのように毎日夜な夜な集まって練習したり、あれこれ意見交換をしたり、青春を感じました。
大会結果に一喜一憂したり情報を追ったり、昔からの付き合いの友達とガッツリ遊べたり、めちゃくちゃ楽しくて大会終わらないで欲しいと思ったくらい。
最高の思い出になりました。

アルティメットバトルも申し込んでみたので当選したら参加したい!
日本決勝大会までにもっと上手くなりたいので、オンラインもプレイしていきたい。
ドラゴンボールフュージョンワールド最高!

★オマケ 超有料級次元幽閉語り

次元幽閉さんが調整グループLINEで惜しみなく語ってくれた大変貴重な内容を掲載させていただきます。

コンボ値をアドバンテージで考えることに関しては、正直全然自分は掴みきれていません。これを身につけたら相当変わるだろうなぁ

・赤ゴッド悟空における亀仙人について

・青を使う上での必須の考え方、このゲームの本質

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