絵を描いてる人で、自分の絵がイマイチだと思っていても、それを上手い状態に持って行きたいと思わない人も居る
事に、少々驚きを隠せない。
実は一昨日辺りから、とある人に絵のレクチャーをしていたのですが、どうも私の怒涛のアドバイスに辟易してしまったのか、メッセージの受け取りを拒否された。
まぁ、拒否するのなら仕方が無い。
そこまで、自分の絵を向上させたくないと言う意思表示なのだろう。
私的には、出来れば、そこそこ絵が描けているからそれ以上に上手くなったら、もう少し絵を描く作業が楽しくなると思ってのアドバイスだったが、当の本人があまり乗り気では無かった様だ。
最初は、ちょっと乗り気だったけど、途中から疲れちゃったのかな?
それとも、そこまでの向上心が無かったのかなーと。
この、向上心が無い、あんまり絵が上手くない人の心理が良く分かりませんで。
何と言うか、出来れば自分の限界まで努力してみて欲しいんですよ。
自分は、どこまで?どの段階まで絵を上手くする事が出来るのか?と言う挑戦をしていって欲しいんですがね。
それを止めてしまうんですよ、突然。
なので、もうその人にアドバイスはしない事にしました。
多分その画力と一生付き合っていく事を決めたのでしょう。
今年は中止になってしまったけど、本当ならば5月からまた中学校の課外クラブの絵画部で、絵描きの講師をする予定だった。
んですよ。
なので、絵を上手い状態に持って行きたい願望のある人や、今よりも少し見られる絵になりたいとか、そう言うアドバイスをしたい欲求不満が募りまして。
と言う事もあり、ちょっとでも絵が上手くなりたい!と言う願望のある人が居たら、ちょこっとコツを教えようかなー?と、いつも思ってたりしてます。
この絵画部には、本当に本気で絵を描きたい中学生しか集まって来ないので、絵に対する向上心が半端無いと言うか、意欲がかなり高い子が集まって来るので、非常に楽しいクラブでしたね~(昨年度)。
今年もそんな感じになるのかと思いきや、まさかの新型コロナの猛威が!
で、中止に。
何だかちょっと拍子抜け状態です。
まぁ、そんなこんなで、レクチャーを拒否されたのですが、顔を描くまでのアドバイス画像貼っておきます。
参考になるかどうかは分かりませんが~・・・・w
下描き編なので、線画が薄い青色です。
私もかつては結構へたっぴだったけど
手指が痛くなるくらいには描いて描いて描いて描きまくる日々を何年も送って、ようやく人に見られても恥ずかしくない絵になったのが、今から約15年位前だろうか。
その、15年位前の段階に来るまででも10年位は修業しまくりの日々だったので、自分の絵をどのくらい高みに持って行きたいのか?の目標地点はいつも高い所に置いていた。
実は目標は、ある程度高い所に置いておいた方が本来到達したい目標地点に到達しやすいので、その様に目標となる人を目指して描いて居たりした。
途中で自分の画力が上がって来ると、目標地点にしていた上手い絵描きさんの絵を見ても、凄い!と言う感情より、もう少し!と言う感情に切り替わって行った。
つまり人は、自分の向上心が高い人ほど成長する限界点が遠いと言う事になるのかも知れない。
向上心を長期間維持し続ける気力が無いと難しいかも知れないけど、どうしても到達してその位置から見える景色を見たいと言う目標を掲げて進んで行けば、完璧にその位置に着けなくても、近くに着く事が出来ればその景色を見る事も出来るだろう。
向上心を途中で、道半ばで失ったり諦めたりする人もたくさん居るけれども、その人は多分自分の限界点を悟った人だと思うので、それはそれで潔いと思うのだ。
と、絵描きの人の向上心は色んな高さがあると思うけど、レクチャー途中で投げ出すような人は多分と言うかきっと、今の状況から一生抜け出せない気がしますし、何より礼儀がなって無いな。
その辺は、人としてどうかな?って思います。